Excelでマクロを使いたいのに、「マクロの有効化」が表示されないと困っていませんか？特に、パソコンやスマホに詳しくない方にとって、こうした問題は不安の種ですよね。今回は、そんなあなたのために、わかりやすく解説します。YouTube動画でもそのまま使える内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
Excelでマクロが有効にならない理由とは？
Excelのイメージ
まず、なぜ「マクロの有効化」が表示されないのか、その原因を見ていきましょう。
- セキュリティ設定の強化最近のExcelでは、インターネットからダウンロードしたファイルや共有フォルダにあるファイルのマクロが自動的にブロックされるようになっています。
- ファイルの保存場所ファイルがネットワーク上や信頼されていない場所に保存されていると、マクロが無効化されることがあります。
- ファイル形式の問題マクロを含むファイルは「.xlsm」形式で保存する必要があります。「.xlsx」形式ではマクロが動作しません。
初心者でもできる！マクロを有効にする方法
それでは、具体的な対処法を順を追って見ていきましょう。
ファイルのプロパティで「許可する」にチェックを入れる
- 対象のExcelファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「全般」タブの下部にある「セキュリティ」の項目で、「このファイルを開くときに警告を表示しない」のチェックを入れます。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
信頼できる場所にファイルを移動する
- Excelを開き、「ファイル」→「オプション」をクリックします。
- 「セキュリティセンター」→「セキュリティセンターの設定」を選択します。
- 「信頼できる場所」→「新しい場所の追加」をクリックし、ファイルを保存したいフォルダを選択します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
マクロのセキュリティ設定を変更する
- Excelを開き、「ファイル」→「オプション」をクリックします。
- 「セキュリティセンター」→「セキュリティセンターの設定」を選択します。
- 「マクロの設定」→「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」を選択します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
よくある質問や疑問
Q1: ファイルのプロパティで「許可する」が表示されません。どうすれば良いですか？
解凍前のzipフォルダ内のファイルには「許可する」のチェックボックスが表示されません。ファイルを一度解凍し、その後プロパティを確認してください。
Q2: 信頼できる場所にフォルダを追加したのに、マクロが有効になりません。
フォルダを追加した後、Excelを再起動し、再度ファイルを開いて確認してください。設定が反映されるまでに時間がかかる場合があります。
Q3: マクロを有効にする設定をしても、ボタンが動作しません。
ファイル形式が「.xlsm」になっているか確認してください。また、マクロのコードに問題がある場合もありますので、コードの確認も行ってください。
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まとめ
Excelで「マクロの有効化」が表示されない問題は、セキュリティ設定やファイルの保存場所、ファイル形式などが原因となっていることが多いです。今回ご紹介した方法を試してみてください。それでも解決しない場合は、お気軽にLINEからお声掛けください。
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