スマートフォンやタブレットを会社で使うとき、セキュリティや管理が心配ですよね。特に、パソコンやスマホに詳しくない方にとっては、「MDMって何?」と感じるかもしれません。でも安心してください。今回は、AndroidデバイスのMDM(モバイルデバイス管理)設定について、初心者の方にもわかりやすく、ステップごとに解説します。
MDMって何?まずは基本から
MDMとは、「モバイルデバイス管理」の略で、会社が社員のスマホやタブレットを安全に使うための仕組みです。例えば、以下のようなことができます
- デバイスのロックや初期化紛失や盗難時に、デバイスを遠隔操作でロックしたり、データを消去したりできます。
- アプリの管理必要なアプリを自動でインストールしたり、不要なアプリを制限したりできます。
- セキュリティの強化パスワードの設定や、データの暗号化を強制することができます。
これらの機能を使うことで、会社の情報を守りつつ、社員が安心してデバイスを使えるようになります。
AndroidデバイスのMDM設定手順
MDMの設定は少し難しそうに感じるかもしれませんが、順を追って進めれば大丈夫です。以下のステップで進めてみましょう。
- Google管理コンソールにログイン管理者アカウントでGoogle管理コンソールにアクセスします。
- 「デバイス」メニューを選択左側のメニューから「デバイス」をクリックし、「モバイルとエンドポイント」を選びます。
- 「設定」から「ユニバーサル」を選択設定画面で「ユニバーサル」を選択し、「モバイル管理」をクリックします。
- 「基本」または「詳細」を選択管理のレベルを選びます。初心者の方は「基本」を選ぶと良いでしょう。
- 設定を保存最後に「保存」をクリックして、設定を適用します。
これで、基本的なMDM設定が完了です。
Android Enterpriseって何?
Android Enterpriseは、Googleが提供する法人向けのデバイス管理プログラムです。これを使うことで、以下のようなことが可能になります
- デバイスの一括登録複数のデバイスを一度に登録できます。
- アプリの集中管理必要なアプリを一括でインストールしたり、更新したりできます。
- セキュリティの強化デバイスの設定やポリシーを一元管理できます。
Android Enterpriseを利用するには、専用のMDMツールと連携する必要があります。例えば、AirDroidやMicrosoft Intuneなどが対応しています。
よくある質問
Q1: MDM設定は難しいですか?
初めての方でも、上記の手順に従えば設定できます。わからないことがあれば、サポートに問い合わせると安心です。
Q2: MDMを導入するメリットは何ですか?
デバイスのセキュリティ強化、アプリの一元管理、データの保護など、企業の情報を守るために重要な役割を果たします。
Q3: Android Enterpriseを利用するにはどうすれば良いですか?
対応したMDMツールを導入し、Google管理コンソールで設定を行います。詳細な手順は、ツールのマニュアルを参照してください。
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まとめ
AndroidデバイスのMDM設定は、最初は難しく感じるかもしれませんが、ステップを踏んで進めれば誰でも設定できます。セキュリティを強化し、業務を円滑に進めるために、ぜひ導入を検討してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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