エクセルでルート（平方根）を簡単に計算・表示する方法

エクセルを使ってルート（平方根）を計算したいけれど、どうすればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。今回は、初心者の方でも安心して使える方法を、親しみやすい語り口でご紹介します。これを読めば、エクセルでのルート計算がぐっと身近に感じられるはずです。

エクセルでルートを計算する3つの方法

Excelのイメージ

エクセルでは、ルートを計算するための便利な方法が3つあります。それぞれの特徴と使い方を見ていきましょう。

SQRT関数を使う方法

まずは、最もシンプルで直感的な方法です。SQRT関数は、指定した数値の平方根を求める関数です。

例えば、セルに「=SQRT(25)」と入力すると、そのセルには「5」と表示されます。これは、25の平方根が5だからです。

この方法は、特定の数値の平方根を求めたいときに最適です。

POWER関数を使う方法

次にご紹介するのは、POWER関数を使う方法です。POWER関数は、数値を指定した指数で累乗する関数です。

平方根を求めるには、指数に「0.5」を指定します。例えば、「=POWER(25, 0.5)」と入力すると、「5」と表示されます。

この方法は、複雑な計算式の中で平方根を求める際に便利です。

演算子「^」を使う方法

最後に、演算子「^」を使う方法です。これは、べき乗を表す演算子で、平方根を求める際にも利用できます。

例えば、「=25^(1/2)」と入力すると、「5」と表示されます。これは、25の1/2乗、つまり平方根を求める式です。

この方法は、関数を使わずに直接計算式を入力したいときに適しています。

エクセルでルート記号（√）を表示する方法

計算結果としての数値だけでなく、ルート記号（√）を表示させたい場合もありますよね。エクセルでは、以下の方法でルート記号を表示できます。

数式エディタを使う方法

エクセルには「数式エディタ」という機能があり、これを使うとルート記号を含む数式を入力できます。

手順は以下の通りです

これで、セル内にルート記号を含む数式が表示されます。

Unicode文字を使う方法

もう一つの方法は、Unicode文字を使ってルート記号を入力する方法です。

セルに「=UNICHAR(8730)」と入力すると、セルには「√」と表示されます。

この方法は、簡単にルート記号を表示させたいときに便利です。

よくある質問や疑問

Q1: ルート記号の中に数値を入れたい場合はどうすればいいですか？

数式エディタを使うと、ルート記号の中に数値を入れることができます。手順は前述の通りです。

Q2: 負の数の平方根を求めるにはどうすればいいですか？

負の数の平方根は実数では求められませんが、複素数として計算することは可能です。エクセルでは、IMAGINARY関数を使って虚数部分を求めることができます。

Q3: ルート記号を含む数式をコピーして他のセルに貼り付けるにはどうすればいいですか？

数式エディタで作成した数式は、通常のコピー＆ペーストで他のセルに貼り付けることができます。ただし、貼り付け先のセルのサイズや書式設定によっては、表示が崩れることがありますので、注意が必要です。

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まとめ

エクセルでルート（平方根）を計算する方法は、SQRT関数、POWER関数、演算子「^」の3つがあります。それぞれの特徴を理解し、目的に応じて使い分けることが大切です。

また、ルート記号（√）を表示させたい場合は、数式エディタやUnicode文字を活用すると便利です。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。