みなさん、こんにちは。今日は、Excelで棒グラフに折れ線グラフを追加して、データをより見やすく表現する方法をご紹介します。このテクニックを使えば、複数のデータ系列を一つのグラフで比較しやすくなりますよ。
目次
- 複合グラフとは?
- データの準備
- 棒グラフの作成
- 折れ線グラフの追加
- グラフの微調整
- よくある質問
- まとめ
1. 複合グラフとは?
複合グラフとは、棒グラフと折れ線グラフなど、異なる種類のグラフを一つのグラフ内で組み合わせて表示するものです。これにより、複数のデータ系列を効果的に比較できます。
2. データの準備
まずは、グラフにしたいデータをExcelに入力します。例えば、以下のような月別の売上データと利益率データを用意します。
月 | 売上金額 | 利益率 |
---|---|---|
1月 | 500 | 20% |
2月 | 600 | 25% |
3月 | 700 | 30% |
3. 棒グラフの作成
次に、売上金額を棒グラフとして表示します。
1. データ全体(「月」「売上金額」「利益率」)を選択します。
2. 上部の「挿入」タブをクリックし、グラフのセクションから「縦棒グラフ」を選択します。
3. 表示されたグラフが、売上金額の棒グラフです。
4. 折れ線グラフの追加
次に、利益率を折れ線グラフとして追加します。
1. グラフ内で右クリックし、「データ系列の追加」を選択します。
2. 「系列の追加」ダイアログボックスが表示されますので、系列名に「利益率」を、値に利益率のデータを指定します。
3. 追加された利益率のデータ系列がグラフに表示されますが、これを折れ線グラフとして表示するために、グラフ内で右クリックし、「系列グラフの種類の変更」を選択します。
4. 表示されたダイアログボックスで、利益率の系列を「折れ線」に変更します。
5. これで、売上金額は棒グラフ、利益率は折れ線グラフとして表示される複合グラフが完成します。
5. グラフの微調整
グラフをより見やすくするために、以下の調整を行います。
– 第2軸の追加: 利益率は売上金額とはスケールが異なるため、右側に第2軸を追加します。
1. グラフ内で利益率の折れ線をクリックし、右クリックして「データ系列の書式設定」を選択します。
2. 表示されたメニューで、「第2軸」を選択します。
– 軸の書式設定: 必要に応じて、軸の最大値や最小値を設定し、グラフの見た目を調整します。
これらの手順を踏むことで、以下のような複合グラフを作成できます。

6. よくある質問
Q1: 複合グラフを作成する際、データ系列が2つ以上必要ですか?
はい、複合グラフを作成するには、異なる種類のデータ系列が2つ以上必要です。例えば、売上金額と利益率などです。
Q2: 第2軸を追加しないとどうなりますか?
第2軸を追加しない場合、異なるスケールのデータ系列が同じ軸上に表示されるため、データの比較が難しくなることがあります。
Q3: グラフのデザインや色を変更することはできますか?
はい、グラフのデザインや色は自由に変更できます。グラフを選択し、「デザイン」タブや「書式」タブから様々な設定を行えます。
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7. まとめ
今回は、Excelで棒グラフに折れ線グラフを追加して、データを視覚的に比較しやすくする方法をご紹介しました。複合グラフを活用することで、異なる種類のデータを一目で把握できます。ぜひ試してみてくださいね。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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