Excelで2つのシートを比較して異なるセルに色をつける方法

Excelで複数のシートを比較し、異なるセルを一目で確認できるように色付けする方法をご紹介します。特に、パソコンやスマホに不安がある方でも安心して実践できる内容です。

Excelで2つのシートを比較する理由

Excelのイメージ

例えば、家計簿や売上表など、同じ内容を異なる時期に入力した場合、どこが変わったのかを確認するのは大変です。そこで、Excelの「条件付き書式」を使うことで、異なるセルを自動的に色付けし、視覚的に違いを把握できます。

まず、色を付けたいシート（例Sheet2）のセル範囲を選択します。

次に、「ホーム」タブの「条件付き書式」から「新しいルール」を選択します。

表示されたダイアログボックスで、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選びます。

数式の入力欄に、以下のように入力します。



=<>Sheet1!

この式は、Sheet2のセルとSheet1のセルが異なる場合にTRUEとなり、条件を満たすセルに書式が適用されます。

「書式」ボタンをクリックし、表示されたダイアログボックスで「塗りつぶし」タブを選択します。お好きな色を選んで「OK」をクリックします。

最後に、「OK」をクリックして設定を適用します。これで、Sheet2のセルとSheet1の対応するセルが異なる場合に色が付けられます。

ここがポイント！

セルを他のシートのセルと比較する場合も、同様の手順で設定できます。ただし、数式内のシート名を適切に変更してください。

設定した条件付き書式を変更するには、「条件付き書式」→「ルールの管理」から該当するルールを選択し、「編集」をクリックして書式を変更できます。

複数の条件を設定するには、「新しいルール」を追加し、それぞれの条件に対して書式を設定します。複雑な条件式を使用する場合は、数式を工夫して組み合わせることが可能です。

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Excelの「条件付き書式」を活用することで、2つのシートを比較し、異なるセルを視覚的に確認できます。特に、データの差異を迅速に把握したい場合に非常に便利な機能です。ぜひ、実際の業務や日常の作業で活用してみてください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。