Excelの縦横関数完全ガイド：初心者でもわかる使い方と活用法

Excelを使っていると、「縦横関数」と呼ばれるものを耳にすることがあります。しかし、これらの関数が何を意味し、どのように活用すれば良いのか、初心者の方には少し難しく感じられるかもしれません。そこで、今回は「縦横関数」の基本から応用まで、わかりやすく解説します。特に、45歳以上のパソコンやスマホに不安がある方にも親しみやすい内容を目指しました。

縦横関数とは？

Excelのイメージ

まず、「縦横関数」とは、Excelでデータを縦（列）や横（行）方向に集計・検索・参照するための関数の総称です。代表的なものに以下があります

これらの関数を組み合わせることで、複雑なデータの中から必要な情報を効率よく抽出することができます。

VLOOKUP関数の基本的な使い方

VLOOKUP関数は、指定した値を縦方向に検索し、対応する値を返す関数です。例えば、社員番号から社員名を検索する場合などに使用します。

実際の式は以下のようになります

例えば、セルに社員番号があり、範囲B2\:C10に社員番号と社員名がある場合、社員名を取得する式は

INDEX関数とMATCH関数の組み合わせ

INDEX関数とMATCH関数を組み合わせることで、より柔軟な検索が可能になります。

• INDEX関数指定した行と列の交差点にある値を返す
• MATCH関数指定した値が範囲内のどの位置にあるかを返す

これらを組み合わせることで、行と列の位置を動的に指定することができます。

例えば、社員番号から社員名を取得する場合、以下のように使用します

この方法の利点は、列の順番が変わっても対応できる点です。VLOOKUP関数では列番号を指定するため、列の順番が変わると正しい結果が得られませんが、INDEXとMATCHの組み合わせではそのような問題がありません。

よくある質問や疑問

Q1: VLOOKUP関数とINDEX/MATCH関数の違いは何ですか？

VLOOKUP関数は、検索範囲の左端の列から右方向にしか検索できません。一方、INDEX/MATCH関数の組み合わせは、検索範囲のどの列からでも検索が可能です。また、INDEX/MATCH関数は列の順番が変わっても影響を受けません。

Q2: VLOOKUP関数で完全一致と近似一致の違いは何ですか？

完全一致（FALSE）は、検索値と完全に一致するデータを返します。近似一致（TRUE）は、検索値に最も近い値を返します。通常、正確な一致を求める場合はFALSEを使用します。

Q3: INDEX/MATCH関数の組み合わせはどのような場面で活用できますか？

INDEX/MATCH関数の組み合わせは、VLOOKUP関数では対応できない複雑な検索や、列の順番が変更される可能性がある場合に特に有効です。

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まとめ

Excelの縦横関数を使いこなすことで、大量のデータから必要な情報を迅速に抽出することができます。最初は難しく感じるかもしれませんが、実際に手を動かして練習することで、徐々に理解が深まります。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。