皆さん、こんにちは。今日は、Excelを使って2軸の折れ線グラフを作成する方法をご紹介します。データ分析や報告書作成の際に、異なる単位やスケールのデータを一つのグラフで比較したいと思ったことはありませんか?そんな時に便利なのが、2軸の折れ線グラフです。初心者の方でも簡単に作成できますので、一緒にやってみましょう。
2軸の折れ線グラフとは?
まず、2軸の折れ線グラフについて簡単に説明します。通常のグラフには、縦軸(Y軸)と横軸(X軸)の2つの軸がありますが、2軸のグラフでは、縦軸が2つ存在します。これにより、異なる単位やスケールのデータを同じグラフ上で比較することが可能になります。例えば、売上金額と販売数量など、数値の桁が大きく異なるデータを同時に表示する際に便利です。
2軸の折れ線グラフを作成する手順
それでは、実際にExcelで2軸の折れ線グラフを作成してみましょう。
- まず、グラフにしたいデータを用意します。例えば、月別の売上金額と販売数量のデータがあるとします。
- 次に、データ全体を選択します。見出しも含めてドラッグして選択してください。
- 選択した状態で、上部の「挿入」タブをクリックします。
- 「グラフ」グループの中から「組み合わせグラフの挿入」を選択します。
- 表示されたメニューから「集合縦棒 – 第2軸の折れ線」を選択します。
- すると、売上金額が棒グラフ、販売数量が折れ線グラフとして表示され、販売数量のデータが第2軸に対応する形でグラフが作成されます。
これで、2軸の折れ線グラフが完成しました。思ったより簡単ですよね。
グラフのカスタマイズ方法
作成したグラフは、見やすくするためにカスタマイズすることができます。
3.1 グラフタイトルの変更
グラフタイトルをクリックすると、直接編集が可能です。わかりやすいタイトルを入力しましょう。
3.2 軸ラベルの追加
軸が何を表しているのかを明確にするために、軸ラベルを追加します。
- グラフを選択し、右上に表示される「グラフ要素」ボタン(プラスマーク)をクリックします。
- 「軸ラベル」にチェックを入れます。
- 追加された軸ラベルをクリックして、適切な名称を入力します。例えば、左の縦軸には「売上金額(円)」、右の縦軸には「販売数量(個)」などと入力します。
3.3 グラフの色やデザインの変更
グラフの色やデザインを変更して、より見やすくすることができます。
- グラフを選択し、上部の「グラフデザイン」タブをクリックします。
- 「グラフスタイル」や「色の変更」から、好みのデザインや配色を選択します。
よくある質問や疑問
Q1. 第2軸を追加した後、データ系列のグラフの種類を変更できますか?
はい、可能です。グラフを右クリックし、「グラフの種類の変更」を選択すると、各データ系列ごとに異なるグラフの種類を設定できます。例えば、売上金額を棒グラフ、販売数量を折れ線グラフとして表示することができます。
Q2. 第2軸を削除したい場合はどうすればいいですか?
第2軸を削除するには、該当するデータ系列を右クリックし、「データ系列の書式設定」を選択します。表示されたウィンドウで、「系列のオプション」から「第2軸」のチェックを外すと、第2軸が削除されます。
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まとめ
今回は、Excelで2軸の折れ線グラフを作成する方法をご紹介しました。異なる単位やスケールのデータを一つのグラフで比較する際に非常に便利な機能です。ぜひ、日々の業務や資料作成に活用してみてください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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