Wordを使っていると、突然「文字位置の指定に誤りがあります」というエラーメッセージが表示されることがあります。このエラーの原因や対処法をしっかり理解し、問題を解決するための具体的な手順をお伝えします。
結論
「文字位置の指定に誤りがあります」というエラーは、Wordのテンプレートファイル(Normal.dotm)が破損しているか、ライセンス認証に問題があることが原因です。最も効果的な対処法は、Normal.dotmファイルの削除またはリセットです。また、ライセンス認証の再確認や、Wordアプリケーション自体の修復も試してみましょう。
具体的な解決までの手順とは?
このエラーが発生する原因はいくつかありますが、最も一般的なのはテンプレートファイルの破損です。WordではNormal.dotmというテンプレートファイルが文章の基本設定を管理していますが、これが破損すると編集ができなくなることがあります。
対処法手順としては下記のとおりです。
- Normal.dotmファイルを削除する:[Finder]で「~/Library/Group Containers/UBF8T346G9.Office/User Content/Templates」フォルダを開き、Normal.dotmファイルを選択して削除します。削除が不安な場合は、ファイル名を変更してバックアップを取っておくと安心です。
- Wordを再起動する:Wordを閉じた後、再度開き、編集できるか確認します。
- ライセンス認証の確認:Officeアプリの[アカウント]タブで、ライセンスが正しく認証されているかを確認します。認証に問題があれば、サブスクリプションの更新や再認証を行います。
- Officeアプリの修復:Wordアプリに不具合がある場合は、Officeアプリケーションの修復を試してみましょう。Macでは、アプリケーションの再インストールが最も効果的です。
知らないといけない注意点
では、知らないといけない注意点が2つありますので、サクッと説明しますね。
- Normal.dotmを削除しても再生成される:Normal.dotmは削除しても、Wordを再起動する際に再生成されます。そのため、削除してもまたエラーが発生することがあります。この場合、ライセンス認証やWordアプリの修復を試みてください。
- オンライン版Wordでの編集:オンライン版のWordを使うとエラーを回避できますが、書式が崩れることがあるため、細かいフォーマット調整が必要です。
よくある質問
Normal.dotmファイルはどこにありますか?
Macでは「~/Library/Group Containers/UBF8T346G9.Office/User Content/Templates」フォルダ内にあります。Windowsでは「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Templates」フォルダ内にあります。
Normal.dotmを削除しても問題が解決しません。どうすればいいですか?
Normal.dotmの削除が効果がない場合、ライセンス認証やOfficeアプリの修復を試みるのが良いです。また、アドインの干渉やファイル自体の破損も考慮する必要があります。
まとめ
「文字位置の指定に誤りがあります」というエラーは、テンプレートファイルの破損やライセンス認証の不具合が原因です。Normal.dotmファイルの削除が最も一般的な解決策ですが、場合によってはライセンスの再確認やアプリの修復も必要です。エラーを確実に解決するために、幅広い対策を講じましょう。
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