Excel VBAで「計算ドリル」を作ってみよう！演算子と条件分岐を使った実践マクロ入門

Excel VBAを使って、計算ドリルを作成してみませんか？今回は、初心者の方でもわかりやすく、演算子と条件分岐を活用したマクロの作り方をご紹介します。45歳以上のパソコンやスマホに不安がある方にも親しみやすい内容でお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。

演算子って何？計算に必要な記号たち
条件分岐を使って、計算結果を変えてみよう
演算子と条件分岐を組み合わせて、計算ドリルを作成しよう
よくある質問
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まとめ

演算子って何？計算に必要な記号たち

Excelのイメージ

まずは、演算子についておさらいしましょう。演算子とは、計算や比較を行うための記号のことです。例えば、足し算の「+」や引き算の「-」などが演算子にあたります。VBAでもこれらの演算子を使って、計算や条件判定を行います。

ここがポイント！

算術演算子: 足し算「+」、引き算「-」、掛け算「*」、割り算「/」など
比較演算子: 等しい「=」、等しくない「<>」、より大きい「>」、より小さい「<」など
論理演算子: かつ「And」、または「Or」、否定「Not」など

これらの演算子を組み合わせることで、複雑な計算や条件判定を行うことができます。

条件分岐を使って、計算結果を変えてみよう

次に、条件分岐を使って計算結果を変える方法を見てみましょう。VBAでは「If」ステートメントを使って、条件によって処理を分岐させることができます。

例えば、セルに「当たり」と入力されていたら、セルB1に「当選しました」と表示し、フォントサイズを32ptにするマクロは以下のように書けます。

vba

Sub 分岐の実験1()

    If Range("").Value = "当たり" Then

        Range("B1").Value = "当選しました"

        Range("B1").Font.Size = 32

    End If

End Sub

このように、条件に合致した場合にのみ処理を実行することができます。

演算子と条件分岐を組み合わせて、計算ドリルを作成しよう

では、演算子と条件分岐を組み合わせて、簡単な計算ドリルを作成してみましょう。以下のような計算ドリルをVBAで作成できます。

ここがポイント！

セルに「5」と入力
セルB1に「3」と入力
セルC1に「+」と入力
セルD1に計算結果を表示

この計算ドリルでは、セルC1に入力された演算子に応じて、セルとB1の計算結果をセルD1に表示します。例えば、セルC1に「+」と入力されていれば、セルとB1の値を足し算し、セルD1にその結果を表示します。

vba

Sub 計算ドリル()

    Dim num1 As Double

    Dim num2 As Double

    Dim operator As String

    Dim result As Double
    num1 = Range("").Value

    num2 = Range("B1").Value

    operator = Range("C1").Value
    If operator = "+" Then

        result = num1 + num2

    ElseIf operator = "-" Then

        result = num1 - num2

    ElseIf operator = "*" Then

        result = num1 * num2

    ElseIf operator = "/" Then

        If num2 <> 0 Then

            result = num1 / num2

        Else

            MsgBox "ゼロで割ることはできません"

            Exit Sub

        End If

    Else

        MsgBox "無効な演算子です"

        Exit Sub

    End If