「Excelって毎回同じ作業の繰り返しで、正直しんどいな…」と思ったことはありませんか?実はわたし自身も、何百人もの初心者の方を教えてきた中で、「データの取り込みが面倒」「複雑な数式がわからない」「PDFで送りたいけど方法がわからない」というお悩みを耳にし続けてきました。そのたびに「もっと楽になれたらいいのに」と感じていたんです。
2026年1月のExcelアップデートは、まさにその「しんどい」を一気に解決してくれる、近年でも特に大きなアップデートです。AIが本格的にExcelに溶け込み始め、ブラウザ版でもデスクトップ版と同じ強力な機能が使えるようになり、データ取り込みが関数一発で済む時代がついに来ました。
- AIエージェントモード(AgentMode)がWindowsで正式リリース、Macにも順次展開中で、日本語の自然文で指示するだけで複雑な作業が自動化される。
- ブラウザ版ExcelにフルパワーQueryが搭載され、インストール不要でデータ加工が完結できるようになった。
- 新関数IMPORTCSVとIMPORTTEXTにより、CSVやテキストファイルを数式一つで取り込めるようになり、作業時間を大幅に短縮できる。
- ExcelのAIエージェントモードとは何か?初心者でもわかる基本
- ブラウザ版Excelに「Power Query」が正式搭載された意味
- 知らないと損!新関数IMPORTCSVとIMPORTTEXTの使い方
- OfficeスクリプトでPDF一括送信ができるようになった!
- エラーカードが「説明してくれる」ようになった!初心者に優しい新機能
- 現場で即使えるVBAコード集!新機能と組み合わせると最強になる
- 現場のプロが経験したリアルなトラブルとその解決策
- 組み合わせるだけで生産性が爆上がりするテクニック集
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- 2026年1月Excel新機能のよくある質問
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
ExcelのAIエージェントモードとは何か?初心者でもわかる基本
「エージェントモード」は従来のCopilotとどう違うの?
これ、実はわたしも最初に「Copilotって前からあったよね?」と思ったんですが、エージェントモード(AgentMode)は全然レベルが違います。
従来のCopilotは、あくまで「アドバイスしてくれるアシスタント」でした。「この数式はどう書けばいい?」と聞くと答えは返ってきますが、実際にシートを操作するのは自分でした。一方、エージェントモードは「自律的に動いてくれる共同作業者」です。
ユーザーが目標を自然な言葉で伝えるだけで、エージェントモードが数式の作成やデータ整理などの複数ステップの作業を自動的に実行してくれます。複雑なスプレッドシートの操作が苦手な人でも、高度な分析や集計、レポート作成が可能になります。
たとえば「この売上データを月別に集計して、グラフと合わせてピボットテーブルも作って」と日本語で伝えれば、エージェントモードが計画を立てて実行してくれるのです。大丈夫、自分でVBAを書く必要はありません。
GPT・Claudeを切り替えられる「モデルスイッチャー」が便利!
今回のアップデートで、エージェントモードにはOpenAIのGPTとAnthropicのClaudeという2つのAIモデルを切り替えられる「モデルスイッチャー」が追加されました。タスクの内容に応じて最適なモデルを自動選択する「Autoモード」も用意されています。
これは地味にすごい機能です。財務モデルには論理的思考が得意なモデルを、文書作成には言語が得意なモデルを、といった使い分けが将来的にはますます重要になっていきます。
さらに今回のエージェントモードには、インターネット検索と連動する「ウェブ検索グラウンディング」機能も追加され、リアルタイムの情報をExcel内の分析に取り込めるようになりました。タスクの成功率も向上し、一般的なExcel操作でのレイテンシ(処理の遅れ)も改善されています。
エージェントモードを使うには何が必要?
エージェントモードを利用するには、Microsoft365 Copilotライセンス、またはMicrosoft365プレミアムプラン(一部の市場ではPersonal・Familyプランでもクレジット制で利用可能)が必要です。企業アカウントでは管理者設定によって利用可否が変わる場合もあります。
「自分のプランで使えるかな?」と心配な方は、ExcelのホームタブにCopilotボタンが表示されているか確認してみてください。表示されていれば、エージェントモードも近いうちに使えるようになります。
ブラウザ版Excelに「Power Query」が正式搭載された意味
Power Queryって何?難しそうと思っていた方へ
Power Query(パワークエリ)とは、簡単に言うと「バラバラなデータを自動でキレイに整理してくれる魔法の機能」です。複数のファイルをつなぎ合わせたり、不要な行を消したり、フォーマットを整えたりといった作業を、数式なしで直感的に設定できます。
これまでPower QueryはデスクトップのExcel(WindowsまたはMac版)でしか使えませんでしたが、2026年1月のアップデートで、ExcelのWeb版(ブラウザで開くExcel)にもPower Queryのフルバージョンが正式搭載されました。ただし、フル機能を利用するにはビジネスまたはエンタープライズのサブスクリプションが必要です。
在宅勤務でブラウザからExcelを使っているという方には朗報ですね。わざわざデスクトップアプリを起動しなくても、インポートウィザードやPower Queryエディターが使えるようになります。
ブラウザ版Power Queryの使い方は?
ブラウザ版Excelで「データ」→「データの取得」と進むと、Power Queryの画面が開きます。認証後にさまざまなデータソースから情報を引き込めます。ただし、現時点ではデータソースの一部の機能が未対応で、Microsoftは今後さらに機能を追加していく予定とのことです。
「完璧ではないけど、十分実用的」というのが正直なところです。まず試してみる価値は十分にあります。
知らないと損!新関数IMPORTCSVとIMPORTTEXTの使い方
「CSVの取り込みってなんでこんなに面倒なの?」が解決する
毎月、システムからCSVをダウンロードして、それをExcelに取り込んで…という作業、ありますよね?手作業でやっていると地味に時間がかかるし、ミスも起きやすい。
新関数IMPORTCSVは、ファイルのパス(場所)を指定するだけで、CSVファイルの内容をExcelのシート内に動的配列として一発で読み込めます。設定は最小限でよく、日付やフィールドも正しく取り込めると報告されています。
実際の使い方の流れをお伝えします。
- WindowsのエクスプローラーでCSVファイルを右クリックし、「パスのコピー」を選択する。
- Excelの空きセルに「=IMPORTCSV(」と入力し、コピーしたパスをそのまま貼り付けてEnterを押す。
- データが自動的に行と列に展開されてシートに表示される。
一方、IMPORTTEXTはセミコロン区切り・タブ区切り・パイプ区切りなど、カンマ以外のさまざまな区切り文字に対応していて、より柔軟に使えます。書式は「=IMPORTTEXT(パス, 区切り文字, 省略行数, 取得行数, エンコード, ロケール)」です。
迷ったときのシンプルな判断基準は、「ふつうのCSVファイルならIMPORTCSV」「タブ区切りや珍しい形式のテキストファイルならIMPORTTEXT」でOKです。
IMPORTCSVとPower Queryはどっちを使えばいい?
日常的なCSVやテキストファイルを素早く取り込みたい場合は、IMPORTCSVとIMPORTTEXTの方がはるかに速い方法です。ただし、Power Queryはデータの変換や複数ソースの結合など、より複雑な処理に引き続き最適です。
「ちょっと確認したいだけ」ならIMPORTCSV、「毎月の定型レポートで複数データを加工したい」ならPower Query、という使い分けがおすすめです。また、データを更新するときは「データ」タブの「すべて更新」を使います。「クエリと接続」の画面にはIMPORTCSVが表示されないので、この点は覚えておくと良いでしょう。
現時点でIMPORTCSV・IMPORTTEXTは誰でも使えるの?
2026年1月現在、これらの関数はWindowsのExcel365ベータチャンネル(Insiderプログラムのバージョン2502ビルド18604.20002以降)でのみ利用可能です。一般ユーザーへの展開時期はまだ発表されていません。
先取りして試したい方は、Microsoftの「Insiderプログラム」に参加することで、いち早く使えます。ただし、ベータ版は不具合が出ることもあるので、業務で使う本番環境での利用は正式リリースを待つのがおすすめです。
OfficeスクリプトでPDF一括送信ができるようになった!
今回のアップデートで、Office ScriptsによるワークシートのPDF保存とメール送信機能が、Windows・Mac・ブラウザ版のすべてのプラットフォームで利用できるようになりました。これはMicrosoftが「Feedback in Action(#FIA)」、つまりユーザーの声をそのまま機能にしたものです。
毎週・毎月のレポートをPDFにして上司やチームに送る作業を手動でやっていた方、これで自動化できます。Office Scriptsでスクリプトを作成しておけば、ボタン一つで「保存→PDF変換→メール送信」まで一気に処理できます。VBAの知識がなくても、JavaScriptベースのOffice Scriptsなら比較的入門しやすく、Microsoft公式のサンプルコードも豊富にあります。
エラーカードが「説明してくれる」ようになった!初心者に優しい新機能
Windowsのデスクトップ版Excelでは、新しい「説明型エラーカード(Descriptive error cards)」機能がInsiderユーザー向けに公開されました。これまでのエラー表示は「#VALUE!」「#REF!」などの暗号のような記号だけでしたが、新機能では何が間違っていてどう直せばよいかを具体的に説明してくれます。
「#VALUE!って何?」と戸惑ったことがある方は多いはずです。これが日本語で「このセルの値が数値ではないため計算できません」のように教えてくれれば、初心者でも自力で修正できるようになりますね。この機能もまずはInsider向けの展開で、今後一般ユーザーにも順次提供されます。
十分な情報が揃いました。追加記事を作成します。
現場で即使えるVBAコード集!新機能と組み合わせると最強になる
2026年1月のExcelアップデートで新しい機能が続々と追加されましたが、「でも自分の職場ではまだVBAマクロを使っているし…」という方も多いはずです。実はそれ、全然悪くないんです。VBAと新機能を「いいとこ取り」で組み合わせるのが、2026年現在の賢いExcel活用術です。ここでは、現場でよく要望が上がるのに意外と知られていないVBAコードを、実践的な解説付きで紹介します。
VBAコード①フォルダ内のCSVファイルを一括取り込みして統合する
毎月、システムから部門ごとに別々のCSVファイルが出力されてくるシステムを使っている職場、多いですよね。「10個のCSVを手動で開いてコピペして…」という作業、正直しんどいです。わたし自身もこれで悩んでいる方を何十人も見てきました。次のVBAで一気に解決できます。
Sub ImportAllCSVsFromFolder()
Dim folderPath As String
Dim fileName As String
Dim wb As Workbook
Dim ws As Worksheet
Dim masterSheet As Worksheet
Dim lastRow As Long
'★ここにフォルダのパスを入れてください(最後に\をつける)
folderPath = "C:\Users\YourName\Documents\CSV_Data\"
'統合先のシートを用意する
Set masterSheet = ThisWorkbook.Sheets("統合データ")
masterSheet.Cells.ClearContents
lastRow = 1
fileName = Dir(folderPath & "*.csv")
Do While fileName <> ""
Set wb = Workbooks.Open(folderPath & fileName)
Set ws = wb.Sheets(1)
Dim lastDataRow As Long
lastDataRow = ws.Cells(ws.Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
'1行目(ヘッダー)は最初のファイルのみコピー
If lastRow = 1 Then
ws.Rows(1).Copy masterSheet.Rows(lastRow)
lastRow = lastRow + 1
End If
'2行目以降のデータをコピー
ws.Range("A2:Z" & lastDataRow).Copy _
masterSheet.Cells(lastRow, 1)
lastRow = lastRow + lastDataRow - 1
wb.Close SaveChanges:=False
fileName = Dir()
Loop
MsgBox "取り込み完了!" & lastRow - 1 & "行のデータが統合されました。"
End Sub
このコードのポイントは3つです。まず「統合データ」という名前のシートを事前に作っておく必要があります。次に、ヘッダー行(1行目)は最初のCSVファイルのものだけをコピーし、2ファイル目以降はデータ行のみを追記していくので、ヘッダーが重複しません。そして、フォルダ内の全CSVを自動的に処理するので、ファイルが増えても何も変更不要です。
新機能との組み合わせ技このVBAで統合した後、エージェントモードに「このデータを月別・部門別にまとめてピボットテーブルを作って」と指示すると、分析まで自動化できます。
VBAコード②エラーセルを自動で検出して一覧リストを作るマクロ
大量のデータを扱っていると「どこかにエラーがある気がするけど、探すのが大変すぎる」という状況はよく起きます。2026年1月のアップデートで「説明型エラーカード」が追加されましたが、それはInsider版限定。一般ユーザーはVBAで先回りして対処できます。
Sub ListAllErrors()
Dim ws As Worksheet
Dim reportWs As Worksheet
Dim cell As Range
Dim errorCount As Long
'★チェック対象のシート名を指定
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("データ")
'「エラーレポート」シートがなければ作成
On Error Resume Next
Set reportWs = ThisWorkbook.Sheets("エラーレポート")
On Error GoTo 0
If reportWs Is Nothing Then
Set reportWs = ThisWorkbook.Sheets.Add(After:=ws)
reportWs.Name = "エラーレポート"
Else
reportWs.Cells.ClearContents
End If
'見出し行を作成
reportWs.Cells(1, 1).Value = "セル番地"
reportWs.Cells(1, 2).Value = "エラーの種類"
reportWs.Cells(1, 3).Value = "セルの数式"
reportWs.Cells(1, 4).Value = "ヒント"
errorCount = 0
For Each cell In ws.UsedRange
If IsError(cell.Value) Then
errorCount = errorCount + 1
reportWs.Cells(errorCount + 1, 1).Value = cell.Address
reportWs.Cells(errorCount + 1, 2).Value = CStr(cell.Value)
reportWs.Cells(errorCount + 1, 3).Value = cell.Formula
'エラーの種類に応じた日本語ヒントを自動追加
Select Case CStr(cell.Value)
Case "#VALUE!"
reportWs.Cells(errorCount + 1, 4).Value = _
"データ型が不一致。文字列と数値を混在させていないか確認"
Case "#REF!"
reportWs.Cells(errorCount + 1, 4).Value = _
"参照先のセルが削除されています。数式を確認してください"
Case "#DIV/0!"
reportWs.Cells(errorCount + 1, 4).Value = _
"0で割り算しています。IFERROR関数で保護してください"
Case "#N/A"
reportWs.Cells(errorCount + 1, 4).Value = _
"VLOOKUP等で値が見つかりません。検索値の表記を確認"
Case "#NAME?"
reportWs.Cells(errorCount + 1, 4).Value = _
"関数名のスペルミスか未定義の名前を使用しています"
Case Else
reportWs.Cells(errorCount + 1, 4).Value = _
"数式または参照先を確認してください"
End Select
End If
Next cell
If errorCount = 0 Then
MsgBox "エラーセルは見つかりませんでした!シートはクリーンです。"
Else
MsgBox errorCount & "個のエラーを「エラーレポート」シートに一覧化しました。"
reportWs.Activate
End If
End Sub
これは本当に現場で重宝します。エラーをただ見つけるだけでなく、エラーの種類に応じた日本語のヒントまで自動で入力してくれます。新機能の「説明型エラーカード」と発想は同じですが、こちらは全ユーザーが今すぐ使えるのが強みです。
VBAコード③シートを自動でPDF変換してファイル保存するマクロ
今回のアップデートではOffice ScriptsでPDFメール送信ができるようになりましたが、クラウド版ではなくデスクトップのExcelで業務しているという方はVBAでPDF変換が確実です。
Sub SaveSheetAsPDF()
Dim ws As Worksheet
Dim savePath As String
Dim fileName As String
Dim today As String
'★PDF化したいシートを指定
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("月次報告")
'今日の日付をファイル名に自動で入れる(例月次報告_20260312.pdf)
today = Format(Now(), "YYYYMMDD")
fileName = ws.Name & "_" & today & ".pdf"
'保存先はこのExcelファイルと同じフォルダに自動で設定
savePath = ThisWorkbook.Path & "\" & fileName
'印刷範囲を自動で設定してPDF出力
ws.ExportAsFixedFormat _
Type:=xlTypePDF, _
fileName:=savePath, _
Quality:=xlQualityStandard, _
IncludeDocProperties:=True, _
IgnorePrintAreas:=False, _
OpenAfterPublish:=True '←TrueにするとPDFが自動で開きます
MsgBox "PDFを保存しました" & vbCrLf & savePath
End Sub
ポイント「OpenAfterPublish:=True」にすると保存後すぐにPDFが開いて確認できます。確認不要なら「False」に変えてください。今日の日付がファイル名に自動で入るので、ファイルが増えても整理が楽です。
現場のプロが経験したリアルなトラブルとその解決策
「Power Queryが突然更新できなくなった!」というパニック
Power Queryを使い始めた方から、「昨日まで使えていたのに今日突然更新できなくなった!」という連絡をよく受けます。これ、焦らなくて大丈夫です。原因はほぼ決まっています。
まず確認してほしいのが接続元ファイルの移動・リネームです。参照しているCSVやExcelファイルを別のフォルダに移したり、名前を変えたりすると、Power Queryが「そんなファイルどこにあるの?」と迷子になります。解決策は、Power Queryエディターを開いて「適用したステップ」の一番上にある「ソース」をクリックし、ファイルパスを新しい場所に書き直すことです。
次によくある原因がExcelのセキュリティ設定です。特に社内のネットワークフォルダや社外から持ってきたファイルを参照していると、「外部コンテンツの有効化」を求めるメッセージが出ることがあります。このメッセージが出ているときは更新ボタンを押しても何も起きません。黄色いバーの「コンテンツの有効化」ボタンを押してから再度更新を試みてください。
3つ目の原因はPower Queryのステップ内で使った列名が変わってしまったケースです。元データの列名(ヘッダー)を変更すると、Power Query内で「そんな列はない」というエラーが発生します。Power Queryエディターを開き、エラーが表示されているステップをクリックして、列名を現在の名前に修正します。
「エージェントモードが動かない・表示されない」ときの確認手順
「Copilotボタンはあるのにエージェントモードが見当たらない」という声も最近よく聞きます。確認すべき点を順番に見ていきましょう。
まず、Excelのバージョンが最新かどうかを確認します。「ファイル」→「アカウント」→「更新オプション」→「今すぐ更新」で最新版にします。エージェントモードはバージョンが古いと表示されません。次に、Microsoft365のライセンスを確認します。エージェントモードはCopilotライセンスが必要です。会社支給のアカウントの場合、管理者がCopilot機能を制限している可能性もあります。IT部門に確認してみてください。
また、エージェントモードはCopilotの「チャット」パネルを開いた後、パネル上部に「エージェント」タブまたは「エージェントとして実行」のような切り替えが表示されます。見当たらない場合は、パネルの右上にある設定アイコンや「その他のオプション」をクリックすると見つかることもあります。
「IMPORTCSVで文字化けが起きた!」への対処法
特に日本語が含まれるCSVファイルを取り込むとき、文字化けが発生することがあります。これはファイルの文字コード(エンコード)の問題です。IMPORTCSVとIMPORTTEXTには「locale(ロケール)」パラメーターがありますが、文字コードが合わないときはIMPORTTEXTに切り替えてエンコードを明示的に指定するのが有効です。
たとえばShift-JIS(日本語の古いシステムで多い文字コード)で作られたファイルは「=IMPORTTEXT(“ファイルパス”, “,”, 0, , “shift_jis”)」のように指定することで文字化けを防げます。UTF-8のファイルは通常のIMPORTCSVで問題なく読み込めます。ファイルを作成したシステムの担当者に「このCSVの文字コードは何ですか?」と確認するのが一番確実な方法です。
組み合わせるだけで生産性が爆上がりするテクニック集
エージェントモード×IMPORTCSV×FILTERの最強コンボ
「毎日届くCSVを取り込んで、特定の条件でフィルタリングして報告書を作る」という作業を完全自動化できます。具体的な流れはこうです。
まず、IMPORTCSV関数でCSVファイルを取り込み、動的配列としてシートに展開します。次に、その配列をFILTER関数と組み合わせて「売上が10万円以上の行だけを抽出」などの条件絞り込みを数式一発で実現します。さらにSORT関数で並び替え、GROUPBY関数(Microsoft365最新版で使用可能)で集計すると、元のCSVが更新されるたびに全ての集計も自動更新されます。ここまで整えたら、エージェントモードに「このデータをもとに、月次トレンドの折れ線グラフと部門別の棒グラフを作って、コメントも添えて」と指示するだけで報告書の完成形が出来上がります。
数式で言うと、たとえば次のような組み合わせが実用的です。「=FILTER(IMPORTCSV(“C:\sales\data.csv”), IMPORTCSV(“C:\sales\data.csv”) の3列目 >= 100000)」という形で、取り込みとフィルタリングを1ステップにまとめることも可能です。
Power Query×Power Automate×Office Scriptsで「ゼロタッチ報告書」を作る
これは少し上級者向けですが、一度設定してしまえば毎週・毎月の報告業務から完全に解放されます。Power Queryでデータ源泉(社内システムやSharePointのCSVなど)を接続・加工するクエリを作成しておきます。Power Automateでスケジュール設定(例毎月曜日の朝9時)を組み、Excelを自動で開いてデータ更新、さらにOffice ScriptsでPDF変換・メール送信まで一連の流れを全自動化できます。これを設定した方は「月曜の朝、会社に来たらもう報告書が送られていた」と感動されていました。
LAMBDA関数でオリジナル関数を作って全社展開する
意外と知られていない強力な機能がLAMBDA関数です。これを使うと、自分だけのオリジナル関数を作って、VBAを使わずにExcelの「数式バー」だけで独自ロジックを再利用できます。たとえば「消費税計算」「特定の文字列フォーマット変換」「社内独自の評価ロジック」などを名前付きの関数として定義しておけば、誰でも「=消費税計算(金額)」のように呼び出せます。
名前マネージャー(Ctrl+F3)から新しい名前を作成し、参照先に「=LAMBDA(金額, 金額 * 1.1)」と入力するだけです。エージェントモードに「このLAMBDA関数をもっと複雑なロジックに改造して」と依頼することで、AIと協力して高度な関数を短時間で作れます。これはVBA開発者がいない職場でも、Excelの自動化をぐっと進められる実践的なテクニックです。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで読んでくれた方に、専門家として本音をお伝えします。
2026年1月のExcelアップデートは正直言って「革命的」です。でも、多くの人が陥りがちな落とし穴があります。それは「新機能をとりあえず全部試そうとすること」です。エージェントモードもIMPORTCSVも説明型エラーカードも、全部一度に覚えようとすると確実に挫折します。
わたしが1000人以上に教えてきた経験から言うと、Excelで本当に生産性が上がる人は「今自分が一番時間を取られている作業は何か?」を一つ特定して、その一点を集中的に自動化・効率化します。
具体的には、まず今週中に自分の「最もしんどい繰り返し作業」を一つ書き出してみてください。それがCSVの取り込みならIMPORTCSVを試す。毎月のPDF報告書ならOfficeScriptsのPDF送信を試す。複雑なデータ分析に時間がかかっているならエージェントモードを試す。この順番で一つずつ本物の自分の業務に適用していくのが、最速で使いこなせるようになる方法です。
そして、もう一つ大事なことをお伝えします。エージェントモードが出してきた結果は、必ず自分の目で確認してください。AIは「それらしい答え」を出すのが得意ですが、業務データの細かいルールや例外処理は人間にしかわかりません。AIを頼りすぎず、AIを「賢いアシスタント」として使いこなす姿勢が、2026年のExcel活用で最も大事なマインドセットです。
VBAをまだ使っている方も、捨てる必要はありません。VBAは従来システムとの互換性のために残しつつ、新しい業務にはOffice ScriptsやPower Automateを採用していくというハイブリッド戦略が、多くの企業で現実的な選択肢になっています。焦らず、自分のペースで一つずつ新機能を取り入れていくのが、長く使い続けられる賢いやり方です。
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2026年1月Excel新機能のよくある質問
エージェントモードを使うとデータが外部に送られて大丈夫?
これは多くの企業の情報システム担当者から聞かれる質問です。エージェントモードはCopilotを通してAIモデルにプロンプトや場合によってはワークブックの情報が送信される仕組みです。GDPR・HIPAAなどのデータ規制に関わる企業は、Microsoft側のデータ処理ポリシーを確認した上で利用することが重要です。企業アカウントでは管理者が利用可否を制御できます。個人の家計管理や学習用途なら気にせず使えますが、機密情報を含む業務データには注意が必要です。
ブラウザ版ExcelのPower Queryは無料プランでも使えますか?
ブラウザ版ExcelでのPower Queryのフル機能は、MicrosoftビジネスまたはエンタープライズのMicrosoft365サブスクリプションが必要です。個人向けの無料版(Microsoft365 Basic等)では使えない可能性があります。会社支給のMicrosoft365アカウントであれば多くの場合利用できますので、IT担当者に確認してみてください。
エージェントモードとIMPORTCSVは日本語Excelでも使えますか?
はい、エージェントモードは日本語での指示にも対応しています。IMPORTCSV・IMPORTTEXTについても、locale(ロケール)パラメーターが用意されており、日本語を含む各国のデータ形式に対応するための設定が可能です。日本語ファイルを取り込む際は文字コード(Shift-JISなど)の設定が必要になる場合がありますが、基本的な使用には問題ありません。
IMPORTCSVで取り込んだデータはExcelのテーブル機能と一緒に使えますか?
IMPORTCSV・IMPORTTEXTは動的配列関数のため、Excelのテーブル(ListObject)として直接変換することはできません。もし取り込んだデータをテーブルとして使いたい場合は、一度Power Queryで取り込む方法が現時点では確実です。使い方によって使い分けることが大切です。
今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
いま、あなたを悩ませているITの問題を解決します!
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あなたはこんな経験はありませんか?
✅ ExcelやWordの使い方がわからない💦
✅ 仕事の締め切り直前にパソコンがフリーズ💦
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小さなエラーがデータ消失や重大なシステム障害につながることも。解決できずに大切な機会を逃すリスクは、あなたが思う以上に高いのです。
あなたが今困っていて、すぐにでも解決したいのであれば下のボタンをクリックして、LINEからあなたのお困りごとを送って下さい。
ぜひ、あなたの悩みを私に解決させてください。
まとめ
2026年1月のExcelアップデートは、単なる「ちょっとした改善」ではなく、Excelの使い方そのものが変わるターニングポイントです。
エージェントモードは「数式がわからない」「自動化したいけどVBAは無理」という方の悩みを根本から解消する可能性を持っています。ブラウザ版Power Queryの正式搭載は、在宅勤務や複数デバイス利用者に大きな自由をもたらします。IMPORTCSVとIMPORTTEXTは毎日のCSV取り込み作業を関数一発に変え、Office ScriptsのPDF送信機能は定型業務の自動化を加速します。そして説明型エラーカードは、Excelを「怖いもの」から「やさしい道具」へと変えてくれます。
すぐに行動できることは3つあります。まず、今日のうちにExcelのCopilotボタンを確認してエージェントモードが使えるかチェックしましょう。次に、ブラウザ版ExcelのPower Queryを「データ」→「データの取得」から試してみてください。そして、Insiderプログラムへの参加を検討してIMPORTCSVをいち早く体験しましょう。
Excelは今、500万人以上の世界中のユーザーの声をもとに進化しています。あなたの「これ不便だな」という感覚が、次の機能につながっているかもしれません。ぜひ今日から新機能を一つずつ試して、明日の作業を少しだけ楽にしてみてください。






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