皆さん、こんにちは!今日は、ExcelのFILTER関数とIFERROR関数についてお話しします。これらの関数を使いこなすことで、データの抽出やエラー処理がぐっと楽になりますよ。特に、パソコンやスマホがちょっと苦手な方でも大丈夫!一緒に学んでいきましょう。
FILTER関数とは?
まず、FILTER関数についてご紹介します。これは、指定した条件に合うデータだけを抽出するための関数です。例えば、大量のデータから特定の条件に合うものだけを取り出したいときに非常に便利です。
FILTER関数の基本的な使い方
FILTER関数の基本的な書式は以下の通りです。
=FILTER(配列, 条件, [空の場合の値])
– 配列抽出したいデータの範囲
– 条件抽出の条件
– [空の場合の値]条件に合うデータがない場合に表示する値(省略可能)
例えば、以下のようなデータがあるとします。
名前 | 年齢 | 地域 |
---|---|---|
田中 | 28 | 東京 |
佐藤 | 35 | 大阪 |
鈴木 | 22 | 東京 |
この中から、地域が「東京」の人だけを抽出したい場合、以下のように入力します。
=FILTER(C4, C2:C4="東京", "該当者なし")
これで、地域が「東京」の人だけが表示されます。
IFERROR関数とは?
次に、IFERROR関数についてです。これは、数式でエラーが発生した場合に、指定した値を返す関数です。エラー表示を避け、見やすい表を作成するのに役立ちます。
IFERROR関数の基本的な使い方
IFERROR関数の基本的な書式は以下の通りです。
=IFERROR(値, エラーの場合の値)
– 値エラーが発生する可能性のある数式や値
– エラーの場合の値エラーが発生した場合に返す値
例えば、セルA1に数値が入力されておらず、セルB1に「=100/A1」と入力すると、エラーが表示されます。これを避けるために、以下のように入力します。
=IFERROR(100/A1, "エラー")
これで、A1が空白の場合や0の場合でも、「エラー」と表示されるようになります。
FILTER関数とIFERROR関数の組み合わせ
では、これらの関数を組み合わせて使う方法を見てみましょう。例えば、FILTER関数でデータを抽出する際に、条件に合うデータがないとエラーが表示されてしまいます。これを避けるために、IFERROR関数を組み合わせてエラー時の表示を指定します。
具体例特定の文字列を含むデータの抽出
例えば、以下のようなデータがあるとします。
商品名 | 価格 |
---|---|
りんご | 100 |
みかん | 80 |
ぶどう | 150 |
この中から、商品名に「ん」を含む商品を抽出したい場合、以下のように入力します。
=FILTER(B4, IFERROR(FIND("ん", A4), 0) > 0, "該当商品なし")
これで、「りんご」と「みかん」が抽出されます。
よくある質問や疑問
FILTER関数で条件に合うデータがない場合、どのように表示されますか?
条件に合うデータがない場合、FILTER関数はエラーを返します。これを避けるために、第3引数で「該当データなし」などのメッセージを指定するか、IFERROR関数を組み合わせてエラー時の表示を指定することができます。
IFERROR関数はどのようなエラーを処理できますか?
IFERROR関数は、#N/A、#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME?、#NULL!など、すべてのエラーを処理することができます。
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まとめ
今回は、ExcelのFILTER関数とIFERROR関数についてご紹介しました。これらの関数を使いこなすことで、データの抽出やエラー処理が簡単になり、作業効率が向上します。ぜひ試してみてくださいね。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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