住宅ローンを組んだとき、毎月の返済額や残高の推移を把握することはとても大切です。しかし、金融機関から送られてくる返済予定表は、専門用語が多くて分かりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、Excelを使って「元利均等返済」の返済予定表を自分で作成する方法をご紹介します。これを理解すれば、返済計画を自分のペースで管理できるようになりますよ。
元利均等返済とは?
まず、元利均等返済について簡単に説明します。
- 毎月の返済額が一定で、返済期間中ずっと同じ金額を支払い続ける方法です。
- 最初は利息の割合が高く、返済が進むにつれて元金の割合が増えていきます。
- 返済額が一定なので、家計の管理がしやすいという特徴があります。
Excelで返済予定表を作る準備
返済予定表を作成するために、まず以下の情報を用意しましょう。
- 借入金額(例1,000万円)
- 金利(例年2%)
- 返済期間(例35年)
- ボーナス返済の有無(今回はボーナス返済なしで進めます)
これらの情報をもとに、返済予定表を作成していきます。
返済予定表の作成手順
返済予定表は、以下の項目で構成されます。
- 返済回数(1回目、2回目、…)
- 返済予定月(年月)
- 支払利息(その月に支払う利息)
- 支払元本(その月に返済する元金)
- 返済額合計(利息と元本の合計)
- 残高(返済後の借入残高)
これらをExcelに入力していきます。
毎月の返済額を計算する
ExcelのPMT関数を使って、毎月の返済額を計算します。PMT関数の書式は以下の通りです。
PMT(利率, 期間, 現在価値)
例えば、年利2%、返済期間35年、借入金額1,000万円の場合、以下のように入力します。
=PMT(2%/12, 35*12, -10000000)
この式を入力すると、毎月の返済額が計算されます。
返済予定表の各項目を計算する
返済予定表の各項目は、以下のように計算します。
- 支払利息前月の残高 × 月利率
- 支払元本毎月の返済額 − 支払利息
- 返済額合計支払利息 + 支払元本(毎月の返済額と同じになります)
- 残高前月の残高 − 支払元本
これらの計算をExcelで行い、返済予定表を作成していきます。
返済予定表を完成させる
返済予定表の1行目にヘッダーを入力し、2行目以降に計算式を入力していきます。計算式を入力したら、必要な行数(返済回数分)までコピーして、返済予定表を完成させます。
返済予定表を活用するメリット
返済予定表を自分で作成することで、以下のようなメリットがあります。
- 返済計画を自分のペースで管理できるようになります。
- 繰り上げ返済の効果をシミュレーションすることができます。
- 返済状況を視覚的に把握できるので、家計の見直しがしやすくなります。
よくある質問や疑問
Q1: Excelが苦手でもできますか?
はい、できます。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、手順に沿って進めれば大丈夫です。慣れてくると、Excelの操作も楽しくなりますよ。
Q2: ボーナス返済を含める場合はどうすればいいですか?
ボーナス返済を含める場合は、返済額の計算式を調整する必要があります。ボーナス月の返済額を増やすことで、総返済額を減らすことができます。
Q3: 返済予定表を自動で作成する方法はありますか?
はい、あります。ExcelのVBAマクロを使うことで、返済予定表を自動で作成することができます。詳しい方法は専門のサイトや書籍で学ぶことができます。
まとめ
Excelを使って元利均等返済の返済予定表を作成することで、返済計画を自分のペースで管理できるようになります。最初は少し手間がかかりますが、慣れてくるととても便利です。ぜひ、今回の手順を参考にして、自分だけの返済予定表を作成してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。



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