ExcelのINDEX関数の使い方を初心者向けに徹底解説！

2025.04.19

ExcelのINDEX関数は、特定のデータを素早く取り出すための便利なツールです。しかし、初めて使う方には少し難しく感じるかもしれません。そこで、今回は初心者の方でもわかりやすいように、実際の例を交えて解説します。

INDEX関数とは？

Excelのイメージ

INDEX関数は、指定した範囲から特定の行と列の交差する位置にあるデータを取り出す関数です。例えば、以下のような表があったとします。

この表から「花子」の職業を取り出したい場合、以下のようにINDEX関数を使用します。



=INDEX(C2:C4, 2)

この式は、C2からC4の範囲の中で2番目のデータ（「デザイナー」）を返します。

INDEX関数の基本的な書き方は以下の通りです。



=INDEX(範囲, 行番号, [列番号])

– 範囲データが入っているセルの範囲を指定します。
– 行番号範囲内で何行目のデータを取り出すかを指定します。
– 列番号（省略可能）範囲内で何列目のデータを取り出すかを指定します。

例えば、以下のような表があったとします。

この表から「商品B」の価格を取り出す場合、以下のようにINDEX関数を使用します。



=INDEX(B2:B4, 2)

この式は、B2からB4の範囲の中で2番目のデータ（「1500」）を返します。

INDEX関数とMATCH関数を組み合わせることで、より柔軟なデータ抽出が可能になります。MATCH関数は、指定した値が範囲内で何番目にあるかを返す関数です。

例えば、以下のような表があったとします。

この表から「商品B」の価格を取り出す場合、以下のようにMATCH関数とINDEX関数を組み合わせます。



=INDEX(B2:B4, MATCH("商品B", , 0))

この式は、からの範囲で「商品B」が何番目にあるかをMATCH関数で調べ、その番号をINDEX関数に渡して価格を取り出します。

INDEX関数は、特定のデータを迅速に抽出したいときに使用します。例えば、大量のデータから特定の項目を取り出す際に便利です。

MATCH関数を使うことで、検索値が範囲内で何番目にあるかを調べ、その位置をINDEX関数に渡してデータを抽出します。これにより、より柔軟なデータ抽出が可能になります。

INDEX関数は、行番号と列番号を指定してデータを抽出します。一方、VLOOKUP関数は、検索値が範囲の最左列にある場合に、その行の指定した列からデータを抽出します。INDEX関数は、VLOOKUP関数よりも柔軟にデータ抽出が可能です。

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今回は、ExcelのINDEX関数の基本的な使い方と、MATCH関数との組み合わせについて解説しました。INDEX関数を使いこなすことで、大量のデータから必要な情報を迅速に抽出することができます。ぜひ、実際のデータで試してみてください。

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