ExcelのFILTER関数で複数条件を使いこなす方法【初心者向け解決ガイド】

皆さん、こんにちは！今日は、ExcelのFILTER関数を使って、複数の条件でデータを抽出する方法をご紹介します。Excelの操作に不慣れな方でも大丈夫。わかりやすく説明していきますので、一緒に学んでいきましょう。

FILTER関数とは？

Excelのイメージ

まず、FILTER関数について簡単におさらいしましょう。これは、指定した条件に合うデータだけを抽出するための関数です。従来のフィルター機能よりも柔軟で、複数の条件を組み合わせてデータを抽出することができます。例えば、大量のデータから特定の条件に合う情報だけを取り出したいときに非常に便利です。

FILTER関数の基本的な使い方

では、基本的な使い方を見てみましょう。例えば、以下のような売上データがあるとします。

この中から、カテゴリが「食品」の商品だけを抽出したい場合、以下のように入力します。

これで、カテゴリが「食品」の商品が抽出されます。

複数の条件を指定する方法

次に、複数の条件を指定してデータを抽出する方法を見てみましょう。例えば、カテゴリが「食品」で、かつ売上金額が1500以上の商品を抽出したい場合、以下のように入力します。

このように、条件を括弧で囲み、*（アスタリスク）で繋ぐことで、複数の条件をAND条件（すべての条件を満たす）として指定できます。

OR条件を指定する方法

一方、カテゴリが「食品」または売上金額が2000以上の商品を抽出したい場合は、以下のように入力します。

この場合、条件を+（プラス）で繋ぐことで、OR条件（いずれかの条件を満たす）として指定できます。

部分一致でデータを抽出する方法

商品名に特定の文字列が含まれるデータを抽出したい場合、SEARCH関数やFIND関数を組み合わせて使用します。例えば、商品名に「A」が含まれる商品を抽出したい場合、以下のように入力します。

これで、商品名に「A」が含まれる商品が抽出されます。

よくある質問や疑問

FILTER関数でワイルドカードは使えますか？

いいえ、FILTER関数自体ではワイルドカード（*や?）は使用できません。しかし、SEARCH関数やFIND関数を組み合わせることで、部分一致の条件を設定することが可能です。

条件に合うデータがない場合、どのように表示されますか？

条件に合うデータがない場合、FILTER関数はエラーを返します。これを防ぐために、第三引数に表示させたいメッセージを指定することができます。例えば、

のように入力すると、条件に合うデータがない場合に「該当するデータがありません」と表示されます。

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まとめ

今回は、ExcelのFILTER関数を使って、複数の条件でデータを抽出する方法をご紹介しました。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると非常に強力なツールとなります。ぜひ、日々の業務で活用してみてください。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。