Microsoftは、Excelのワークブックから不要なデータを取り除き、最適化する機能「パフォーマンスをチェック」(Check Performance)をWindows版にも追加することを発表しました。
これで重たいExcelをサクッと軽くできますよ。
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新機能「パフォーマンスをチェック」の詳細
米Microsoftは4月4日(現地時間)、肥大化したワークブックから不要なデータを取り除き最適化する機能「パフォーマンスをチェック」(Check Performance)を、Windows版「Microsoft Excel」にも追加すると発表しました。→(https://insider.microsoft365.com/en-us/blog/make-your-workbooks-more-performant-with-check-performance-in-excel-for-windows)
Web版にはすでに導入されていたが、デスクトップ版でも利用できるようになります。
詳細は下記の通りです。
- ワークシートの無駄なメタデータを自動で検出。
- 警告バーで問題を通知。
- サイドパネルで提案された対処方法をワンクリックで適用可能。
- リボンの[校閲]タブから手動で実行も可能。
ずっと同じExcelデータを使っていると、知らないうちにデータが大きくなって重たくなってしまっていることがあります。チリ積ってわけです。
やはりメリットとしては「ファイルサイズの軽減」「パフォーマンスの向上」「ユーザーの作業効率の改善」の3つがあります。
重たくなっているデータに試してみると、作業効率の向上が見込めそうですね。
利用可能な環境
「パフォーマンスをチェック」の利用範囲は今後変更されると思いますが、現在ではベータチャンネルのWindows版「Excel」(バージョン 2312、Build 17126.20004以降)
大きな問題がなければ、将来的には製品版にも導入予定みたいですね。
まとめ
今回追加された「パフォーマンスをチェック」機能により、Excelのワークブックから不要なデータを削除し、ファイルを最適化することが可能となります。この機能は、特に大きなワークシートを扱うユーザーにとって非常に有用です。ベータチャンネルのユーザーはぜひ試してみてください。
この新機能を活用し、より快適なExcelライフを送りましょう!
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