Excelで印刷範囲を区切る方法｜初心者でもできる簡単ステップ

2025.07.14

エクセルで資料を印刷しようとしたとき、ページが途中で切れてしまったり、見づらくなってしまった経験はありませんか？そんなときに便利なのが「改ページプレビュー」機能です。この記事では、初心者の方でもわかりやすく、エクセルで印刷範囲を上手に区切る方法をご紹介します。

改ページプレビューとは？

Excelのイメージ

改ページプレビューは、印刷時にどこでページが切り替わるかを視覚的に確認できるモードです。これを使うことで、意図しない場所でページが切れるのを防ぎ、見やすい印刷物を作成できます。

まず、エクセルの画面上部にある「表示」タブをクリックし、「改ページプレビュー」を選択します。すると、シート上に青い点線が表示され、現在のページ区切りがわかります。

青い点線の上にカーソルを合わせると、矢印の形に変わります。これをクリックしてドラッグすることで、ページ区切りを移動できます。例えば、表の途中でページが切れてしまっている場合、その部分をドラッグして調整することで、見やすい印刷が可能になります。

特定の場所でページを区切りたい場合、区切りたい行や列を選択し、「ページレイアウト」タブから「改ページ」をクリックし、「改ページの挿入」を選択します。これで、指定した位置に新たなページ区切りが追加されます。

不要なページ区切りを削除するには、削除したい区切りの下または右のセルを選択し、「ページレイアウト」タブから「改ページ」をクリックし、「改ページの解除」を選択します。これで、選択した区切りが削除されます。

改ページプレビューで青い点線が動かせない場合、エクセルのオプション設定で「フィルハンドルおよびセルのドラッグアンドドロップを使用する」にチェックが入っていない可能性があります。これを有効にすることで、ページ区切りをドラッグで調整できるようになります。

印刷範囲を1ページに収めるには、「ページレイアウト」タブから「サイズ」をクリックし、「」を選択します。その後、「ページ設定」ダイアログボックスで「拡大縮小印刷」のオプションを調整することで、印刷範囲を1ページに収めることができます。

改ページプレビューを終了するには、「表示」タブから「標準」を選択するか、ステータスバーにある「標準」のアイコンをクリックします。これで、通常のシート表示に戻ります。

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エクセルの改ページプレビュー機能を使うことで、印刷範囲を自由に調整し、見やすい資料を作成することができます。初心者の方でも簡単に操作できるので、ぜひ活用してみてください。

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