ExcelのFILTER関数でTRUEを活用してデータを抽出する方法

2025.03.20

皆さん、こんにちは。今日は、ExcelのFILTER関数を使って、特定の条件に合ったデータを抽出する方法をご紹介します。特に、条件としてTRUEを活用する方法に焦点を当てて解説します。

FILTER関数とは？

Excelのイメージ

まず、FILTER関数について簡単におさらいしましょう。これは、指定した条件に一致するデータを抽出するための関数です。従来のフィルター機能に比べて柔軟性が高く、複数の条件を指定してデータを抽出することが可能です。

それでは、具体的な使い方を見ていきましょう。例えば、以下のような売上データがあるとします。

この中から、販売地域が「東」のデータだけを抽出したい場合、以下のようにFILTER関数を使用します。

=FILTER(A2:C4, C2:C4="東", "該当データなし")

この数式を入力すると、販売地域が「東」のデータだけが抽出されます。

次に、条件としてTRUEを活用する方法をご紹介します。例えば、売上金額が1500以上のデータを抽出したい場合、以下のように記述します。

=FILTER(A2:C4, B2:B4>=1500, "該当データなし")

この数式では、B2:B4>=1500がTRUEとなる行、つまり売上金額が1500以上のデータが抽出されます。

さらに、複数の条件を組み合わせてデータを抽出することも可能です。例えば、販売地域が「東」で、かつ売上金額が1500以上の商品を抽出したい場合、以下のように記述します。

=FILTER(A2:C4, (C2:C4="東")*(B2:B4>=1500), "該当データなし")

この数式では、(C2:C4=”東”)*(B2:B4>=1500)が両方ともTRUEとなる行、つまり販売地域が「東」で、かつ売上金額が1500以上の商品が抽出されます。

はい、可能です。例えば、商品名に「A」を含むデータを抽出したい場合、以下のように記述します。

=FILTER(A2:C4, ISNUMBER(SEARCH("A", A2:A4)), "該当データなし")

この数式では、SEARCH関数で商品名に「A」が含まれているかを確認し、含まれている場合はISNUMBER関数がTRUEを返します。

はい、できます。例えば、商品名が「商品A」または販売地域が「東」のデータを抽出したい場合、以下のように記述します。

=FILTER(A2:C4, (A2:A4="商品A")+(C2:C4="東"), "該当データなし")

この数式では、(A4=”商品A”)+(C2:C4=”東”)のいずれかがTRUEとなる行、つまり商品名が「商品A」または販売地域が「東」のデータが抽出されます。

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今回は、ExcelのFILTER関数を使って、条件としてTRUEを活用する方法をご紹介しました。これにより、特定の条件に合ったデータを効率的に抽出することが可能となります。ぜひ、日々の業務に活用してみてください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。