知られざるExcelの達人技！「曜日関数かっこ」で簡単にスケジュール表を作る方法

Excelで曜日や日付を効率よく表示したいけど、どうやって自動で設定するかが分からない。そんな悩みを解決するために、今回は「曜日関数かっこ」に焦点を当てて、誰でもできる方法をわかりやすく解説します。

実際のスケジュールやカレンダーを作成する際、手動で一つ一つ日付を入力するのは非効率で、時間がかかりますよね。そんなときに、Excelの関数を駆使すれば、自動で日付や曜日を設定でき、あなたの作業時間が大幅に短縮できます。しかし、この方法を知らない人が多いのも事実です。今回は、知る人ぞ知るExcelの便利なテクニックを完全ガイドします。

Excelでスケジュール表を作るときの「曜日」「日付」「月末」の処理方法
Excelの「かっこ」を使いこなすための関数活用術
1. 絶対参照の使い方$マークの活用
よくある質問「曜日」「関数」「かっこ」に関する疑問解決
今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい！どうしたらいい？
まとめExcelでスケジュール表を作成するためのポイント

Excelでスケジュール表を作るときの「曜日」「日付」「月末」の処理方法

Excelのイメージ

まず、Excelでスケジュール表を作成する際に重要なのは、日付の自動入力と曜日の表示、そして月末に来月の日付が表示されないようにすることです。これらを関数や条件付き書式を駆使して、効率よく管理しましょう。

日付の自動入力には「DATE」関数を活用！

日付を一つ一つ手入力するのは非効率的です。Excelの「DATE」関数を使えば、指定した年と月から自動的に日付を生成することができます。例えば、セルに「2023年」、B1に「3月」を入力した場合、に「2023年3月1日」が表示されるように設定できます。

その方法は、以下のように数式を入力します。

1. に「＝DATE(＄A\$1,＄B\$1,1)」と入力します。この数式は、の年とB1の月を基に、「1日」の日付を表示します。
2. 数式をからまでコピーしていくと、月末の日付まで自動で入力されます。

これにより、毎月新しい月のスケジュールを簡単に作成できます。

曜日の自動表示には「TEXT」関数を使おう

次に、日付に対応する曜日を自動で表示させる方法です。日付に対応した曜日を表示するためには、Excelの「TEXT」関数を活用します。例えば、セルの日付に対応する曜日をB3に表示させる場合は、次のように入力します。

1. B3に「＝TEXT(,”aaa”)」と入力します。これで、に入力された日付に基づいて、曜日が表示されます。
2. この数式をB4からB33までコピーすれば、全ての日付に対応する曜日が自動で表示されます。

このように、曜日の表示も関数を使うことで、わずかな手間で自動化できるので、非常に便利です。

月末に来月の日付を表示しないための方法

カレンダーを作成しているときに、月末に翌月の日付が表示されることがありますが、これは見た目が乱れてしまいますよね。そこで、月末の来月の日付を非表示にする方法をご紹介します。条件付き書式を使えば、簡単に実現できます。

範囲を選択（例えば、からまで）します。
「ホーム」タブの「条件付き書式」を選び、「新しいルール」をクリックします。
ルールの種類として「数式を使用して書式設定するセルを決定」を選び、以下の数式を入力します。

「＝MONTH()<>\$B\$1」
4. 書式を設定するために、「塗りつぶし」タブで「色なし」を選択し、フォント色を「白」に設定します。

これで、月末に来月の日付が表示されても、文字色が白くなるため、実質的に非表示となります。すっきりとしたカレンダーが完成します。

Excelの「かっこ」を使いこなすための関数活用術

次に、Excelにおける「かっこ」を使った関数活用術について掘り下げていきます。特に、かっこを使うことで絶対参照を設定できるため、複数のセルに同じ計算式を使う際に非常に役立ちます。

絶対参照の使い方$マークの活用

「かっこ」とは、実際にはセル参照を固定するために使います。例えば、セルとB1を参照する場合、「＝DATE(\$A\$1,\$B\$1,1)」と記述します。ここで、\$A\$1や\$B\$1は「絶対参照」と呼ばれ、これを使うことで、数式をコピーした場合にも、やB1のセルが常に参照されるように固定されます。

これにより、スケジュール表を作成する際に、どの月や年を参照しても、同じセルを指し示すことができ、誤った参照を防ぐことができます。