Excelを使っていると、「データ入力が面倒だな」「同じ内容を何度も入力するのが大変」と感じることはありませんか？そんなときに便利なのが、プルダウンリスト（ドロップダウンリスト）です。これを使えば、決まった項目を簡単に選択でき、入力ミスも減らすことができます。
今回は、初心者の方でもわかりやすいように、Excelでプルダウンリストを作成する方法を、実際の例を交えてご紹介します。
目次
Excelのイメージ
プルダウンリストとは？
プルダウンリストとは、セルをクリックすると選択肢が表示され、その中から選ぶことができる機能です。例えば、性別や進捗状況など、決まった項目を入力する際に便利です。
プルダウンリストの作り方
Excelでプルダウンリストを作成する方法は、主に以下の3つです。
項目を直接入力する方法
- プルダウンリストを作成したいセルを選択します。
- 上部の「データ」タブをクリックし、「データの入力規則」を選択します。
- 「設定」タブで、「入力値の種類」を「リスト」に変更します。
- 「元の値」欄に、項目をカンマで区切って入力します（例男,女）。
- 「OK」をクリックして完了です。
セル範囲を指定する方法
- プルダウンリストの項目を、別のセル範囲に入力します。
- プルダウンリストを作成したいセルを選択します。
- 「データの入力規則」を選択し、「リスト」を選びます。
- 「元の値」欄で、項目を入力したセル範囲を指定します。
- 「OK」をクリックして完了です。
名前を付けて指定する方法
- プルダウンリストの項目を、別のセル範囲に入力します。
- その範囲を選択し、「数式」タブの「名前の定義」をクリックします。
- 名前を入力し、「OK」をクリックします。
- プルダウンリストを作成したいセルを選択します。
- 「データの入力規則」を選択し、「リスト」を選びます。
- 「元の値」欄に、「=名前」で先ほど定義した名前を入力します。
- 「OK」をクリックして完了です。
プルダウンリストの活用例
プルダウンリストは、以下のような場面で活用できます。
- 顧客管理表性別や年代を選択する際に使用。
- 進捗管理表タスクの進捗状況（未着手、対応中、完了）を選択する際に使用。
- アンケートフォーム回答者の属性や意見を選択する際に使用。
よくある質問や疑問
Q1: プルダウンリストの項目を後から追加したい場合、どうすればよいですか？
項目を追加したいセル範囲に新しい項目を入力し、「データの入力規則」を再度設定することで、プルダウンリストに新しい項目を反映させることができます。
Q2: プルダウンリストを削除したい場合、どうすればよいですか？
プルダウンリストを削除したいセルを選択し、「データの入力規則」を選択し、「すべてクリア」をクリックすることで、プルダウンリストを削除することができます。
Q3: プルダウンリストの項目を動的に変更したい場合、どうすればよいですか？
セル範囲に名前を付けて定義し、INDIRECT関数を使用することで、他のセルの値に応じてプルダウンリストの項目を動的に変更することができます。
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まとめ
プルダウンリストを活用することで、Excelでのデータ入力が効率的になり、入力ミスも減らすことができます。ぜひ、日々の業務や個人の管理に役立ててください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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