Excelで作成したVBAマクロを、毎回手動で開かずに簡単に使いたいと思ったことはありませんか?そんなときに便利なのが「アドイン」です。今回は、Excel VBAで作成したマクロをアドインとして有効化し、どのブックでも使えるようにする方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
アドインとは?
アドインとは、Excelに追加機能を提供する小さなプログラムのことです。例えば、よく使うマクロをアドインとして保存すれば、毎回マクロを開かなくても、どのExcelブックでもそのマクロを使えるようになります。
アドインを作成する手順
マクロを作成する
まず、Excelで新しいブックを開きます。そして、「開発」タブをクリックし、「Visual Basic」を選択してVBAエディタを開きます。新しいモジュールを作成し、以下のような簡単なマクロを入力します。
vba
Sub GreetUser()
MsgBox "こんにちは!"
End Sub
このマクロは、実行すると「こんにちは!」と表示されるものです。
アドインとして保存する
マクロを作成したら、そのブックをアドイン形式で保存します。以下の手順で行います。
- 「ファイル」タブをクリックし、「名前を付けて保存」を選択します。
- 保存場所として、「C:Users<ユーザー名>AppDataRoamingMicrosoftAddIns」を指定します。
- ファイルの種類を「Excel アドイン (*.xlam)」に変更し、適当な名前を付けて保存します。
保存が完了したら、VBAエディタを閉じてExcelに戻ります。
アドインを有効化する
次に、保存したアドインをExcelで有効化します。
- 「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
- 「アドイン」を選択し、下部の「管理」ボックスで「Excel アドイン」を選択して「設定」をクリックします。
- 「アドイン」ダイアログボックスが表示されるので、「参照」をクリックし、先ほど保存したアドインファイルを選択します。
- 選択したアドインにチェックを入れ、「OK」をクリックします。
これで、作成したマクロがアドインとして有効化されました。
アドインをリボンに追加する方法
アドインを有効化しただけでは、マクロを実行するためにVBAエディタを開く必要があります。そこで、リボンにボタンを追加して、ワンクリックでマクロを実行できるようにします。
- 「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
- 「リボンのユーザー設定」を選択し、右側の「メインタブ」から「新しいタブ」を追加します。
- 新しいタブに名前を付け、その中に「マクロ」を選択して追加します。
- 追加したマクロを選択し、「名前の変更」で表示名やアイコンを変更します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
これで、リボンに追加したボタンをクリックするだけで、作成したマクロを実行できるようになります。
アドインを無効化する方法
もし、アドインを一時的に無効にしたい場合は、以下の手順で行います。
- 「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
- 「アドイン」を選択し、下部の「管理」ボックスで「Excel アドイン」を選択して「設定」をクリックします。
- 「アドイン」ダイアログボックスが表示されるので、無効にしたいアドインのチェックを外し、「OK」をクリックします。
これで、選択したアドインが無効化されます。
よくある質問や疑問
Q1: アドインを有効化しても、マクロが実行できません。
マクロが実行できない場合、Excelのセキュリティ設定が原因かもしれません。以下の手順で設定を確認してください。
- 「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
- 「セキュリティ センター」を選択し、「セキュリティ センターの設定」をクリックします。
- 「マクロの設定」を選択し、「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」を選択します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
これで、マクロが実行できるようになるはずです。
Q2: アドインを他のPCでも使いたい場合、どうすればよいですか?
アドインファイル(.xlam)を他のPCにコピーし、同じ手順で有効化すれば、他のPCでも同じマクロを使用できます。
Q3: アドインを削除する方法はありますか?
アドインを削除するには、以下の手順で行います。
- 「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
- 「アドイン」を選択し、下部の「管理」ボックスで「Excel アドイン」を選択して「設定」をクリックします。
- 「アドイン」ダイアログボックスが表示されるので、削除したいアドインを選択し、「削除」をクリックします。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
これで、選択したアドインが削除されます。
まとめ
Excel VBAで作成したマクロをアドインとして有効化することで、どのブックでも簡単にそのマクロを使用できるようになります。リボンにボタンを追加すれば、さらに便利に使うことができます。ぜひ、アドインを活用して、Excelでの作業効率をアップさせてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



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