Excelで「〇〇さんは、男性で、30歳以上の営業部の社員が何人いるか?」といった複数の条件を同時に満たすデータを数えたいとき、COUNTIFS(カウント・イフ・エス)関数が便利です。今回は、初心者の方でもわかりやすいように、実際の例を交えて解説します。
COUNTIFS関数とは?
COUNTIFS関数は、複数の条件を同時に指定して、その条件をすべて満たすセルの個数をカウントするExcelの関数です。例えば、以下のようなデータがあるとします。
名前 | 性別 | 年齢 | 部署 |
---|---|---|---|
田中 | 男 | 35 | 営業部 |
佐藤 | 女 | 28 | 経理部 |
鈴木 | 男 | 40 | 営業部 |
高橋 | 男 | 32 | 営業部 |
この中で、「男性で、30歳以上の営業部の社員が何人いるか?」を数えたい場合、COUNTIFS関数を使います。
COUNTIFS関数の基本構文
COUNTIFS関数の構文は以下の通りです。
=COUNTIFS(範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2, ...)
* 範囲1: 最初の条件を適用するセルの範囲
* 条件1: 範囲1に対して数えたい条件
* 範囲2: 2番目の条件を適用するセルの範囲(必要に応じて追加)
* 条件2: 範囲2に対する条件
実際の例
上記のデータを使って、以下のようにCOUNTIFS関数を入力します。
=COUNTIFS(B2:B5, "男", C2:C5, ">=30", D2:D5, "営業部")
この式は、B2\:B5の範囲で「男」、C2\:C5の範囲で「30歳以上」、D2\:D5の範囲で「営業部」の条件をすべて満たすセルの個数をカウントします。結果として、3人が該当します。
OR条件を指定する方法
COUNTIFS関数はAND条件(すべての条件を満たす)には対応していますが、OR条件(いずれかの条件を満たす)には直接対応していません。しかし、複数のCOUNTIFS関数を組み合わせてOR条件を実現することができます。
実際の例
例えば、「営業部または経理部の男性社員」を数えたい場合、以下のように入力します。
=COUNTIFS(B2:B5, "男", D2:D5, "営業部") + COUNTIFS(B2:B5, "男", D2:D5, "経理部")
この式は、B2\:B5の範囲で「男」、D2\:D5の範囲で「営業部」または「経理部」の条件を満たすセルの個数をカウントします。結果として、2人が該当します。
COUNTIFS関数を使う際の注意点
COUNTIFS関数を使用する際には、以下の点に注意してください。
- 範囲のサイズが一致していること: 範囲1と範囲2のセル数が異なるとエラーが発生します。
- 条件にワイルドカードを使用する場合: 文字列の条件に「*」や「?」を使うことで部分一致を指定できます。
- 条件をセル参照で指定する場合: 条件を直接入力するのではなく、別のセルに条件を入力し、そのセルを参照することで、条件を変更する際に便利です。
よくある質問や疑問
COUNTIFS関数で日付を条件にする方法はありますか?
はい、COUNTIFS関数では日付も条件として指定できます。例えば、「2025年1月1日以降の日付」を条件にする場合、以下のように入力します。
=COUNTIFS(範囲, ">=2025/01/01")
日付の形式は「yyyy/mm/dd」で入力してください。
COUNTIFS関数で空白以外のセルをカウントする方法はありますか?
はい、COUNTIFS関数では空白以外のセルをカウントすることも可能です。例えば、空白以外のセルを数えたい場合、以下のように入力します。
=COUNTIFS(範囲, "<>")
この式は、指定した範囲内で空白以外のセルの個数をカウントします。
今すぐ解決したい!どうしたらいい?
いま、あなたを悩ませているITの問題を解決します!
「エラーメッセージ、フリーズ、接続不良…もうイライラしない!」
あなたはこんな経験はありませんか?
✅ ExcelやWordの使い方がわからない💦
✅ 仕事の締め切り直前にパソコンがフリーズ💦
✅ 家族との大切な写真が突然見られなくなった💦
✅ オンライン会議に参加できずに焦った💦
✅ スマホの重くて重要な連絡ができなかった💦
平均的な人は、こうしたパソコンやスマホ関連の問題で年間73時間(約9日分の働く時間!)を無駄にしています。あなたの大切な時間が今この悩んでいる瞬間も失われています。
LINEでメッセージを送れば即時解決!
すでに多くの方が私の公式LINEからお悩みを解決しています。
最新のAIを使った自動応答機能を活用していますので、24時間いつでも即返信いたします。
誰でも無料で使えますので、安心して使えます。
問題は先のばしにするほど深刻化します。
小さなエラーがデータ消失や重大なシステム障害につながることも。解決できずに大切な機会を逃すリスクは、あなたが思う以上に高いのです。
あなたが今困っていて、すぐにでも解決したいのであれば下のボタンをクリックして、LINEからあなたのお困りごとを送って下さい。
ぜひ、あなたの悩みを私に解決させてください。
まとめ
COUNTIFS関数を使うことで、複数の条件を同時に満たすデータの個数を簡単にカウントすることができます。AND条件だけでなく、複数のCOUNTIFS関数を組み合わせることでOR条件も実現可能です。これらのテクニックを活用することで、Excelでのデータ分析がより効率的になります。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
コメント