皆さん、こんにちは！
今日は、Excelでプルダウンリストを使って、選択した項目に応じて特定の場所やウェブページにジャンプする方法をご紹介します。
これをマスターすれば、作業効率がぐっとアップしますよ！
プルダウンリストとは？
まず、プルダウンリストについて簡単におさらいしましょう。プルダウンリストとは、セルをクリックすると表示される選択肢の一覧のことです。これを使うと、データ入力のミスを減らし、入力作業をスムーズに進めることができます。
プルダウンリストの作成方法
では、実際にプルダウンリストを作成してみましょう。
- リストを表示させたいセルを選択します。
- 上部メニューの「データ」タブをクリックし、「データの入力規則」を選択します。
- 表示されたウィンドウで、「設定」タブの「入力値の種類」から「リスト」を選びます。
- 「元の値」欄に、カンマ区切りで選択肢を入力します。例えば、「Google,Yahoo,Bing」のように入力します。
- 「OK」をクリックすると、選択したセルにプルダウンリストが作成されます。
プルダウンリストとハイパーリンクの連携
次に、プルダウンリストで選択した項目に応じて、特定のウェブページにジャンプする設定を行います。
- まず、別のセル範囲に、選択肢と対応するURLを一覧で作成します。例えば、A列に「Google」「Yahoo」「Bing」、B列にそれぞれのURLを入力します。
- プルダウンリストがあるセルの隣に、以下のような関数を入力します。
=HYPERLINK(VLOOKUP(プルダウンセル,参照範囲,2,FALSE), "リンク先へ移動") - これにより、プルダウンで選択した項目に対応するURLへのハイパーリンクが作成されます。
実際に試してみよう
例えば、A1セルにプルダウンリストを作成し、B1セルに以下の関数を入力します。
/* 関数式 */
=HYPERLINK(VLOOKUP(A1, $D$1:$E$3, 2, FALSE), "こちらをクリック")
ここで、D1:E3の範囲には、以下のようなデータが入力されているとします。
| サイト名 | URL |
|---|---|
| https://www.google.com | |
| Yahoo | https://www.yahoo.com |
| Bing | https://www.bing.com |
これで、A1のプルダウンリストで「Google」を選択すると、B1の「こちらをクリック」をクリックすることでGoogleのサイトにアクセスできます。
よくある質問や疑問
プルダウンリスト内に直接ハイパーリンクを設定できますか？
残念ながら、プルダウンリスト内の選択肢自体に直接ハイパーリンクを設定することはできません。しかし、上記の方法のように、選択肢に応じて別のセルにハイパーリンクを表示させることは可能です。
VBAを使わずにプルダウンリストとハイパーリンクを連携できますか？
はい、VLOOKUP関数やHYPERLINK関数を組み合わせることで、VBAを使用せずにプルダウンリストとハイパーリンクを連携させることができます。
まとめ
いかがでしたか？
Excelのプルダウンリストとハイパーリンクを組み合わせることで、作業効率を大幅に向上させることができます。
ぜひ、今回の方法を試してみてくださいね！
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