「Excelに挿入した図形を1つずつ選択して削除するのが面倒すぎる……」「100個以上ある図形を一括で選択できたらどんなに楽か」そんな悩みってありますよね?実は、多くのExcelユーザーが図形の選択作業で無駄な時間を費やしています。しかし、ほんの少しのテクニックを知っているだけで、その作業時間を10分の1以下に短縮できるのです。
この記事では、パソコン歴20年以上の筆者が実務で本当に役立つ図形一括選択テクニックを、初心者でも今すぐ使えるようにわかりやすく解説します。Microsoft365の最新機能から、意外と知られていないVBAマクロまで網羅しているので、あなたのExcelスキルが確実にレベルアップすることをお約束します。
- オブジェクトの選択機能を使えば、マウスドラッグだけで範囲内の図形をすべて選択可能
- ショートカットキー「Ctrl+A」で図形を1つ選んだ状態からシート内すべての図形を瞬時に選択
- 選択ウィンドウを活用すれば、重なった図形や非表示の図形も確実に管理できる
- Excelの図形一括選択とは何か?その重要性を理解しよう
- オブジェクトの選択機能でドラッグ範囲内の図形をまとめて選ぶ方法
- ショートカットキーCtrl+Aで全図形を一瞬で選択するテクニック
- 選択ウィンドウを使って複雑なオブジェクト管理を行う方法
- 条件を検索してジャンプ機能ですべてのオブジェクトを選択する方法
- Ctrlキーを押しながら特定の図形だけを複数選択する方法
- 図形を一括選択した後にできる便利な操作
- 実務で即戦力になる図形操作VBAコード集
- 図形が選択できない!現場でよく遭遇するトラブルと解決法
- 大量の図形を扱うときに知っておくべきパフォーマンス最適化術
- 意外と知らない図形選択の裏ワザとプロのテクニック
- 他のOfficeアプリとの連携で知っておくべき違い
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- Excelで図形を一括選択できる方法が知りたいに関する疑問解決
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
Excelの図形一括選択とは何か?その重要性を理解しよう
Excelで作業していると、フローチャートや図解、ボタン、装飾用の図形など、たくさんのオブジェクトを配置することがあります。これらを一括選択できるようになると、作業効率が劇的に向上します。具体的には、複数の図形をまとめて削除したり、色やサイズを一度に変更したり、位置を整列させたりといった操作が可能になります。
Excelにおける「オブジェクト」という言葉には、挿入タブから追加できる四角形や円などの図形だけでなく、テキストボックス、グラフ、画像、アイコン、SmartArtなども含まれます。この点を理解しておくと、一括選択したときに「図形以外のものも選ばれてしまった」という混乱を防げます。
2025年以降のMicrosoft365では、選択ウィンドウの機能がさらに強化され、複雑なドキュメントでもオブジェクト管理がしやすくなりました。特に、重なり合った図形の順序変更や、特定のオブジェクトだけを非表示にする機能は、ダッシュボードやレポート作成時に非常に重宝します。
オブジェクトの選択機能でドラッグ範囲内の図形をまとめて選ぶ方法
最も直感的で使いやすい方法が、オブジェクトの選択機能です。この機能を有効にすると、PowerPointのように図形を囲むだけで複数選択できるようになります。通常のExcelではセルが選択されてしまいますが、このモードに切り替えることで図形だけを選択対象にできるのです。
オブジェクトの選択を有効にする手順
- 「ホーム」タブをクリックします。
- 「編集」グループにある「検索と選択」のドロップダウンメニューを開きます。
- 「オブジェクトの選択」をクリックすると、マウスカーソルが白い矢印に変わります。
- 選択したい図形全体を囲むようにドラッグすると、範囲内の図形がすべて選択されます。
重要なポイントとして、図形のハンドル部分(選択時に表示される小さな四角形)まで含めてドラッグしないと、その図形は選択されません。少し広めにドラッグする癖をつけておくと失敗しにくくなります。
オブジェクトの選択モードを解除するには、もう一度「オブジェクトの選択」をクリックするか、任意のセルをダブルクリックします。この機能はクイックアクセスツールバーに追加しておくと、ワンクリックでモードの切り替えができて便利です。ショートカットキーとしてはAlt+H→FD→Oの順番で押すと素早くアクセスできます。
ショートカットキーCtrl+Aで全図形を一瞬で選択するテクニック
シート上のすべての図形を一括選択したい場合は、Ctrl+Aのショートカットキーが最も手軽です。ただし、このショートカットをそのまま押すとセル全体が選択されてしまうため、使い方にコツがあります。
正しい手順は、まず任意の図形を1つクリックして選択状態にしてから、Ctrlキーを押しながらAキーを押すことです。すると、離れた場所にある図形も含めて、シート上のすべての図形が一度に選択されます。大量の図形を一括削除したいときや、全図形の書式を統一したいときに非常に重宝する方法です。
注意点として、このショートカットは図形だけでなくテキストボックスやグラフなどのオブジェクトもすべて選択してしまいます。図形だけを選びたい場合は、後述するCtrlキーを押しながら個別にクリックする方法か、オブジェクトの選択機能を使う方がよいでしょう。
選択ウィンドウを使って複雑なオブジェクト管理を行う方法
選択ウィンドウは、シート上にあるすべてのオブジェクトをリスト形式で表示してくれる便利な機能です。図形が重なり合っていて選択しにくい場合や、どこに何があるか把握したいときに役立ちます。
選択ウィンドウの開き方と基本操作
「ホーム」タブの「編集」グループにある「検索と選択」から「オブジェクトの選択と表示」を選択すると、画面右側に選択ウィンドウが表示されます。また、図形を選択した状態で「図形の書式」タブから「選択ウィンドウ」をクリックしても同様に開けます。
このウィンドウには、シート上のすべてのオブジェクトが「図形1」「グラフ1」「テキストボックス2」といった名前で一覧表示されます。リストの上にあるものほど前面に配置されており、ドラッグすることで重なり順を変更することも可能です。
複数のオブジェクトを選択するには、Ctrlキーを押しながらリスト内の項目をクリックします。連続した項目を選ぶ場合はShiftキーを使えます。また、各項目の右側にある目のアイコンをクリックすると、そのオブジェクトを一時的に非表示にできます。これは、下に隠れている図形を編集したいときに特に便利です。
Macをお使いの場合は、CtrlキーではなくCommandキーを使用します。Command+クリックで複数選択、Shift+クリックで範囲選択が可能です。
条件を検索してジャンプ機能ですべてのオブジェクトを選択する方法
「条件を検索してジャンプ」機能を使うと、シート上のすべてのオブジェクトを確実に選択できます。削除できない図形があるときや、通常の選択方法でうまくいかないときの最終手段として覚えておくと重宝します。
- 「ホーム」タブの「検索と選択」から「条件を選択してジャンプ」を選びます。
- 表示されたダイアログボックスで「オブジェクト」を選択します。
- 「OK」をクリックすると、シート上のすべてのオブジェクトが選択されます。
この方法は、空白セルだけを選択したり、数式が入力されたセルだけを選択したりする際にも応用できます。Excelのパワーユーザーにとっては必須のテクニックといえるでしょう。
Ctrlキーを押しながら特定の図形だけを複数選択する方法
すべての図形ではなく、特定の図形だけを選びたい場合は、Ctrlキーを押しながらクリックする方法が最適です。この方法なら、必要な図形だけをピンポイントで選択できます。
手順はシンプルで、最初の図形をクリックして選択した後、Ctrlキーを押したまま追加したい図形を次々とクリックしていくだけです。選択された図形にはハンドル(小さな四角形)が表示されるので、どの図形が選択されているか一目でわかります。
誤って選択してしまった図形を除外したい場合も、同じくCtrlキーを押しながらその図形をクリックすれば選択が解除されます。Shiftキーを押しながらクリックしても同様の操作が可能ですが、他のアプリケーションとの整合性を考えるとCtrlキーで覚えておく方がよいでしょう。
この方法は、テキストボックスやグラフが混在しているシートで図形だけを選びたいときに特に有効です。ショートカットキーやオブジェクトの選択機能では図形以外も選ばれてしまうため、細かいコントロールが必要な場面ではこのテクニックを使いましょう。
図形を一括選択した後にできる便利な操作
複数の図形を選択できるようになったら、次は実際にどんな操作ができるか知っておきましょう。一括選択の真価は、その後の操作で発揮されます。
まとめて削除する
図形を選択した状態でDeleteキーを押すだけで、選択中のすべての図形を一度に削除できます。100個以上の図形があっても一瞬で消去できるため、レイアウトをリセットしたいときに便利です。
書式を一括変更する
複数の図形を選択した状態で「図形の書式」タブから塗りつぶしの色や枠線を変更すると、選択中のすべての図形に同じ書式が適用されます。統一感のあるデザインを素早く作成したいときに活用しましょう。
位置を整列・均等配置する
「図形の書式」タブにある「配置」機能を使えば、選択した図形を左揃え、上揃え、等間隔に配置するといった操作が可能です。手作業で位置を調整するよりも正確で美しい仕上がりになります。
グループ化して1つのオブジェクトにする
複数の図形を選択した状態で右クリックし、「グループ化」を選ぶと、それらを1つのオブジェクトとして扱えるようになります。せっかく配置した図形がバラバラにずれてしまうのを防ぎたいときに重宝する機能です。
実務で即戦力になる図形操作VBAコード集
ここからは、日常業務で本当に使えるVBAコードを紹介します。コピー&ペーストですぐに使えるように、実用的なコードだけを厳選しました。VBAに詳しくない方でも、Alt+F11でVBAエディタを開き、「挿入」→「標準モジュール」で新しいモジュールを追加してコードを貼り付ければ動作します。
シート上のすべての図形を一発で削除するコード
「このシートの図形、全部いらない」という場面は意外と多いものです。手動で選択して削除するより、このコードを実行した方が圧倒的に速いです。
Sub DeleteAllShapes()
Dim shp As Shape
For Each shp In ActiveSheet.Shapes
If shp.Type <> msoFormControl And shp.Type <> msoOLEControlObject Then
shp.Delete
End If
Next shp
MsgBox "すべての図形を削除しました", vbInformation
End Sub
このコードのポイントは、フォームコントロールやActiveXコントロールを除外している点です。ボタンなどのコントロールまで消してしまうと、マクロが動かなくなるトラブルが発生するため、この条件分岐を入れています。
特定の色の図形だけを選択するコード
「赤い図形だけ選んで削除したい」「青い図形だけまとめて移動したい」といった場面で使えるコードです。色を変更すれば、任意の色の図形を選択できます。
Sub SelectShapesByColor()
Dim shp As Shape
Dim targetColor As Long
Dim firstSelected As Boolean
targetColor = RGB(255, 0, 0) '赤色を指定
firstSelected = False
For Each shp In ActiveSheet.Shapes
If shp.Fill.ForeColor.RGB = targetColor Then
If firstSelected = False Then
shp.Select
firstSelected = True
Else
shp.Select Replace:=False
End If
End If
Next shp
If firstSelected = False Then
MsgBox "指定した色の図形が見つかりませんでした", vbExclamation
End If
End Sub
RGB値を変更すれば好きな色に対応できます。例えば、RGB(0, 0, 255)なら青、RGB(0, 255, 0)なら緑の図形を選択します。
特定の範囲内にある図形だけを選択するコード
「A1からD10の範囲にある図形だけを選びたい」という場合に使えます。範囲を指定して、その中に存在する図形だけをピックアップできる非常に実用的なコードです。
Sub SelectShapesInRange()
Dim shp As Shape
Dim targetRange As Range
Dim firstSelected As Boolean
Set targetRange = Range("A1:D10") '範囲を指定
firstSelected = False
For Each shp In ActiveSheet.Shapes
If Not Intersect(Range(shp.TopLeftCell, shp.BottomRightCell), targetRange) Is Nothing Then
If firstSelected = False Then
shp.Select
firstSelected = True
Else
shp.Select Replace:=False
End If
End If
Next shp
End Sub
図形の名前を一括でリネームするコード
図形を大量に作成すると「四角形 1」「四角形 2」のような名前が自動で付けられますが、後から管理しやすいように連番で名前を付け直したいことがあります。このコードは選択中の図形に対して、指定したプレフィックスと連番で名前を付け直します。
Sub RenameSelectedShapes()
Dim shp As Shape
Dim i As Integer
Dim prefix As String
prefix = InputBox("図形名のプレフィックスを入力してください", "図形リネーム", "Shape_")
If prefix = "" Then Exit Sub
i = 1
For Each shp In Selection.ShapeRange
shp.Name = prefix & Format(i, "000")
i = i + 1
Next shp
MsgBox i - 1 & "個の図形をリネームしました", vbInformation
End Sub
すべての図形のサイズを統一するコード
バラバラのサイズで作成された図形を、すべて同じ大きさに揃えたいときに便利です。基準となる幅と高さをポイント単位で指定します。
Sub UnifyShapeSize()
Dim shp As Shape
Dim targetWidth As Double
Dim targetHeight As Double
targetWidth = 100 '幅(ポイント)
targetHeight = 50 '高さ(ポイント)
For Each shp In Selection.ShapeRange
shp.Width = targetWidth
shp.Height = targetHeight
Next shp
MsgBox "サイズを統一しました", vbInformation
End Sub
図形が選択できない!現場でよく遭遇するトラブルと解決法
長年Excelを使っていると、「なぜか図形が選択できない」という謎の現象に遭遇することがあります。ここでは、筆者が実際に経験したトラブルとその解決方法を共有します。
クリックしても図形が選択されずセルが選択されてしまう問題
これは最もよく遭遇するトラブルです。原因の9割は図形がセルの背面に配置されていることです。図形を右クリックして「最前面へ移動」を選ぶ……と言いたいところですが、そもそも選択できないので右クリックもできません。
この場合の解決策は、選択ウィンドウを使うことです。「ホーム」→「検索と選択」→「オブジェクトの選択と表示」で選択ウィンドウを開けば、背面にある図形もリストに表示されるのでクリックで選択できます。選択した後に「最前面へ移動」すれば、次回から通常のクリックで選択できるようになります。
図形をクリックすると編集モードになってしまう問題
図形をクリックしたら、図形内のテキストを編集するモードになってしまい、図形自体を選択できないことがあります。これはダブルクリックしてしまっているか、図形内にテキストが入っている場合に起こります。
解決策は、図形の枠線部分をクリックすることです。図形の中央ではなく、外周の線をクリックすれば図形自体が選択されます。また、Escキーを押せばテキスト編集モードから抜けて図形選択状態に戻れます。
シートを保護していて図形が操作できない問題
「シートの保護」が有効になっていると、図形の選択や編集ができなくなります。これは意図的にロックしている場合は問題ありませんが、前任者が設定したまま引き継いだファイルなどで困ることがあります。
「校閲」タブから「シート保護の解除」をクリックすれば解除できます。パスワードが設定されている場合は、パスワードを知っている人に確認するか、VBAで保護を解除する方法もありますが、セキュリティ上の理由からここでは詳細は控えます。
図形が表示されているのに選択ウィンドウに出てこない問題
これは非常にレアなケースですが、図形のように見えるものが実は「図形」ではないことがあります。例えば、セルの条件付き書式で表示されたアイコンや、データバー、カラースケールなどはオブジェクトではないため、選択ウィンドウには表示されません。
また、印刷プレビューや改ページプレビューモードでは一部の図形が表示されないことがあります。「表示」タブから「標準」モードに切り替えて確認してみてください。
Ctrl+Aで図形が全選択されない問題
図形を1つ選択してからCtrl+Aを押しても、一部の図形しか選択されないことがあります。これは、シートに複数の「描画キャンバス」が存在する場合に起こります。描画キャンバス内の図形とキャンバス外の図形は別々に管理されているため、一度に全選択できないのです。
この場合は、「条件を検索してジャンプ」機能で「オブジェクト」を選択する方法を使えば、描画キャンバスの内外を問わずすべてのオブジェクトを選択できます。
大量の図形を扱うときに知っておくべきパフォーマンス最適化術
数百個以上の図形を扱うと、Excelの動作が重くなることがあります。特にVBAで図形を操作する場合は、ちょっとした工夫でパフォーマンスが劇的に変わります。
画面更新を一時停止してVBAを高速化する
VBAで大量の図形を処理する際、最も効果的な高速化テクニックは画面更新の停止です。処理の最初にApplication.ScreenUpdating = Falseを入れ、最後にTrueに戻すだけで、処理速度が10倍以上速くなることもあります。
Sub FastShapeOperation()
Application.ScreenUpdating = False
Application.Calculation = xlCalculationManual
'ここに図形操作のコードを書く
Application.Calculation = xlCalculationAutomatic
Application.ScreenUpdating = True
End Sub
計算モードを手動に切り替えているのもポイントです。図形を動かすたびに再計算が走ると処理が遅くなるため、一時的に自動計算をオフにしています。
不要な図形は削除ではなく非表示にする選択肢
一時的に図形を消したい場合、削除するのではなくVisible = Falseで非表示にする方法があります。削除と復元を繰り返すより、表示・非表示を切り替える方がはるかに軽い処理で済みます。
Sub ToggleShapesVisibility()
Dim shp As Shape
For Each shp In ActiveSheet.Shapes
shp.Visible = Not shp.Visible
Next shp
End Sub
図形が多いファイルは定期的に最適化する
図形の作成と削除を繰り返していると、ファイル内部にゴミデータが蓄積されてファイルサイズが肥大化することがあります。定期的に「名前を付けて保存」で新しいファイルとして保存し直すと、不要なデータがクリーンアップされてファイルサイズが小さくなり、動作も軽くなります。
意外と知らない図形選択の裏ワザとプロのテクニック
ここからは、マニュアルには載っていない実践的なテクニックを紹介します。これらは筆者が長年の業務経験から見つけた方法で、知っているだけで作業効率が格段に上がります。
Tabキーで図形を順番に選択していく方法
あまり知られていませんが、図形を1つ選択した状態でTabキーを押すと、次の図形に選択が移動します。Shift+Tabで逆方向に移動できます。これは図形が重なり合っていて目的の図形をクリックしにくい場合に非常に便利です。
選択ウィンドウのリスト順とは異なる順序で移動するため、最初は戸惑うかもしれませんが、慣れると素早く目的の図形にたどり着けます。
クイックアクセスツールバーに「オブジェクトの選択」を追加する
オブジェクトの選択機能を頻繁に使うなら、クイックアクセスツールバーに追加しておくと便利です。「ファイル」→「オプション」→「クイックアクセスツールバー」で、「すべてのコマンド」から「オブジェクトの選択」を探して追加します。これでワンクリックでオブジェクト選択モードに切り替えられます。
図形のコピー時に位置がずれる問題の対処法
図形をコピー&ペーストすると、元の位置から少しずれた場所に貼り付けられます。これが地味にストレスになることがあります。元の位置とまったく同じ場所に複製したい場合は、Ctrl+Dを使います。Ctrl+Dは「複製」のショートカットで、選択中の図形を同じ位置に複製します。その後、矢印キーで移動すれば正確な位置調整が可能です。
図形をセルに合わせてスナップさせる設定
図形を移動するとき、セルの境界線にピタッと吸い付くようにしたい場合があります。「ページレイアウト」タブの「配置」グループにある「枠線に合わせる」をオンにすると、図形がセルの枠線にスナップするようになります。フローチャートや組織図など、整然と図形を配置したいときに重宝します。
他のOfficeアプリとの連携で知っておくべき違い
ExcelだけでなくWordやPowerPointでも図形を扱いますが、選択方法に微妙な違いがあります。これを知っておくと、アプリ間で混乱せずに作業できます。
PowerPointとExcelの図形選択の違い
PowerPointでは、何も設定しなくてもドラッグで複数の図形を囲んで選択できます。しかしExcelでは、デフォルトでこの操作をするとセルが選択されてしまいます。これはExcelがセル操作を主目的としたアプリケーションだからです。Excelで同じことをするには「オブジェクトの選択」モードに切り替える必要があることを覚えておきましょう。
ExcelからPowerPointに図形をコピーするときの注意点
Excelで作成した図形をPowerPointに貼り付けるとき、複数の図形を一括選択してコピーすると、PowerPoint側でもグループとして貼り付けられます。個別に編集したい場合は、貼り付け後に「グループ解除」を行う必要があります。逆に、バラバラになるのを防ぎたい場合は、Excel側であらかじめグループ化してからコピーすると確実です。
ぶっちゃけこうした方がいい!
正直なところ、ここまで色々な方法を紹介してきましたが、日常業務で本当に使うのは2つか3つです。全部覚える必要はありません。
個人的な結論を言うと、まず選択ウィンドウを常に表示しておくのが一番楽です。右側に選択ウィンドウを出しっぱなしにしておけば、どんな図形もワンクリックで選択できますし、重なり順の変更も、非表示設定も、すべてこのウィンドウから操作できます。Ctrl+クリックで複数選択もできるので、これ一つで大抵の場面は乗り切れます。
次に覚えておくべきは、図形を1つ選んでからのCtrl+Aです。「全部消したい」「全部同じ色にしたい」という場面は意外と多くて、このショートカットを知っているかどうかで作業時間が全然違います。シート上の図形を根こそぎ操作したいときは、これ一発で済みます。
そして、もし図形を100個以上扱うような作業を定期的にやるなら、VBAを覚えた方が絶対にいいです。最初は面倒に感じるかもしれませんが、一度コードを書いてしまえば、次からはボタン一つで同じ作業ができます。この記事で紹介したコードをそのままコピペして使うだけでも、相当な時間短縮になるはずです。
オブジェクトの選択機能や条件を検索してジャンプは、正直なところ「選択ウィンドウが使えない状況」や「どうしてもうまくいかないとき」の保険として頭の片隅に入れておく程度で十分です。普段使いには少し手順が多いですし、選択ウィンドウの方が視覚的にわかりやすいからです。
結局のところ、Excelの図形操作で最も大切なのは「自分がよく使う操作を最短手順でできるようにしておく」ことです。すべての方法を完璧に覚える必要はありません。自分の業務でよく発生するパターンに対して、最も効率的な方法を1つ2つ身につけておけば、それだけで十分戦えます。この記事を読んだあなたは、もうその武器を手に入れました。あとは実際に使って、自分のものにしていくだけです。
Excelで図形を一括選択できる方法が知りたいに関する疑問解決
図形を全選択するショートカットキーは何ですか?
任意の図形を1つ選択してからCtrl+Aを押すと、シート上のすべての図形を一括選択できます。図形を選択せずにCtrl+Aを押すとセル全体が選択されてしまうため、必ず先に図形を1つクリックしてください。
オブジェクトの選択モードを解除するにはどうすればいいですか?
もう一度「検索と選択」から「オブジェクトの選択」をクリックするか、任意のセルをダブルクリックすると通常モードに戻ります。Escキーを押しても解除できます。
テキストボックスやグラフを除外して図形だけを選択できますか?
残念ながら、ショートカットキーや条件を検索してジャンプ機能ではすべてのオブジェクトが選択されてしまいます。図形だけを選びたい場合は、Ctrlキーを押しながら図形を個別にクリックするか、選択ウィンドウを使って図形のみを選択してください。
選択範囲の一部だけ選択を解除することはできますか?
はい、できます。複数の図形が選択されている状態でCtrlキーを押しながら解除したい図形をクリックすると、その図形だけ選択から外れます。
VBAマクロで図形を一括選択する方法はありますか?
VBAを使えば、ActiveSheet.Shapes.SelectAllという1行のコードでシート上のすべての図形を選択できます。特定の種類の図形だけを選択したい場合や、特定の範囲内にある図形だけを選択したい場合は、For Eachループを使って条件分岐する方法があります。例えば、四角形だけを選択したい場合はShapeオブジェクトのTypeプロパティで判定します。
今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
いま、あなたを悩ませているITの問題を解決します!
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まとめ
Excelで図形を一括選択する方法は、オブジェクトの選択機能、ショートカットキーCtrl+A、選択ウィンドウ、条件を検索してジャンプ、Ctrlキーを押しながらクリックの5つがあります。それぞれに得意な場面があるため、状況に応じて使い分けることが効率化のカギとなります。
近くにある図形をまとめて選びたいときはオブジェクトの選択機能、シート上のすべての図形を選びたいときはCtrl+A、重なった図形を管理したいときは選択ウィンドウ、特定の図形だけを選びたいときはCtrlキーを押しながらクリックという具合に、目的に合わせて最適な方法を選んでください。
これらのテクニックをマスターすれば、図形の削除、書式変更、整列、グループ化といった作業が驚くほどスムーズになります。今日から実践して、Excelでの作業効率を大幅にアップさせましょう。






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