ExcelのFILTER関数が使えない場合の代用方法と対処法

2025.03.21

皆さん、こんにちは。今日は、Excelで「FILTER関数が使えない！」とお困りの方に、その代用方法や対処法をご紹介します。特に、Excel 2019以前のバージョンをお使いの方には必見の内容です。

FILTER関数とは？そして、なぜ使えないのか？

Excelのイメージ

まず、FILTER関数について簡単におさらいしましょう。FILTER関数は、指定した条件に合致するデータを抽出するための関数で、Excel 2021以降やMicrosoft 365で利用可能です。しかし、Excel 2019以前のバージョンでは、この関数がサポートされていません。

では、FILTER関数が使えない場合、どのようにデータを抽出すれば良いのでしょうか？以下にいくつかの方法をご紹介します。

Excelには、標準で「フィルター機能」が搭載されています。この機能を使えば、特定の条件に合致するデータを簡単に表示できます。

例えば、商品リストから「果物」カテゴリーの商品だけを表示したい場合、以下の手順で操作します。

この方法で、条件に合致するデータのみを表示できます。

FILTER関数の代用として、他の関数を組み合わせてデータを抽出する方法もあります。例えば、INDEX関数とMATCH関数、さらにはIFERROR関数を組み合わせることで、類似の機能を実現できます。

具体的には、以下のような数式を使用します。

=IFERROR(INDEX(抽出したい範囲, SMALL(IF(条件範囲=条件, ROW(条件範囲)-MIN(ROW(条件範囲))+1), ROW(A1))), “”)

この数式を配列数式として入力することで、条件に合致するデータを順次抽出できます。

FILTER関数は、Excel 2021以降のバージョン、またはMicrosoft 365のサブスクリプションで利用可能です。

残念ながら、Excel 2019以前のバージョンではFILTER関数はサポートされていません。しかし、前述のように、他の関数を組み合わせることで同様の機能を実現することが可能です。

VBAを使用せずとも、フィルター機能や関数の組み合わせでデータを抽出することが可能です。特に、フィルター機能は初心者の方でも簡単に操作できるためおすすめです。

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今回は、ExcelでFILTER関数が使えない場合の代用方法や対処法についてご紹介しました。古いバージョンのExcelをご利用の方でも、フィルター機能や関数の組み合わせでデータ抽出が可能です。ぜひ、これらの方法を活用して、Excel作業を効率化してください。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。