Excelで作業をしていると、「もし○○なら、これをして」「それ以外なら、あれをして」といった場面がよくありますよね。そんなときに活躍するのが、VBA(Visual Basic for Applications)の「If文」です。今回は、Excel VBAの条件分岐について、初心者の方にもわかりやすく解説します。
条件分岐とは?
条件分岐の基本的な考え方
条件分岐とは、「ある条件が成立した場合に特定の処理を実行し、そうでない場合には別の処理を実行する」という制御構造のことです。これにより、同じプログラムの中で異なる処理を柔軟に行うことができます。
日常生活での例え
例えば、外出時の服装を決める場面を考えてみましょう。
* 「もし雨が降っていたら、傘を持って出かける」
* 「それ以外なら、傘は持たずに出かける」
このように、状況に応じて行動を変えるのが条件分岐です。
Excel VBAでの条件分岐If文の基本構文
基本の書き方
VBAでのIf文は、以下のように記述します。
vba
If 条件式 Then
' 条件が成立した場合の処理
End If
例えば、セルの値が「当たり」の場合にセルB1に「当選しました」と表示するコードは次のようになります。
vba
If Range("").Value = "当たり" Then
Range("B1").Value = "当選しました"
End If
条件が成立しなかった場合の処理Elseを使う
もし条件が成立しなかった場合に別の処理を行いたい場合は、`Else`を使用します。
vba
If 条件式 Then
' 条件が成立した場合の処理
Else
' 条件が成立しなかった場合の処理
End If
例えば、セルの値が「当たり」の場合に「当選しました」、それ以外の場合に「残念でした」と表示するコードは次のようになります。
vba
If Range("").Value = "当たり" Then
Range("B1").Value = "当選しました"
Else
Range("B1").Value = "残念でした"
End If
複数の条件を評価するElseIfを使う
複数の条件を順番に評価したい場合は、`ElseIf`を使用します。
vba
If 条件式1 Then
' 条件式1が成立した場合の処理
ElseIf 条件式2 Then
' 条件式2が成立した場合の処理
Else
' どの条件式にも当てはまらない場合の処理
End If
例えば、セルの値が「大当たり」の場合に「特賞」、セルの値が「当たり」の場合に「当選」、それ以外の場合に「残念」と表示するコードは次のようになります。
vba
If Range("").Value = "大当たり" Then
Range("B1").Value = "特賞"
ElseIf Range("").Value = "当たり" Then
Range("B1").Value = "当選"
Else
Range("B1").Value = "残念"
End If
条件式の書き方比較演算子と論理演算子
比較演算子
条件式では、以下の比較演算子を使用して値を比較します。
- =等しい
- <>等しくない
- >より大きい
- >=以上
- <より小さい
- <=以下
論理演算子
複数の条件を組み合わせる場合は、以下の論理演算子を使用します。
- Andかつ(両方の条件が成立する場合)
- Orまたは(いずれかの条件が成立する場合)
- Notではない(条件が成立しない場合)
例えば、セルの値が10以上かつセルB1の値が20以上の場合に「合格」と表示するコードは次のようになります。
vba
If Range("").Value >= 10 And Range("B1").Value >= 20 Then
Range("C1").Value = "合格"
Else
Range("C1").Value = "不合格"
End If
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まとめ
Excel VBAの条件分岐(If文)を使うことで、状況に応じて柔軟な処理を実行することができます。基本的な構文を理解し、実際の業務で活用することで、作業の効率化や自動化が可能となります。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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