皆さん、Excelを使っていて「#DIV/0!」や「#N/A」といったエラー表示に困ったことはありませんか?これらのエラーは、数式やデータ入力の際によく見られます。今回は、これらのエラーを上手に無視し、作業をスムーズに進める方法をご紹介します。
エラー表示の原因と対処法
まず、エラーが表示される主な原因と、その対処法を見ていきましょう。
#DIV/0! エラーとは?
これは、数式で「0」で割り算をしようとしたときに表示されるエラーです。例えば、売上を個数で割って単価を求める際、個数が「0」だとこのエラーが出ます。
#N/A エラーとは?
このエラーは、VLOOKUP関数などで指定したデータが見つからないときに表示されます。例えば、商品コードを入力して商品名を表示させる際、存在しないコードを入力するとこのエラーが出ます。
IFERROR関数でエラーを回避する
これらのエラー表示を避けるために、IFERROR関数が便利です。この関数を使うと、エラーが発生したときに別の値やメッセージを表示できます。
IFERROR関数の使い方
IFERROR関数の基本的な構文は以下のとおりです
=IFERROR(計算式, エラー時に表示する値)
例えば、売上を個数で割る計算でエラーを避けるには
=IFERROR(売上/個数, "エラー")
このように入力すると、個数が「0」のときでも「エラー」と表示され、見た目がすっきりします。
AGGREGATE関数でエラーを無視して集計する
データの集計時にエラーが含まれていると、正しい結果が得られません。そんなときは、AGGREGATE関数が役立ちます。
AGGREGATE関数の使い方
AGGREGATE関数は、エラーを無視してデータを集計できます。例えば、エラーを無視して平均を計算するには
=AGGREGATE(1, 6, 範囲)
ここで、「1」は平均を意味し、「6」はエラーを無視する設定です。これにより、エラーが含まれていても正しい平均値を求めることができます。
エラーインジケーターを非表示にする方法
エラーが表示されると、セルの左上に小さな三角形(エラーインジケーター)が表示されることがあります。これが気になる場合は、非表示にすることも可能です。
エラーインジケーターの非表示手順
1. Excelの「ファイル」タブをクリックします。
2. 「オプション」を選択します。
3. 「数式」タブをクリックします。
4. 「エラーチェック」セクションの「バックグラウンドでエラーチェックを行う」のチェックを外します。
これで、エラーインジケーターが表示されなくなります。
よくある質問や疑問
IFERROR関数はどのバージョンのExcelで使えますか?
IFERROR関数は、Excel 2007以降のバージョンで使用可能です。古いバージョンでは、IFとISERROR関数を組み合わせて同様の処理ができます。
エラーを無視して合計を求める方法はありますか?
はい、AGGREGATE関数を使うと、エラーを無視して合計を求めることができます。具体的には、以下のように入力します
=AGGREGATE(9, 6, 範囲)
ここで、「9」は合計を意味し、「6」はエラーを無視する設定です。
まとめ
Excelでのエラー表示は、一見すると厄介ですが、適切な関数や設定を使うことで簡単に対処できます。IFERROR関数やAGGREGATE関数を活用して、作業効率を向上させましょう。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。



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