ExcelのFILTER関数で「含む」条件を使いこなそう!初心者向け解説

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皆さん、こんにちは!今日はExcelのFILTER関数についてお話しします。特に、特定の文字を「含む」データを抽出する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。Excelのデータ分析をもっと便利にしたい方、必見ですよ!

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FILTER関数とは?基本の使い方

Excelのイメージ

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まず、FILTER関数について簡単にご紹介します。これは、指定した条件に合うデータだけを抽出するための関数です。例えば、大量のデータから特定の条件に合う情報だけを取り出すときに非常に便利です。

FILTER関数の基本構文

FILTER関数の基本的な書式は以下の通りです

=FILTER(配列, 含む, [空の場合])

配列フィルターをかけるデータ範囲を指定します。
含む抽出したい条件を設定します。例えば、「C列から”営業部”を含むデータを抽出する」といった具合です。
空の場合条件に合致するデータがない場合に表示する値を指定します。省略するとエラーが表示されることがあります。

FILTER関数で「含む」条件を指定する方法

さて、本題の「含む」条件の指定方法についてです。実は、FILTER関数自体にはワイルドカード(「*」や「?」)を使った部分一致検索の機能がありません。しかし、他の関数と組み合わせることで、「含む」条件を実現することができます。

SEARCH関数との組み合わせ

FILTER関数とSEARCH関数を組み合わせることで、特定の文字列を含むデータを抽出できます。SEARCH関数は、指定した文字列がセル内のどの位置にあるかを返す関数です。

例えば、名前のリストから「山」という文字を含む名前を抽出したい場合、以下のように記述します

=FILTER(名前範囲, ISNUMBER(SEARCH("山", 名前範囲)))

この数式では、SEARCH関数で「山」を含む位置を検索し、ISNUMBER関数でその結果が数値(つまり「山」を含む)であるかを確認しています。これにより、「山」を含む名前だけが抽出されます。

COUNTIFS関数との組み合わせ

もう一つの方法として、COUNTIFS関数を使用する方法があります。COUNTIFS関数は、複数の条件に一致するデータの個数を求める関数ですが、これをFILTER関数と組み合わせることで部分一致の抽出が可能です。

例えば、「山」を含むデータを抽出する場合、以下のように記述します

=FILTER(データ範囲, COUNTIFS(データ範囲, "*山*"))

ただし、Excelのバージョンや設定によっては、この方法が適用できない場合もありますので、ご注意ください。

具体的な使用例社員名に特定の文字を含むデータを抽出する

では、具体的な例を見てみましょう。以下のような社員名のリストがあるとします

社員名
山田太郎
佐藤花子
中村一郎
高橋次郎
山本三郎

この中から、名前に「山」を含む社員を抽出したい場合、先ほどのSEARCH関数を使った方法で以下のように記述します

=FILTER(A2:A6, ISNUMBER(SEARCH("山", A2:A6)))

この数式を入力すると、以下の結果が得られます

社員名
山田太郎
山本三郎

このようにして、特定の文字を含むデータを簡単に抽出することができます。

よくある質問や疑問

FILTER関数でワイルドカードを使えますか?

残念ながら、FILTER関数自体にはワイルドカード機能はありません。しかし、SEARCH関数やCOUNTIFS関数と組み合わせることで、部分一致の条件を設定することが可能です。

条件に合うデータがない場合、どのように表示されますか?

条件に合致するデータがない場合、FILTER関数はエラーを返します。これを避けるために、第三引数の「空の場合」に表示させたい値を指定することができます。例えば、「該当なし」と表示させたい場合は、以下のように記述します

=FILTER(配列, 含む, "該当なし")

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まとめ

いかがでしたか?FILTER関数は、他の関数と組み合わせることで、特定の文字を「含む」データの抽出が可能となります。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると非常に強力なツールとなります。ぜひ、日々の業務で活用してみてください。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。

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