近年、AIが世界中でますます普及しています。
「ChatGPT」のように人間みたいに自然な会話や受け答えができるAIチャットサービスや文字を入力するだけでプロに匹敵する絵やイラスト画像を瞬時に大量に作れる「Stable Diffusion」「Midjourney」のようなお絵描きAIも普及していっている現状があります。
AIの台頭が目覚ましい現代社会において、AIは生産性と効率性を高める可能性を秘めている一方で、雇用の安定性に関する懸念も引き起こしています。
なぜなら、いままで必要になっていた人がやっていた部分が「AIでいいよね」という話になりつつあるからです。
では、我々はどうすればいいのか?
これを知って行動すればリストラされない人になれる3箇条をお教えします。
AI系の記事は他にも書いていますので、興味があればそちらも合わせてご覧ください。
AIが人間の仕事を奪うと思ったら危険信号
結論、「AIが人間の仕事を奪う」って思ったらヤバイです。
なぜなら、今あなたがしている仕事は「AIでもできるような仕事」の可能性が高いからです。
ここで質問です。あなたの仕事は以下の3つに当てはまっているますか?
- 日々の業務が繰り返し作業的なルーティンワーク。
- 誰でもできるスキルや専門性を求められない仕事。
- 対人関係を必要としない仕事。
ぶっちゃけ、上記の3つすべてに当てはまる人は、AIにいつ仕事を奪われてもおかしくない状況にいます。
いつ仕事を奪われてもおかしくないということは、いつリストラされてもおかしくない状況にいるということです。
AIに仕事を奪われたどうしようってリアルに思っている人は「自分の仕事がAIでも問題なくできる」って実感して危機感を持っていると思います。
先に言っておきますが、AIが人間のやっていたことを奪う未来はすでに始まっています。パソコンのExcelやWord、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンを当たり前に使うように、当たり前のようにAIを使う現実が始まりつつあります。
これから「当たり前の話」と「ちょっとキツイ事」を言うので、覚悟して聞いてください。
大前提として、会社から見てあなたの代わりはいます。
よくあるクソみたいなパワハラ発言ですが「お前の代わりなんていくらでもいるんだからな!」っていう会社の上司や先輩の発言は、悲しさや怒りがこみ上げてくるワードです。
しかし、今後は「AIができるから別にキミいらないよ」と言われるように変化していきます。まぁ、今のご時世こんなにハッキリとパワハラ発言はされないと思いますが、心の中ではそう思われてもおかしくないし、どうやって合法的にクビにしてやろうと思われる世の中が来ます。
もちろん、これは一般社員だけではなく、中間管理職にも当てはまります。むしろ、会社のトップ以外でAIができるような仕事をしているすべての人に当てはまるようになります。
だって、会社の費用で一番お金がかかるのが「人件費」なんですから。
AIでもできる部分の人件費をカットして会社のコストを下げることで、簡単に会社の利益は高くなります。もちろん、そんな単純じゃないというご意見も理解はできます。しかし、AIでもできる人を長く雇うよりも、AIに24時間365日働いてもらった方が生産性は高くなるのは事実です。
人間がやると人件費というコストがかかるが、AIにやらせると人件費は最小で済む。このことは数十年以上前から気づかれていましたが、実装するのにコストと技術が必要でした。
しかし、昨今の「ChatGPT」や「Stable Diffusion」のように誰でも無料でAIを使えるようになった影響で、AIでもできることはAIにさせた方がコスパが良いということが、多くの人がわかり始めてしまっています。
あなたは1人しかいませんが、あなたのやっている業務は別の誰かが来てもできてしまう。会社は特定の人に頼らなくても売り上げが立つ仕組みになっているケースが多く、会社にとって都合のいい人であれば極端な話で誰でもいいわけです。
いままではね。
今後はデジタル化された仕組みの上に、最低限の人材を残して会社は動いていくのが当たり前になって、「特定の人に頼らなくても売り上げが立つ仕組み」というのが「人に頼らずにAIを使って売り上げが立つ仕組み」という流れに移行していくことになります。
AIに会社が完全に移行し始めたら、会社のAI化・ICT化・DX化が完了した時点で人員整理が始まる可能性は高いです。
自分のやっている仕事が「ChatGPT」や「Stable Diffusion」でもできるのであれば、マジで危険信号なので本気で今後を考える必要があります。
じゃなきゃ、あなたはリストラされます…。
AI社会でリストラされる人ってどんな人?
じゃあ、具体的にどんな人がAI社会でリストラされる人なのか。
結論、AIでできる仕事しかできない人です。
もっと具体的に言えば、以下の3つの人はAI社会になったらリストラされる可能性が非常に高いです。
- 日々の業務がルーティンワークの人
- スキルが必要ない誰でもできる仕事をしている人
- 批判的な発言をする人
1つ1つ少し掘り下げてお話していきます。
日々の業務がルーティンワークの人
日々の業務がルーティンワークということは、AIでもできる仕事である可能性が非常に高いです。
例えば、記帳や伝票処理などの経理業務やデータ入力などの事務処理系業務などは、今後AI化が進むにつれて今よりも少ない人員で業務を回すことができるようになります。もちろん、事務系業務だけではなくライン作業やテレアポなどの電話応対業務など他の分野のルーティンワークをしている人にも当てはまります。。
日常業務がルーティンワーク、毎月ほぼ同じで何をやるのかが予測可能な業務は自動化しやすいです。
AIとロボットの技術が進歩するにつれて、ルーティンワークのような仕事は機械によってより効率的かつ正確に実行できるようになります。
ルーティンワークって言っても人間にやらせるとミスするし、そのミスをフォローするためにダブルチェックとかが必要になりますし。人にやらせる方がコストかかるんですよね💦
AI社会では、日々の仕事がルーティンワークが仕事の中心である人は、リストラされる可能性があります。
スキルが必要ない誰でもできる仕事をしている人
工場での単純作業など、スキルがなくても誰でもできる仕事をしている人は、AIや機械でもできてしまうのでリストラされる危険があります。なぜなら、スキルや専門性が必要にならない単純作業的な仕事は自動化に対してあまりにも弱いからです。
今は人の力が必要だとしても、いずれAIやロボットにとって代わられることになります。これは、肉体労働であっても同じです。
AIやロボットが苦手としている分野であれば、リストラされるなんてことはないのですが、スキルが必要ない誰でもできる仕事というのは今後はAIやロボットにやらせればいいという考えが一気に広まることが予測されます。
キャリアの将来を保証するために、これらの役割を持つ個人は、新しいスキルの習得、さらなる教育の追求、または専門知識や専門知識を必要とする別のキャリア パスの探索を検討する必要があります。
批判的な発言をする人
ここで言う、批判的な発言をする人というのは、人の気分を害するような発言を平気でする人のことです。YESマン以外はリストラされるってわけではないですよ。
AI社会において人と人との関わりが今まで以上に重要になってきます。人のパフォーマンスが下がるような批判的な発言をする人は、リストラされるリスクが高くなります。
AI社会では、対人スキルと精神年齢の高さがますます重要になっています。
AIやロボットへ日常業務を引き継ぐにつれて、今後の「私たち人間」の役割は、人と共に協力して働いたり、人とコミュニケーションをとりながら、会社の問題解決に取り組んでいくようになります。
だからこそ、常に攻撃的または批判的な発言をする人は、同僚や上司との良好な関係を維持するのが難しく、AIでできるような仕事しか振ってもらえず仕事の安全が危険にさらされる可能性があります。
AI社会でリストラされないための3箇条
AI社会でのリストラされないようにするには、どうしたらいいのか?
「いやいや!リストラされたくねーわ!」って思った方のために今からすべき「AI社会でリストラされないための3箇条」をお伝えします。
- 最新のAI利用して仕事に落とし込む。
- 新しいスキルを身に付ける。
- 対人関係に特化したコミュニケーション能力を身に付ける。
会社からリストラされたくないのであれば、会社にとって社会にとって価値を提供する必要があります。
つまり、自分は必要な人材ですよ!って思わせなきゃいけないということですね。
1つ1つ詳しく解説していきます。
最新のAI利用して仕事に落とし込む
AI社会でリストラされない1箇条目は、「最新のAIを今の仕事に落とし込んで使う」ことです。
いやいや!何言ってんねん!仕事にAI使ったらワシいらなくなるやん!
まぁまぁ落ち着いて聞いてください。
会社がAI化やICT化などをしたときに「使える人間」と「使えない人間」どっちが価値があると思いますか?
使えないよりは使えた方がいいですよね。
同じような人材で、「AIを使える人」と「AIが使えない人」がいたら使える方が会社にとってメリットがありますよね。
なおかつ、既存の業務をAIを使って自動化させた功労者として、会社で一定のポジションを得ることができます。
人間関係において相手に「やってくれた」「売上に貢献してくれた」という恩を売るのはとても大事です。人は「感情」で動きますが、会社においては「結果」が求められます。
「感情」と「結果」の2つを手にすれば、あなたの会社でのポジションは盤石になることでしょう。AIと戦うのではなく共闘して、自分の市場価値をあげる動きをするということが重要です。
会社のオーナーにAIへの適応性と会社を発展させる意欲を伝えれば、他の職員よりも頭一つ抜きにでることができます。
じゃあ、具体的に最新のAI利用して仕事に落とし込むためにはどうしたらいいのか。
仕事にAIを適用するための実際的な手順には、次のようなものがあります。
- 最新のAIトレンドとツールに関する最新情報を入手する。
- YOUTUBE動画やウェビナー、オンラインコースなど学べる情報をみたり場所に参加して、AIツールを効果的に使用する方法を学ぶ。
- 職場の上司や同僚の業務を自動化するために、日常業務について話を聞く。
上記の3つは仕事に落とし込むための一例です。
他にも方法はあると思いますので、あなた自身の仕事にどうやったらAIを活用できるのかを考え実行することで、社内で一定のポジションを獲得できることができるようになり、リストラを回避できる可能性があります。
新しいスキルを身に付ける
AI社会でリストラされない2箇条目は、「最新のAIを今の仕事に落とし込んで使う」ことです。
AI社会では、継続的な学習がリストラされない為には不可欠です。AIは進化しているのに、人間が進化しないのなんておこがましい話ですよね?
いままでは、既存のスキルだけで仕事できていたかもしれませんが、今後は競争が激化して常に学び続けられる人じゃないとリストラされてしまう状況に追い込まれてしまいます。
だからこそ、新しいスキルを習得することで、競争力を維持し、会社のオーナーにあなたの価値を示すことができます。
新しいスキルを開発し、自分の業界の最新の状況や動向を常に把握することで、会社に対して価値が提供できるようになります。
新しいスキルを身に付ける方法は、次のようなものがあります。
- キャリアの目標に沿ったオンラインコースの受講や、AIにとってかわられないような業務独占系の資格を取得する。
- 自分の業界のカンファレンスやネットイベントに参加して、自分の業界にいる専門家や仲間から現状の知識を学ぶ。
- 新しい技術やスキルを探求できる副業や趣味をする。
今すぐに自分の仕事を見直して、「新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、新しい業務や職業に就くか作りだすこと」をすぐに始める必要があります。
AIにとってかわられないために、資格を取得するのも1つの手です。
スマホ・PC・タブレットがあれば隙間時間でいつでもどこでも何度でも勉強できる資格講座 | 資格スクエアで資格を取得を検討するのもアリだと思います。
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対人関係に特化したコミュニケーション能力を身に付ける
AI社会でリストラされない3箇条目は、「対人関係に特化したコミュニケーション能力を身に付ける」ことです。
対面・対人関係に特化したコミュニケーションスキルを習得することは、AIにはできない絶対的にこれから必要になる能力の1つです。
AIが人間のやっている日常業務を引き継ぐにつれて、人間の役割は「他人と協力して一緒に仕事をして、みんなでコミュニケーションとりながら、会社の問題解決をすることに集中する」ようになります。
対人関係に特化したコミュニケーションスキルを身につけることで、AI社会になっても活躍する場所を制限されずに、リストラされるリスクを減らすことができます。
対人関係に特化したコミュニケーション能力を身に付ける方法は以下の3つです。
- 話している相手に完全に集中し、積極的に相手の話を聞くことを実践する。
- 他者の感情を認識して理解することにより、共感と感情的知性を養う。
- 困難な状況を効果的に協力して解決するためのテクニックを学ぶ。
AIによって、人による業務のパフォーマンスに差がつかなくなってきたときに、対面や対人関係が上手な人がリストラされずに生き残ります。
「聞き上手」「話し上手」「伝え上手」が必須のスキルになってくる可能性が高いです。
もしあなたが今スキルを持っていなければ、学ぶしかありません。コミュニケーションスキルは実際に人とかかわることが一番の近道です。
しかし、いきなり何の知識もなくコミュニケーションを無理に取ろうとすると「人に嫌われてしまうかも…。」って思ってなかなか前に進めないですよね?
自宅に居ながらスマホの動画視聴で、履歴書に書けるコミュニケーションの資格がとれる伝え方コミュニケーション検定を学ぶことで、2人以上のコミュニケーション、チームの円滑化に役立ちます。
相手へ伝え方や相手に言ってはいけないことなどが具体的にわかりますので、自分のスキルとしてコミュニケーションが弱点だと思っている方や学ばなければいけないなと思っているのであれば受講してみてはいかがでしょうか。
まとめ
「ChatGPT」や「Stable Diffusion」などのAIが誰でも使えるようになり、イマ世界は急速に変化しています。
もはや、AIによって仕事を奪われてリストラされてしまう人が出てくるのも時間の問題です。
もしあなたがAIに仕事を奪われたくないのであれば、学びスキルアップしAIを活用する側にポジションへ移動することです。
もちろん、現状の仕事に未来が見えないのであれば、新しくスキルを身に付けることも必要になってきます。
最新のAI技術を仕事に適用し、新しいスキルを身につけ、対人コミュニケーション能力を磨くことで、AI社会でのあなたのキャリアを守ることができます。
継続的な学習と適応性は、この急速に進化する世界においてあなたの競争力を維持し、リストラされず長期的な雇用の安定を確保するための鍵です。
少しでもお役立ちできる情報の1つとして、本記事の内容が役立てば幸いです。
簡単まとめ
- AIが仕事を奪うと思ったら危険信号なのは、あなた自身がAIでもできるような仕事をしているから不安になっているのが気持ちの根底にあります。
- AI社会でリストラされるのは「日々の業務がルーティンワークの人」「スキルが必要ない誰でもできる仕事をしている人」「批判的な発言をする人」です。
- AI社会でリストラされたくないなら「最新のAI利用して仕事に落とし込む」「新しいスキルを身に付ける」「対人関係に特化したコミュニケーション能力を身に付ける」ことが必要です。
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