Steamゲーム「PirateFi」でウイルス感染の恐れ！どうしたらいい？【具体的な対処方法を完全解説】

先週、大手ゲームプラットフォームSteamで配信されていた「PirateFi」というゲームに、危険なウイルスが仕込まれていたことが発覚しました。このゲームをダウンロードしてしまった人のために、具体的な対処方法をわかりやすく説明します。

どんな被害が起きる可能性があるの？

PirateFiには「Vidar（ヴィダー）」という情報を盗むウイルスが仕込まれていました。このウイルスは以下のような大切な情報を盗む可能性があります。

ここがポイント！

もし自分の情報が盗まれたとなると恐怖でしかないですよね💦

じゃあ、万が一自分がそうなってしまったら「具体的に何をすべきなのか。」←ここが重要ですよね。

次の項目で何をすべきかをわかりやすくお伝えしますね。

もしPirateFiをダウンロードしてしまった場合は、以下の手順で対処してください。

まずは、Steamから警告の通知が来ていないか確認しましょう。通知が来ている場合は、その指示に従うことが重要です
ウイルス対策ソフトでスキャンしましょう。「お使いのウイルス対策ソフトを最新の状態に更新する」「パソコン全体のスキャンを実行する」「不審なファイルが見つかったら、すぐに削除する」この３つをすぐに行いましょう。
全てのパスワードを変更しましょう。情報が流出してしまった可能性があるので、下記のモノはすべて変える必要があります。
SNSのアカウント
メールアカウント
オンラインショッピングサイト
オンラインゲームのアカウント
その他よく使うウェブサイト
二段階認証を設定しましょう。パスワードを変更したアカウントには、できるだけ二段階認証を設定し、スマートフォンの認証アプリや、SMSでの認証を活用しましょう。
最後は、パソコンの確認です。見覚えのないソフトウェアがないか確認して、ちょっとでもダウンロードした身に覚えがない怪しいプログラムは削除しましょう。

個人的には、より確実な安全対策として以下の方法もオススメです。

ここがポイント！

ウィルスに確定でかかった！という確信があるときはWindowsを新しく入れ直して初期化する必要があります。

あくまで噂や確定情報を総合的に加味するとですが、このゲームは最初から悪意を持って作られた可能性が高いです。

じゃなければ、リリースからこんなに速攻で話題になるはずがありません。←というのが主観です。

また、このゲームは「Easy Survival RPG」という既存のゲーム制作キットを改造して作られ、Vidarウイルスを注入されたみたいですね。

ちなみにVidarウイルスは、2018年後半に初めて発見されたマルウェアで、ブラウザやデジタルウォレットからさまざまな機密データを収集できてしまうので、Googleクロームに紐づけていたクレカの情報や個人情報や履歴などを第三者に流出してしまうといったウィルスです。

最近ゲーム配信が流行なので、こういったウィルス付きのゲームが増えてくる可能性がありますね。

一番怖いのが、みんな知らずに面白いゲームだからと言って普及したり、配信者が案件で（案件じゃなくても）ウィルス付きゲームを広めてしまう…。そうなったらシンプルに怖いですよ。

特にゲームをするプレイヤーは、ウィルスかどうかの知識はない子どもが多いですから、これを見ている親御さんはお子さんがインターネットでゲームをしている際は、こういった怖いこともあるんだよってやさしく教えてあげてください。（頭ごなしにゲームなんてやっちゃダメ！は絶対にダメ！）

もし、類似ケースでウィルスに感染してしまった際にはさっき解説した手順に則って対策をしてください。

はい、ダウンロードしただけでもウイルスに感染する可能性があります。上記の対策を行うことをお勧めします。

その可能性があります。すぐにウイルス対策ソフトでスキャンを行い、心配な場合は専門家に相談することをお勧めします。

今回の事件から学べる大切な教訓は以下の通りです。

ここがポイント！

このような対策を日頃から心がけることで、同じような被害から身を守ることができます。不安なことがあれば、必ず大人や専門家に相談してください。