Excelで数値を四捨五入する方法を知りたいけれど、専門用語が多くて難しそうに感じていませんか？今回は、パソコンやスマホの操作に不安がある方でも安心して学べるよう、わかりやすく解説します。実際の例を交えながら、Excelの「ROUND関数」を使って、数値を四捨五入する方法を一緒に学んでいきましょう。
ROUND関数とは？
Excelのイメージ
ROUND関数の基本的な使い方
Excelの「ROUND関数」は、指定した桁数で数値を四捨五入するための関数です。使い方はとても簡単で、以下のように入力します。
＝ROUND(数値, 桁数)
* 「数値」には、四捨五入したい元の値を入力します。
* 「桁数」には、四捨五入したい桁数を指定します。例えば、小数点以下第一位を四捨五入したい場合は「0」、小数点以下第二位を四捨五入したい場合は「1」と入力します。
桁数の指定方法
桁数の指定方法は以下のようになります。
- 0小数点以下第一位
- 1小数点以下第二位
- 2小数点以下第三位
- -1一の位
- -2十の位
- -3百の位
例えば、数値「1234.567」を小数点以下第二位で四捨五入したい場合、以下のように入力します。
＝ROUND(1234.567, 1)
結果は「1234.6」となります。
実際の例で確認してみましょう
例えば、商品の価格が「1234.567円」の場合、小数点以下を四捨五入して「1234.6円」と表示させたいときに、ROUND関数を使います。これにより、請求書や見積書などで端数を適切に処理することができます。
切り上げ・切り捨てもお手の物！ROUNDUP関数とROUNDDOWN関数
ROUNDUP関数（切り上げ）の使い方
数値を指定した桁数で切り上げたい場合は、「ROUNDUP関数」を使用します。使い方は以下のようになります。
＝ROUNDUP(数値, 桁数)
例えば、数値「1234.567」を小数点以下第一位で切り上げたい場合、以下のように入力します。
＝ROUNDUP(1234.567, 0)
結果は「1235」となります。
ROUNDDOWN関数（切り捨て）の使い方
数値を指定した桁数で切り捨てたい場合は、「ROUNDDOWN関数」を使用します。使い方は以下のようになります。
＝ROUNDDOWN(数値, 桁数)
例えば、数値「1234.567」を小数点以下第一位で切り捨てたい場合、以下のように入力します。
＝ROUNDDOWN(1234.567, 0)
結果は「1234」となります。
切り上げ・切り捨ての使い分け
ROUNDUP関数数値を指定した桁数で切り上げます。例えば、商品の価格が「1234.567円」の場合、切り上げて「1235円」と表示させたいときに使用します。
ROUNDDOWN関数数値を指定した桁数で切り捨てます。例えば、商品の価格が「1234.567円」の場合、切り捨てて「1234円」と表示させたいときに使用します。
よくある質問や疑問
Q1: ROUND関数で四捨五入する際、桁数を0にするとどうなりますか？
桁数を0に設定すると、小数点以下第一位で四捨五入されます。例えば、数値「1234.567」をROUND関数で四捨五入すると、「1235」となります。
Q2: ROUND関数とROUNDUP関数の違いは何ですか？
ROUND関数は指定した桁数で四捨五入を行いますが、ROUNDUP関数は指定した桁数で切り上げを行います。例えば、数値「1234.567」を小数点以下第一位で四捨五入すると「1235」ですが、切り上げると「1235」となります。
Q3: ROUND関数で負の数値を四捨五入することはできますか？
はい、ROUND関数は負の数値にも対応しています。例えば、数値「-1234.567」を小数点以下第一位で四捨五入すると、「-1235」となります。
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まとめ
今回は、Excelの「ROUND関数」を使って、数値を四捨五入する方法を解説しました。さらに、切り上げや切り捨てもできる「ROUNDUP関数」と「ROUNDDOWN関数」についても学びました。これらの関数を使いこなすことで、請求書や見積書などの作成がよりスムーズになります。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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