Excelを使っていて、「誰が」「いつ」「どこを」変更したのかを確認したいと思ったことはありませんか？特に、複数の人と一緒に作業していると、変更履歴を把握するのは大切なポイントです。今回は、初心者の方でもわかりやすく、Excelで変更履歴を有効にする方法をご紹介します。
変更履歴を有効にする前に知っておきたいこと
Excelのイメージ
変更履歴を有効にすることで、誰が、いつ、どのセルを変更したのかを記録できます。しかし、注意点もあります。まず、変更履歴を有効にする前に、作業中のファイルを保存しておくことをおすすめします。これにより、万が一のトラブルにも対応できます。
変更履歴を有効にする手順
では、実際に変更履歴を有効にする手順を見ていきましょう。
- 「校閲」タブを開く
Excelを開き、上部のリボンから「校閲」タブをクリックします。 - 「変更履歴の記録」を追加する
「校閲」タブ内の空いているスペースを右クリックし、「リボンのユーザー設定」を選択します。右側の「新しいグループ」をクリックし、「コマンドの選択」から「リボンにないコマンド」を選びます。リストから「変更履歴の記録（レガシー）」を選択し、「追加」をクリックして、右側の新しいグループに追加します。 - 「変更箇所の表示」を設定する
「変更履歴の記録」を追加したら、その隣にある「変更箇所の表示」をクリックします。表示されるウィンドウで、「編集中に変更箇所を記録する」にチェックを入れます。 - 変更履歴の詳細設定
同じウィンドウ内で、「強調表示する変更箇所の指定」や「変更箇所を画面に表示する」など、必要に応じて設定を調整します。 - 「変更箇所の確認」を活用する
変更履歴を確認する際は、「変更箇所の確認」をクリックし、表示されるウィンドウで変更内容を確認します。必要に応じて、「反映する」や「反映しない」を選択できます。
変更履歴を活用するポイント
変更履歴を有効にすることで、以下のようなメリットがあります。
- 変更内容の確認
誰が、いつ、どのセルを変更したのかを確認できます。 - 変更の承認
変更内容を確認し、必要に応じて承認することができます。 - 変更の取り消し
誤って行った変更を取り消すことができます。
よくある質問や疑問
Q1: 変更履歴を有効にする前に保存しておく理由は何ですか？
変更履歴を有効にする前に保存しておくことで、万が一のトラブル時に元の状態に戻すことができます。
Q2: 変更履歴を有効にすると、どのような情報が記録されますか？
変更履歴には、誰が、いつ、どのセルを変更したのかが記録されます。
Q3: 変更履歴を無効にする方法はありますか？
変更履歴を無効にするには、「変更箇所の表示」ウィンドウで「編集中に変更箇所を記録する」のチェックを外します。
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まとめ
Excelで変更履歴を有効にすることで、複数の人と作業している際の変更内容を把握しやすくなります。初心者の方でも、上記の手順を参考にして、ぜひ試してみてください。もし他にも疑問やお悩みがあれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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