Excelで元利均等返済を簡単に計算！初心者でもできる住宅ローン返済シミュレーション

2025.07.25

住宅ローンを組む際、「毎月の返済額が一定で、返済総額がいくらになるのか」を把握することは非常に重要です。特に、Excelを使って自分で計算できると、返済計画を立てやすくなります。今回は、Excelを使って「元利均等返済」の計算方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。

元利均等返済とは？

Excelのイメージ

まず、元利均等返済とは、毎月の返済額が一定となる返済方法です。返済額は、元金と利息の合計で構成されており、返済が進むにつれて利息部分が減少し、元金部分が増加します。これにより、返済総額が予測しやすくなります。

Excelを使えば、簡単に毎月の返済額を計算できます。以下の手順で試してみましょう。

まず、以下の情報をExcelに入力します。

ここがポイント！

次に、PMT関数を使って毎月の返済額を計算します。PMT関数の書式は以下の通りです。

=PMT(利率, 期間, 現在価値, , )

例えば、年利1.0%を月利に換算すると0.0833%（1.0% ÷ 12）となります。返済期間35年は420ヶ月（35 × 12）です。借入金額3,000万円を入力すると、以下のように計算できます。

=PMT(0.000833, 420, 30000000)

この式をExcelに入力すると、毎月の返済額が表示されます。

さらに、返済予定表を作成することで、各月の返済額、元金部分、利息部分、残高などを確認できます。返済予定表を作成するには、以下の項目を含めると良いでしょう。

ここがポイント！

これらの項目をExcelに入力し、計算式を設定することで、返済の進捗を可視化できます。

元金均等返済では、毎月の元金部分が一定で、利息部分が減少していきます。これにより、返済総額は元利均等返済よりも少なくなりますが、初期の返済額が高くなります。

はい、元利均等返済の場合は「PMT関数」、元金部分を求める場合は「PPMT関数」、利息部分を求める場合は「IPMT関数」があります。これらの関数を組み合わせることで、詳細な返済計画を立てることができます。

Excelの関数を使うのが難しい場合は、オンラインのローンシミュレーションツールを利用するのも一つの方法です。これらのツールでは、必要な情報を入力するだけで、返済額や返済予定表を自動で計算してくれます。

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今回は、Excelを使って「元利均等返済」の計算方法を解説しました。自分で計算できるようになると、返済計画を立てやすくなり、ローンの管理がしやすくなります。ぜひ、今回の内容を参考にして、自分の住宅ローンの返済計画を立ててみてください。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。