初心者でも安心！Excelの条件付き書式を削除する方法

Excelでデータを視覚的に強調するために使われる「条件付き書式」。しかし、不要になったり、設定ミスをしてしまった場合、その削除方法に戸惑う方も多いのではないでしょうか。今回は、パソコン操作に不安がある方でも安心してできる、条件付き書式の削除方法をわかりやすく解説します。

条件付き書式って何？

Excelのイメージ

まず、条件付き書式とは、セルの内容に応じて自動的に書式（色やフォントなど）を変更する機能です。例えば、売上が目標を達成した場合にセルを緑色にするなど、データの傾向を視覚的に把握するのに役立ちます。

条件付き書式を削除する方法は、目的や状況によっていくつかの方法があります。以下に代表的な方法を紹介します。

特定のセルに設定された条件付き書式を削除したい場合、以下の手順で行います。

これで、選択したセルに設定された条件付き書式が削除されます。

シート全体に適用された条件付き書式を一括で削除したい場合、以下の手順で行います。

これで、シート全体に適用された条件付き書式が削除されます。

複数の条件付き書式が設定されている場合、特定の条件付き書式だけを削除することも可能です。以下の手順で行います。

これで、選択したルールだけが削除されます。

条件付き書式を削除すると、セルに設定されていた色やフォントなどの書式も一緒に削除されてしまいます。しかし、書式はそのままで条件付き書式だけを削除したい場合、以下の手順で行います。

これで、セルの書式はそのままで、条件付き書式だけが削除されます。

条件付き書式を削除してもセルに手動で設定された書式が残っている可能性があります。セルを選択し、「ホーム」タブの「塗りつぶしの色」や「フォントの色」を確認し、必要に応じて手動で設定を変更してください。

条件付き書式を削除した後は、元に戻すことはできません。削除前に設定内容をメモしておくか、設定をバックアップしておくことをおすすめします。

不要な書式設定が残っている可能性があります。Excelの「Inquire」タブの「不要なセル書式の消去」を使用して、不要な書式設定を削除することができます。詳細な手順については、Microsoftのサポートページをご参照ください。

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Excelの条件付き書式は、データの傾向を視覚的に把握するのに非常に便利な機能ですが、不要になった場合や設定ミスをしてしまった場合、その削除方法に戸惑うこともあります。今回紹介した方法を参考に、状況に応じて適切な方法で条件付き書式を削除してください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。