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LINEで着信表示は出るのに通話画面へ切り替わらない原因と7つの確実な直し方

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「LINEの着信音は鳴っているのに、画面に応答ボタンが出てこない」「通知バナーが一瞬チラッと見えただけで、誰からの電話か確認できなかった」――そんな経験をして、思わずスマホを二度見してしまったことはありませんか。せっかく友だちや家族、仕事の相手が電話をかけてくれたのに、通話画面に切り替わらなければ出ることすらできません。あとから不在着信に気づいて慌てて折り返す、そのストレスは想像以上に大きいものです。

実はこの「LINEで着信表示は出るのに通話画面へ切り替わらない」という現象、2026年3月時点でもAndroidユーザーを中心に数多く報告されています。LINEアプリ自体が2026年3月11日付でバージョン26.3.1へ更新され、さらにAndroid版LINEでは3月9日から「Edge-to-edge」表示が適用されたことで、画面下部のボタン配置に影響が出ているケースも確認されています。この記事では、原因の特定から具体的な解決手順まで、iPhone・Android両方に対応した完全ガイドをお届けします。初心者の方でも迷わないよう、手順をひとつずつかみ砕いて解説しますので、一緒にトラブルを解消していきましょう。

ここがポイント!

  • LINEで着信表示は出るのに通話画面へ切り替わらない7つの主要原因と、それぞれの具体的な解決手順の網羅的解説
  • iPhone特有の「基本通話との統合」設定やAndroid特有の「他のアプリの上に重ねて表示」権限など、見落としがちな盲点の徹底チェック方法
  • 2026年3月最新のLINEアップデート情報と、設定を直しても改善しないときの最終手段ガイド
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  1. なぜLINEで着信表示は出るのに通話画面へ切り替わらないのか?
  2. iPhoneで通話画面に切り替わらないときの対処法
    1. 「iPhoneの基本通話と統合」をオンにする
    2. 集中モードの設定を見直す
    3. 通知設定とバナースタイルを確認する
    4. 低電力モードをオフにする
  3. Androidで通話画面に切り替わらないときの対処法
    1. 「他のアプリの上に重ねて表示」の権限を許可する
    2. 通知カテゴリの「着信」設定を確認する
    3. サイレントモードを確認する
    4. バッテリー最適化からLINEを除外する
  4. iPhone・Android共通で試したい対処法
    1. LINEの「通話の着信許可」をオンにする
    2. LINEアプリとOSを最新バージョンに更新する
    3. キャッシュを削除してアプリの動作を軽くする
    4. 端末を再起動する
  5. それでも直らないときの最終手段
    1. LINEアプリを再インストールする
    2. スマホ本体のスペック不足を疑う
    3. LINE公式に問い合わせる
  6. 原因と対処法を一覧で確認しよう
  7. LINEの通話機能テストで動作を確認する方法
  8. 2026年3月最新情報として知っておきたいこと
  9. 情シス10年選手が教える「他のサイトには書いていない」深掘り診断テクニック
    1. まずは「どの状態で着信画面が出ないのか」を3パターンに分類する
    2. Android 14以降の「全画面インテント権限」という隠れた落とし穴
    3. 通知チャンネルが「一度壊れると設定画面から直せない」問題の対処
  10. 現場で本当によくある「設定以外の原因」5選
    1. Bluetoothイヤホンが「見えない接続」をしている
    2. ランチャーアプリ(ホーム画面アプリ)の干渉
    3. 複数端末でのLINEログインによる通知の取り合い
    4. SIMカードの接触不良による間欠的な通信断
    5. ストレージ残量10%以下の「見えない速度低下」
  11. 意外と知られていないLINE通話の便利機能と活用テクニック
    1. 「テスト通話」で自分の通話環境を事前に確認する
    2. 特定の人だけ着信を拒否する裏ワザ
    3. 通話中に「ミュート」していることは相手にバレるのか?
    4. LINE通話中に別の人から着信が来たらどうなるか?
    5. 寝落ち通話でバッテリーは大丈夫なのか問題
  12. 「通知オフにしてるあの人」からの着信はどうなるか?
  13. 機種変更のときに忘れると詰む「通話設定の引き継ぎ」チェックリスト
  14. 家族のスマホを遠隔でトラブルシューティングするコツ
  15. 着信画面が出ない問題と間違えやすい「別の症状」の見分け方
  16. ぶっちゃけこうした方がいい!
  17. LINEで着信表示は出るのに通話画面へ切り替わらないに関する疑問解決
    1. パソコン版LINEを使っていると着信画面が出ないって本当ですか?
    2. フィルタリングサービスやペアレンタルコントロールが原因で通話画面が出ないことはありますか?
    3. 相手にブロックされていると着信画面は出ますか?
    4. LINEアプリを強制終了するクセがあるのですが影響しますか?
  18. 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
  19. まとめ

なぜLINEで着信表示は出るのに通話画面へ切り替わらないのか?

LINEのイメージ

LINEのイメージ

まず理解しておきたいのは、LINE通話の着信には大きく分けて2つの表示パターンがあるということです。ひとつは通常の電話アプリと同じような全画面の着信画面が表示されるパターン。もうひとつは画面上部に小さなバナー通知だけが出るパターンです。「着信表示は出るのに通話画面へ切り替わらない」と感じている方の多くは、後者のバナー通知しか表示されていない状態にあります。

この問題が起きる根本的な理由は、LINEアプリはあくまでも「アプリ内の通話機能」であり、スマホに最初から入っている電話アプリとは仕組みが異なるからです。通常の電話であれば、着信があればOSが自動的に全画面で着信画面を表示してくれます。しかしLINE通話は、アプリの通知として処理されるため、スマホ側の通知設定やアプリの権限設定が正しく構成されていなければ、全画面の着信画面に切り替わらないのです。

さらに厄介なことに、OSのアップデートやLINEアプリのバージョンアップのタイミングで設定がリセットされてしまったり、省電力機能やサイレントモードが知らない間に有効になっていたりするケースもよくあります。つまり「昨日まで普通に使えていたのに急にダメになった」という状況は珍しくなく、多くの場合は設定のどこかがズレているだけなので、順番に確認していけば必ず直せます。

iPhoneで通話画面に切り替わらないときの対処法

iPhoneユーザーが最初に確認すべきポイントは、LINEアプリ内にある「iPhoneの基本通話と統合」という設定です。この項目こそが、LINEで着信表示は出るのに通話画面へ切り替わらない現象の最大の原因であることが非常に多いです。

「iPhoneの基本通話と統合」をオンにする

この設定がオフになっていると、LINE通話の着信は単なるアプリのバナー通知として処理されてしまいます。つまり画面の上部にスッと小さな帯が表示されるだけで、応答ボタンや拒否ボタンが大きく表示される全画面の着信画面には切り替わりません。さらにiPhone本体の通知設定でLINEの通知を許可していない場合、そのバナー通知すら出ないという最悪の状態に陥ります。

設定を変更するには、LINEアプリを開いて「ホーム」タブの右上にある歯車マークの設定ボタンをタップしてください。メニューの中から「通話」を選び、「iPhoneの基本通話と統合」のスイッチをオンにしましょう。たったこれだけの操作で、LINE通話がかかってきたときに通常の電話と同じような全画面の着信画面が表示されるようになります。

集中モードの設定を見直す

iOS 15以降で導入された「集中モード」(旧おやすみモード)は、指定した時間帯やシーンに応じて通知を自動的にブロックする機能です。非常に便利な反面、LINEの着信通知までブロックしてしまうことがあります。意図せず集中モードがオンになっていたり、スケジュール設定で自動的にオンになる時間帯に該当している場合、LINEの着信画面は表示されません。

確認するには、iPhoneの「設定」アプリから「集中モード」を開いてください。もし普段使っている集中モード(パーソナル、仕事、睡眠など)がある場合は、そのモードをタップして「アプリ」の項目を確認します。「通知を許可」のリストにLINEが含まれていなければ追加しましょう。これで集中モードがオンの状態でも、LINEの着信通知だけは例外的に表示されるようになります。

通知設定とバナースタイルを確認する

iPhone本体の「設定」から「通知」を選び、アプリ一覧の中からLINEをタップしてください。ここで確認すべきポイントは3つあります。まず「通知を許可」がオンになっていること。次に「ロック画面」「通知センター」「バナー」の3つすべてにチェックが入っていること。そしてバナースタイルが「持続的」に設定されていることです。

バナースタイルが「一時的」になっていると、着信通知が一瞬だけ表示されてすぐに消えてしまいます。持続的に変更することで、操作するまでバナーが画面に残り続けるため、見逃す可能性が大幅に減ります。また「プレビューを表示」の設定が「しない」になっていると、誰からの着信かわからなくなるので、「常に」に変更しておくのがおすすめです。

低電力モードをオフにする

バッテリー残量が少なくなると自動的に提案される低電力モードですが、これが有効になっていると一部のバックグラウンド動作が制限されます。その結果、LINEの着信通知が遅延したり、着信画面の表示がスムーズに行われなくなることがあります。「設定」の「バッテリー」から低電力モードをオフにして、正常に着信画面が表示されるかテストしてみてください。

Androidで通話画面に切り替わらないときの対処法

Androidスマホの場合、メーカーや機種ごとに設定画面の構成が異なるため、iPhoneよりも原因の特定がやや複雑になりがちです。しかし確認すべきポイント自体は明確なので、順番にチェックしていきましょう。

「他のアプリの上に重ねて表示」の権限を許可する

Androidで最も見落としやすく、そして最も重要な設定が「他のアプリの上に重ねて表示」の権限です。LINEが他のアプリを使っている最中に着信画面を割り込んで表示するためには、この権限が必須です。許可されていないと、ゲームや動画を見ている最中に着信音は鳴るのに画面が切り替わらないという現象が起きます。

設定の「アプリ」からLINEの詳細情報を開き、「詳細設定」または「特別なアクセス」という項目の中を確認してください。「他のアプリの上に重ねて表示」を「許可」に設定すれば、どんなアプリを操作していても着信画面が最前面に表示されるようになります。特に機種変更の直後はこの権限が初期状態でオフになっていることが多いため、新しいスマホにしたばかりの方は真っ先にチェックしてください。

通知カテゴリの「着信」設定を確認する

Android 8以降のバージョンでは、アプリの通知設定がカテゴリ(チャンネル)ごとに細かく分かれています。LINEの通知設定に入ると、「メッセージ」「通話」「タイムライン」など項目別に設定できる画面があります。ここで「通話」のカテゴリをタップして詳細を確認しましょう。

通知の重要度が「サイレント」や「低」になっていると、着信画面は表示されず通知バーにアイコンが出るだけになってしまいます。重要度を「高」もしくは「緊急」に変更し、さらに動作設定が「サイレント」ではなく「アラートを受け取る」になっていることを確認してください。ポップアップ表示のスイッチもオンにしておけば万全です。

サイレントモードを確認する

従来のマナーモードとは異なり、Androidのサイレントモードにはポップアップ通知やロック画面通知といった視覚的な通知も停止する効果があります。つまり音だけでなく画面表示もブロックされるため、LINE電話の着信画面が表示されない原因になり得ます。

画面を上から下にスワイプしてクイック設定パネルを開き、丸に一本線が入ったアイコンを探してください。メーカーによって「サイレントモード」「おやすみ時間モード」「通知のミュート」など名称が異なりますが、アイコンの見た目は共通です。もしオンになっていたらタップしてオフにし、着信テストをしてみましょう。

バッテリー最適化からLINEを除外する

Androidのバッテリー最適化(省電力機能)は、バックグラウンドで動作するアプリを自動的に制限して電池の消耗を抑えます。しかし、この機能がLINEに適用されていると、画面を閉じている間にLINEのプロセスが停止させられ、着信をリアルタイムで受信できなくなる可能性があります。

ホーム画面でLINEアプリのアイコンを長押しし、アプリ情報を開いて「バッテリー」の項目に進んでください。「制限なし」や「バッテリー使用量を最適化しない」といった選択肢を選ぶことで、LINEだけは省電力機能の対象外にできます。同時に「モバイルデータ使用量」の設定から、「バックグラウンドデータ」と「モバイルデータの無制限利用」の両方をオンにしておくことで、データセーバーが有効な状態でもLINEの着信だけは優先的に届くようになります。

iPhone・Android共通で試したい対処法

ここまでのOS別の設定を確認しても改善しない場合は、アプリや端末そのものに一時的な不具合が起きている可能性があります。以下の方法はiPhone・Android問わず有効なので、順番に試してみてください。

LINEの「通話の着信許可」をオンにする

意外と見落としがちですが、LINEアプリ内の通話設定で「通話の着信許可」がオフになっていると、そもそも着信自体が拒否されてしまいます。着信があったことはトーク内に通知されるので着信表示は出ますが、当然ながら通話画面には切り替わりません。LINEの設定メニューから「通話」に進み、「通話の着信許可」がオンになっているか確認しましょう。もしオンになっているのに問題が解決しない場合は、一度オフにしてから再びオンにする「再読み込み」を試してみてください。

LINEアプリとOSを最新バージョンに更新する

LINEアプリの古いバージョンには、着信画面が正しく表示されない不具合が含まれていることがあります。2026年3月時点での最新バージョンはAndroid版が26.3.1、iOS版はApp Storeで確認できる最新版です。App StoreまたはGoogle Playストアを開いてLINEの更新が来ていないか確認し、あればすぐにアップデートしましょう。

同時にスマホ本体のOSも最新にしておくことが大切です。特にAndroid版LINEでは2026年3月9日から「Edge-to-edge」対応が開始されており、古いOSとの組み合わせで表示の不整合が起きる可能性があります。LINEの推奨環境はAndroid 11.0以上、iOS 17.0以上となっていますので、これを下回るOSを使っている場合は要注意です。

キャッシュを削除してアプリの動作を軽くする

長期間使い続けているLINEアプリには、数ギガバイト単位のキャッシュデータが溜まっていることも珍しくありません。このキャッシュが肥大化すると、アプリの動作が重くなり、着信画面の表示が遅延する原因になります。キャッシュを削除してもトーク履歴や写真が消えることはないので安心してください。

LINEアプリ内で削除するには、「設定」から「トーク」に進み、「データの削除」をタップします。ここで「キャッシュ」だけにチェックを入れて削除を実行してください。「トーク履歴」にチェックを入れてしまうと会話が消えてしまうので、くれぐれも注意が必要です。Androidの場合は端末の「設定」から「アプリ」「LINE」「ストレージ」と進み、「キャッシュを削除」をタップする方法もあります。

端末を再起動する

シンプルですが非常に効果的なのが、スマホ本体の再起動です。数日間電源を入れっぱなしにしていると、内部システムに微細なエラーが蓄積して通知システムに影響を及ぼすことがあります。電源ボタンを長押しして再起動するだけで解消するケースは驚くほど多いです。再起動後には前述の設定変更も正しく反映されるようになるため、設定を変えたあとは必ず一度再起動することをおすすめします。

それでも直らないときの最終手段

ここまで紹介した方法をすべて試しても改善しない場合は、より踏み込んだ対処が必要です。

LINEアプリを再インストールする

アプリ内部のプログラムファイルに不整合が生じている場合、再インストールが最も確実な解決策です。ただし、アンインストールするとトーク履歴がすべて消えてしまうため、必ず事前にバックアップを取ってから実行してください。

再インストール前に確認・準備しておくべき3つのことがあります。まず、LINEの「設定」から「アカウント」を開き、電話番号・メールアドレス・パスワードがすべて登録済みになっているかチェックします。次に、「トーク」から「トークのバックアップ」を実行して、iCloudまたはGoogleドライブに最新のトーク履歴を保存します。このとき、バックアップ用の6桁のPINコードを設定していない方は必ず設定してください。PINコードがないとトーク履歴を復元できなくなります。最後に、トークルーム内の大切な写真や動画はアルバムに保存するか端末にダウンロードしておきましょう。

準備が完了したらLINEをアンインストールし、App StoreまたはGoogle Playストアから再インストールします。起動後にログインし、トーク履歴を復元すれば、着信画面の問題は高い確率で解消されるはずです。

スマホ本体のスペック不足を疑う

購入から5年以上経過しているスマホや、メモリ(RAM)が3GB以下の機種では、LINE自体の動作が重く、着信画面の表示が追いつかないことがあります。LINEは頻繁にアップデートされ、年々求められるスペックが上がっています。設定をすべて見直しても改善しない場合は、スマホの買い替えを検討する時期かもしれません。

LINE公式に問い合わせる

LINEアプリ自体の不具合が原因である可能性もあります。LINEの公式Xアカウント(@LINEjp_official)で障害情報が発信されていないか確認し、同じ症状が他のユーザーにも起きていないかXのキーワード検索で調べてみましょう。ユーザー側で解決できない問題の場合は、LINEアプリ内の「設定」から「ヘルプセンター」「お問い合わせ」と進んで報告することができます。

原因と対処法を一覧で確認しよう

ここまで解説してきた内容を、原因と対処法の対応表としてまとめました。自分の症状に近いものから優先的に試してみてください。

原因 対象OS 対処法
iPhoneの基本通話と統合がオフ iPhone LINEの設定から通話に進み、統合をオンにする
集中モード・サイレントモードが有効 両方 モードをオフにするか、LINEを例外に設定する
他のアプリの上に重ねて表示が不許可 Android アプリ情報の特別なアクセスから許可する
通知カテゴリの重要度が低い Android 通話カテゴリを「緊急」または「高」に変更する
通話の着信許可がオフ 両方 LINEの通話設定から着信許可をオンにする
バッテリー最適化でLINEが制限されている Android バッテリー設定でLINEを「制限なし」にする
低電力モードが有効 iPhone バッテリー設定から低電力モードをオフにする
アプリやOSのバージョンが古い 両方 LINEとOSを最新バージョンに更新する
キャッシュが肥大化している 両方 LINEのデータ削除からキャッシュのみ削除する
アプリ内部のデータ不整合 両方 バックアップ後にLINEを再インストールする

LINEの通話機能テストで動作を確認する方法

対処法を試したあとは、実際に正しく動作するかテストしておくと安心です。LINEには通話機能が正常に動いているかを確認できる「通話機能テスト」が用意されています。

Androidの場合は、まずスマホの「設定」アプリから「アプリ」「LINE」「権限」と進んで、マイク・電話・カメラなどの権限がすべて許可されていることを確認します。次にLINEアプリを開いて「設定」から「通話」「通話の詳細設定」と進み、「通話機能テスト」をタップしてください。テストが完了すると各項目にチェックマークまたはバツマークが表示され、正常に動作しているかどうかがひと目でわかります。

iPhoneの場合は、「設定」アプリからLINEに進んで各項目へのアクセスを許可した上で、LINEアプリ内の「設定」「通話」から「通話機能テスト」を実行します。バツマークが表示された項目があれば、該当する権限を許可してから再度テストを行いましょう。

2026年3月最新情報として知っておきたいこと

この記事の執筆時点(2026年3月21日)で押さえておくべき最新情報をいくつかお伝えします。

まず、Android版LINEでは2026年3月9日からEdge-to-edge表示が適用されています。これはLIFFアプリやLINE MINI Appに主に影響するものですが、画面下部のナビゲーションバーとコンテンツの重なりが生じる場合があり、一部の端末では着信画面の応答ボタンが見えにくくなっている可能性が報告されています。LINEを最新版にアップデートすることで改善が期待できます。

また、LINEアプリのGoogle Playストアでの最新更新日は2026年3月11日で、バージョン26.3.1がリリースされています。このアップデートでは「LINEカレンダー」機能の追加に加え、いくつかの不具合修正が含まれています。App Storeのレビューでは「通知が来ない」「着信に気づけない」といった声が依然として多く、LINE側もこの問題を認識していると考えられます。

LINEの推奨環境は2025年12月時点でAndroid 11.0以上、iOS 17.0以上とされています。これより古いOSを使っている場合、一部機能が正常に動作しない可能性があるため、端末やOSのアップデートを優先的に検討してください。

情シス10年選手が教える「他のサイトには書いていない」深掘り診断テクニック

LINEのイメージ

LINEのイメージ

ここからは、企業の情報システム部門で10年以上にわたりスマホのトラブル対応をしてきた経験から、一般的な解説記事では触れられていない現場レベルの診断テクニックをお伝えします。正直なところ、設定を見直すだけで直るケースは全体の6割程度。残りの4割は、もう少し踏み込んだ原因の切り分けが必要です。

まずは「どの状態で着信画面が出ないのか」を3パターンに分類する

「着信画面が出ない」とひと口に言っても、実は3つのまったく異なる症状があります。この分類ができているかどうかで、解決までのスピードが劇的に変わります。

パターンAスマホを操作しているときだけ出ない。ゲームやYouTubeを見ている最中にLINE通話がかかってきても、音は鳴るのに画面が切り替わらない。でもロック画面のときは普通に着信画面が出る。これはAndroidの「他のアプリの上に重ねて表示」権限か、通知カテゴリの「ポップアップ」設定が原因です。

パターンBロック画面のときだけ出ない。スマホを触っているときは問題なく着信画面が表示されるのに、ポケットに入れてロック状態のときだけ画面が点灯しない。これはAndroid 14以降で導入された「Full Screen Intent(全画面インテント)」の権限制限が関係していることがあります。あるいは単純に省電力モードがLINEのバックグラウンド動作を止めています。

パターンCどんな状態でも出ない。操作中でもロック中でも一切着信画面が表示されず、トーク画面に不在着信の通知だけが残る。これは「通話の着信許可」がオフになっているか、LINEアプリ自体のデータが破損しているか、そもそも通信環境に問題があるケースです。

この3パターンのどれに該当するかを最初に特定するだけで、チェックすべき設定が3分の1に絞れます。社内でトラブル対応をする際も、最初に「どういう状況で起きますか?」と聞くのが鉄則です。闇雲に全部の設定を見直すより、はるかに効率的に原因にたどり着けます。

Android 14以降の「全画面インテント権限」という隠れた落とし穴

これは他の解説記事ではほぼ触れられていない重要な情報です。Android 14(API level 34)以降、Googleはセキュリティ強化のため「USE_FULL_SCREEN_INTENT」という権限の付与ルールを大幅に変更しました。簡単に言うと、ロック画面で全画面の着信画面を表示できるのは、Google Playストアが「通話アプリ」または「アラームアプリ」として認定したアプリだけに制限されたのです。

LINEは通話機能を持つアプリとしてこの権限を取得していますが、一部の端末やカスタムROMではこの権限が正しく付与されないケースが確認されています。特に中華系メーカーのスマホや、Google Playストア経由以外でLINEをインストールした場合に起こりやすい現象です。

確認するには、Androidの「設定」から「アプリ」「LINE」と進み、「詳細設定」または「特別なアクセス」の中にある「全画面の通知を表示」(端末によって名称が異なります)という項目を探してください。この項目が見つかり、なおかつオフになっていたら、オンに変更するだけでロック画面での着信画面表示が復活します。

通知チャンネルが「一度壊れると設定画面から直せない」問題の対処

Androidの通知システムには、情シス泣かせの仕様があります。それは通知チャンネル(カテゴリ)は一度作成されると、アプリ側からは重要度を変更できないというルールです。つまり、何らかの原因でLINEの「通話」チャンネルの重要度が「サイレント」に設定されてしまった場合、LINEアプリをアップデートしても、アプリ側からはその設定を上書きできません。

この場合、ユーザー自身がAndroidの設定画面から手動で重要度を変更するか、それでもダメならLINEアプリのデータを完全に消去して、通知チャンネルを再作成させる必要があります。「データを消去」はキャッシュ削除とは異なり、アプリ内の全データがリセットされるため再ログインが必要になりますが、通知チャンネルを一からやり直せるという点では最も確実です。

具体的には、Androidの「設定」から「アプリ」「LINE」「ストレージ」と進み、「データを消去」をタップします。この操作の前に必ずトーク履歴のバックアップとアカウント情報の確認を行ってください。消去後にLINEを起動してログインすると、通知チャンネルがまっさらな状態で再作成され、重要度も適切なデフォルト値に戻ります。

現場で本当によくある「設定以外の原因」5選

設定を全部見直したのに直らないとき、現場ではどんな原因が多いのか。情シス部門で実際に対応してきた中から、頻度が高い順にお伝えします。

Bluetoothイヤホンが「見えない接続」をしている

これは本当に多いです。以前使っていたワイヤレスイヤホンがカバンの中でケースから少し出ていて、スマホとの接続圏内にあると、知らないうちにBluetooth接続が復活していることがあります。すると、着信音やバイブレーションはイヤホン側に送られ、スマホ本体では着信に気づけません。さらにイヤホンの機種によっては、接続時にスマホ側の着信画面表示が抑制される動作をするものもあります。

トラブルシューティングの際は、Bluetoothを完全にオフにした状態で着信テストをしてみてください。これだけで「え、普通に出るじゃん」となるケースが年間で数十件はありました。解決後は、使わないイヤホンのペアリングを「設定」のBluetooth画面から解除しておくと再発防止になります。

ランチャーアプリ(ホーム画面アプリ)の干渉

AndroidでNova LauncherやMicrosoft Launcherなどのサードパーティ製ランチャーを使っている場合、ランチャーの通知管理機能がLINEの着信通知をブロックしていることがあります。LINE公式ヘルプセンターでも、ランチャーを変更している場合は購入時のデフォルトランチャーに戻して確認するよう案内されています。

試しにランチャーをデフォルトに戻してみて、着信画面が正常に表示されるようなら、ランチャーアプリ側の通知設定を見直すか、LINEだけはランチャーの通知管理から除外する設定にしましょう。

複数端末でのLINEログインによる通知の取り合い

iPadやパソコンでもLINEにログインしている方は要注意です。PC版LINEの設定に「PC版利用時にスマートフォンへ通知しない」という項目があり、これがオンになっているとPCでLINEを開いている間はスマホへの着信通知が届きません。ただ、盲点なのはPCのLINEを明示的に閉じていなくても、バックグラウンドで起動したままになっているケースです。

Windowsの場合、タスクバーの右下にある「∧」マーク(隠れたインジケーター)をクリックすると、LINEのアイコンが居座っていることがあります。完全に終了させるには、そのアイコンを右クリックして「終了」を選ぶ必要があります。ウィンドウの「×」ボタンを押しただけではバックグラウンドで動き続けている場合があるので、ここは確実にチェックしてください。

SIMカードの接触不良による間欠的な通信断

スマホを落としたり、長年使い続けてSIMトレイが緩んだりすると、SIMカードの接触が不安定になることがあります。完全に通信が切れるわけではなく、数秒間だけ回線が途切れてすぐ復帰するという「間欠的な通信断」が起きやすくなります。

LINE通話の着信は、まずサーバーからのプッシュ通知で端末に知らされます。ちょうどそのプッシュ通知のタイミングで通信が途切れていると、着信自体を受信できず、当然着信画面も表示されません。通話相手は「呼び出し音が鳴っている」のに、こちらには何も表示されないという不思議な状況が生まれます。

対処としては、一度スマホの電源を切り、SIMカードトレイを取り出して軽く拭いてから差し直してみてください。eSIMの場合はこの方法は使えませんが、物理SIMを使っている方でこの症状が疑われる場合には非常に有効です。

ストレージ残量10%以下の「見えない速度低下」

スマホのストレージ(保存容量)の残りが10%を切ると、OSの内部処理が極端に遅くなります。特にAndroidはストレージを一時ファイルの書き込み領域としても使っているため、残量が少ないとアプリの起動や画面遷移がもたつくようになります。着信があっても、着信画面の描画処理が追いつかず、結果的にタイムアウトして不在着信になるのです。

確認方法はシンプルで、「設定」の「ストレージ」から現在の使用量を確認するだけです。もし残りが全体の10%以下であれば、不要な動画や写真、使っていないアプリを削除して空き容量を確保しましょう。経験上、ストレージに20%以上の空きを確保しておけば、この種のトラブルはほぼ起きません。

意外と知られていないLINE通話の便利機能と活用テクニック

着信画面の問題を解決したついでに、LINE通話をもっと快適に使うための便利機能もお伝えしておきます。これを知っているか知らないかで、日常の使い勝手がかなり変わります。

「テスト通話」で自分の通話環境を事前に確認する

LINEには「テスト通話」という、意外と知られていない公式機能があります。自動音声ガイダンスが流れた後にピーという音が鳴るので、そこから10秒間マイクに向かって話します。録音された音声がすぐに再生されるため、マイクとスピーカーの両方が正常に動作しているかを一人で確認できます。

やり方は、LINEアプリの「設定」から「通話」に進み、iPhoneの場合はそのまま「通話機能テスト」をタップ、Androidの場合は「通話の詳細設定」から「通話機能テスト」をタップするだけです。大事な仕事の通話の前や、設定変更後の動作確認に使うと安心感が全然違います。なお、テスト通話の内容はすべて録音されてLINEの品質改善に利用される可能性がありますので、個人情報を含む内容は話さないようにしましょう。

特定の人だけ着信を拒否する裏ワザ

LINEの設定にある「通話の着信許可」はすべての着信をオン・オフする全体設定なので、特定の一人だけを着信拒否することはできません。しかし、実質的に同じ効果を得る方法があります。それはその相手をブロックすることです。ブロックすると通話だけでなくメッセージも届かなくなりますが、トーク履歴は消えません。

ただ、「メッセージは受け取りたいけど電話だけ拒否したい」という場合は、残念ながらLINEの標準機能だけでは実現できません。このケースでは、該当するトークルームの通知をオフにしておくという消極的な対処しかありません。着信自体は来ますが通知で邪魔されなくなるので、あとから履歴を見て必要に応じて対応する形になります。

通話中に「ミュート」していることは相手にバレるのか?

これは情シス部門でも社員からよく質問される定番ネタです。結論から言うと、LINE通話中にマイクをミュートにしても相手の画面にミュート中であることを示す表示は出ません。ただし、急に無音になるので「あれ?聞こえなくなった?」と気づかれる可能性はあります。ミュートを切り替えた際にピコンという効果音が鳴ることもありません(2026年3月時点)。ですから、電車の中など声を出せない場面で一時的にミュートにしても、システム的にバレることはありません。

LINE通話中に別の人から着信が来たらどうなるか?

LINE通話をしているときに、別の友だちからLINE通話がかかってきた場合、通話中の画面に「別の着信があります」という通知が表示されます。ただし、通常の電話アプリのような割込通話(キャッチホン)機能はないため、今の通話を終了しない限り新しい着信には出られません。相手側には「通話中のため応答することができません」と表示されます。

一方、LINE通話中に通常の電話(090や080の番号からの着信)がかかってきた場合は、iPhoneなら「iPhoneの基本通話と統合」がオンになっていれば通常の着信画面が割り込みで表示されます。Androidでも通常の電話着信は割り込みで表示されるのが一般的です。通常の電話に出ると、LINE通話は自動的に終了するか保留になります。

寝落ち通話でバッテリーは大丈夫なのか問題

友だちや恋人と通話しながらそのまま寝落ちしてしまった経験、ありますよね。LINE通話は相手が切らない限りずっと接続が維持されるため、朝起きたらバッテリーが空っぽだったという話をよく聞きます。

対処として知っておきたいのは、LINE通話中でもスマホのアラーム(目覚まし)は通常通り鳴るということです。通話中だからアラームが鳴らないのでは、と心配する方がいますが、ほとんどの端末ではアラーム音はLINE通話の音声とは別系統で処理されるため、ちゃんと鳴ります。ただし、アラーム音はイヤホンからではなくスマホ本体のスピーカーから鳴る端末が多いので、イヤホンを着けたまま寝ている場合はアラームに気づきにくい可能性があります。

バッテリー消耗を抑えるには、充電器に繋いだ状態で通話するか、あらかじめ「何時までに切ろうね」と約束しておくのが現実的です。ちなみにLINEのグループ通話には「最後の一人になったら自動終了する」仕組みがあるので、寝落ちした友だちの通話を強制的に切ることもできます。

「通知オフにしてるあの人」からの着信はどうなるか?

意外と混乱しやすいのが、トークルームの通知をオフにしている相手からLINE通話がかかってきたときの挙動です。実はこれ、通知のオン・オフ設定はメッセージ通知にのみ影響し、LINE通話の着信は通知オフでも普通に鳴ります。着信画面もいつも通り表示されます。

つまり「この人のメッセージ通知は多すぎてうるさいからオフにしたいけど、電話がかかってきたら出たい」という使い方は、何も特別な設定をしなくても標準で実現できているわけです。ただし、前述の「通話の着信許可」がオフになっていると全員分の着信がブロックされるので、その点だけは注意してください。

逆に言うと、通知をオフにしたからといって相手からの電話も来なくなると思い込んで、安心してスマホを会議のテーブルに置いていたら突然LINE通話が鳴り響いた、というのも現場でよくある光景です。本当に着信音を鳴らしたくない場面では、スマホ本体をマナーモードまたはサイレントモードにするか、機内モードにするしかありません。

機種変更のときに忘れると詰む「通話設定の引き継ぎ」チェックリスト

スマホを新しくしたタイミングで着信画面が出なくなるケースは非常に多いです。LINEアカウントの引き継ぎ自体は成功しても、端末固有の設定はリセットされるため、新しいスマホで一から設定し直す必要があります。機種変更後に最低限チェックすべき項目を、実行順にお伝えします。

  1. LINEアプリの「設定」から「通話」に入り、「通話の着信許可」がオンになっていることを確認する。引き継ぎ後にオフになっているケースがあります。
  2. iPhoneの場合は「iPhoneの基本通話と統合」をオンにする。新しいiPhoneでは初期状態でオフになっていることが多いです。
  3. Androidの場合は「設定」「アプリ」「LINE」「権限」から、マイク・電話・カメラ・通知の権限をすべて許可する。初回起動時に権限ダイアログが出ますが、うっかり「許可しない」を選んでしまうと着信画面が出ません。
  4. Androidでは「設定」「アプリ」「LINE」から「他のアプリの上に重ねて表示」と「全画面の通知を表示」(Android 14以降)を許可する。
  5. Androidでは「バッテリーの最適化」からLINEを「制限なし」に設定する。新しいスマホではデフォルトで最適化対象に入っています。
  6. 設定完了後、家族や友だちに頼んでテスト着信をしてもらい、画面ロック中と操作中の両方で着信画面が正しく表示されることを確認する。

この6ステップを機種変更直後にやっておくだけで、「新しいスマホにしたらLINE電話が受けられなくなった」というトラブルをほぼ完全に防げます。特に3番目と4番目はAndroidユーザーが最も忘れやすいポイントなので、付箋に書いてスマホの箱に貼っておくくらいの気持ちで覚えておいてください。

家族のスマホを遠隔でトラブルシューティングするコツ

「おかあさんのスマホでLINE電話が出られない」という相談は、情シスの仕事に限らず家族間でもよくある話です。しかも、電話では「設定画面を開いてください」「歯車マークをタップしてください」と言っても、なかなか伝わりません。

こういうとき便利なのが、LINEの「画面シェア」機能です。ビデオ通話中に画面シェアをオンにしてもらえば、相手のスマホ画面をリアルタイムで見ながら「次はここをタップして」と指示できます。ただし、これはLINE通話自体が使える前提なので、そもそもLINE通話が完全に使えない状態では別の手段が必要です。

その場合は、通常の電話(090・080の番号)で通話しながら、相手に設定画面の操作を口頭で案内するしかありません。このとき効果的なのは、「画面の一番上に何が表示されていますか?」と現在地を確認しながら一歩ずつ進める方法です。いきなり「設定のアプリからLINEを選んで権限をタップして」と早口で言っても、スマホに不慣れな方は混乱します。

もうひとつのテクニックとして、相手のスマホの画面をスクリーンショットで撮ってもらい、LINEのトーク(通話はできなくてもテキストは送れるはず)やメールで送ってもらう方法も有効です。設定画面のスクショを見れば、現在どういう状態になっているかが一発でわかるので、的確に指示を出せます。

着信画面が出ない問題と間違えやすい「別の症状」の見分け方

トラブル対応の現場では、ユーザーが自分の症状を正確に説明できないことも多いです。「着信画面が出ない」と言っているけれど、実際にはまったく別の問題だったということが何度もありました。

たとえば、「着信音が鳴っているのに名前が表示されない」という症状。これは着信画面自体は出ているけれど、発信者の名前やアイコンが表示されず「LINE通話」とだけ出ている状態です。この場合の原因は着信画面の問題ではなく、iPhoneの「プレビューを表示」が「しない」に設定されているか、LINEアプリの「メッセージ通知の内容表示」がオフになっていることが多いです。

また、「着信画面が一瞬出てすぐ消える」という症状もあります。バナー通知が一瞬だけ表示されて消えているケースで、iPhoneのバナースタイルが「一時的」になっている場合に起こります。この場合は「持続的」に変更すればOKです。

さらに、「LINE通話はかかってくるけど声が聞こえない」という症状を「着信画面が出ない」と混同しているケースもあります。これは通話画面には正常に遷移しているけれど、マイクやスピーカーの問題で音が出ていないだけです。通話画面のスピーカーボタンが意図せずオフになっていたり、通話音量がゼロに設定されていたりすることが原因です。

このように、症状を正確に切り分けることが問題解決の第一歩です。「着信画面が出ない」のか「名前が表示されない」のか「一瞬出て消える」のか「画面は出るけど音が出ない」のかで、対処法はまったく異なります。

ぶっちゃけこうした方がいい!

ここまでかなりディープな内容をお伝えしてきましたが、最後に情シス10年以上やってきた人間として、個人的にぶっちゃけ一番伝えたいことを書かせてください。

正直なところ、LINEの着信画面が出ないトラブルに対して「設定をひとつずつ確認する」というのは正攻法ではあるけれど、ぶっちゃけ一番手っ取り早いのは「LINEアプリの通知設定をまるごとリセットする」ことです。どういうことかというと、Androidの「設定」から「アプリ」「LINE」「通知」に進んで、一番上にある「LINEのすべての通知」を一度オフにしてから、5秒待ってもう一度オンにする。たったこれだけで、壊れた通知チャンネルの設定がOS側で再構築されるケースが非常に多いんです。

iPhoneの場合も同じで、「設定」「通知」「LINE」の「通知を許可」を一度オフにして、少し間を置いてからオンに戻す。その後にLINEアプリ内の「iPhoneの基本通話と統合」もオフ→オンと切り替える。この「オフ→オン」の再読み込み操作だけで、体感的には7割くらいの問題がスッと解消します。

なぜこの方法が効くのかというと、AndroidもiPhoneも通知の設定を内部的にキャッシュしていて、アプリのアップデートやOSの更新でそのキャッシュと実際の設定との間にズレが生じることがあるからです。一度オフにしてオンに戻すことで、OSが設定を再読み込みしてズレが修正されるわけです。これはAndroid開発者のドキュメントでも示唆されている「通知チャンネルの再作成」の原理と同じです。

もうひとつぶっちゃけると、設定を見直すのに15分以上かかるなら、素直にLINEを再インストールした方が絶対に早いです。「バックアップが面倒」「トーク履歴が消えたら困る」という気持ちはわかりますが、最近のLINEはトーク履歴のバックアップと復元がかなり簡単になっています。バックアップさえ取れば5分で再インストールできますし、再インストール後は通知の設定もすべてクリーンな状態から始められるので、変な設定の残骸に悩まされることもありません。

結局のところ、着信画面が出ない問題の本質は「スマホの通知システムとLINEアプリの間の歯車がどこかで噛み合わなくなっている」ということに尽きます。歯車がどこで噛み合っていないかを探すより、歯車をまるごと新品にした方が早い場面は多いのです。特に、ITに詳しくない家族のスマホのトラブルを直すときは「まずバックアップ取って、LINE入れ直そう」の一言が最強の解決策であることを、10年間の経験を通じて確信しています。

もちろん、ここまでに紹介した設定の知識は無駄ではありません。原因を正確に理解していれば、再インストール後に同じ問題が再発したときに即座に対処できますし、新しいスマホに変えたときの初期設定もスムーズに進められます。知識を持った上で「ぶっちゃけ再インストールが早い」と判断できることこそが、本当の意味でのトラブルシューティング能力だと思っています。

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LINEで着信表示は出るのに通話画面へ切り替わらないに関する疑問解決

パソコン版LINEを使っていると着信画面が出ないって本当ですか?

はい、パソコン版LINEの設定によっては起こり得ます。パソコン版LINEの設定メニューにある「通知」の中に、「PC版利用時にスマートフォンへ通知を送らない」という項目があります。これがオンになっていると、パソコンでLINEを開いている間はスマホに着信通知が届きません。在宅ワークでパソコン版LINEを常時起動している方は、この設定をオフにするか、離席するときはパソコン版LINEを閉じる習慣をつけると安心です。

フィルタリングサービスやペアレンタルコントロールが原因で通話画面が出ないことはありますか?

あります。お子さんのスマホ利用を制限するためにフィルタリングサービスを設定している場合、LINE通話の機能自体がブロックされていることがあります。この場合は着信表示は出るものの通話画面に遷移できなかったり、そもそも通話機能が使えなかったりします。保護者の方がフィルタリングの設定内容を確認し、LINE通話が許可されているかチェックしてみてください。

相手にブロックされていると着信画面は出ますか?

相手にブロックされている場合、電話をかけると一定時間呼び出し音が鳴ったあとに「応答なし」と表示されます。着信画面が出ない問題とは異なる症状ですが、紛らわしいので補足しておきます。逆に、自分が相手をブロックしている場合は、相手からの着信が一切届きません。心当たりがある方はLINEの設定から「友だち」「ブロックリスト」を確認して、意図しないブロックがないか確かめてみましょう。

LINEアプリを強制終了するクセがあるのですが影響しますか?

大きく影響します。LINEアプリの通知設定画面にも「アプリを強制終了すると、通知が遅れたり、受信できない場合があります」と注意が記載されています。使い終わるたびにタスクキル(マルチタスク画面からスワイプして終了)するクセがある方は、なるべく控えましょう。バックグラウンドで待機している状態こそが、リアルタイムで着信を受け取るための正常な状態です。

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まとめ

LINEで着信表示は出るのに通話画面へ切り替わらない問題は、ほとんどの場合、アプリやスマホの設定がどこかズレていることが原因です。iPhoneなら「iPhoneの基本通話と統合」をオンにすること、Androidなら「他のアプリの上に重ねて表示」の権限を許可することが、最優先で確認すべきポイントです。それに加えて、集中モードやサイレントモードの状態、通知カテゴリの重要度、バッテリー最適化の設定などを順番にチェックしていけば、必ず解決の糸口が見つかります。

設定をすべて見直しても改善しない場合は、キャッシュの削除、端末の再起動、そして最終手段としてLINEの再インストールを試してみてください。再インストールの際は必ずトーク履歴のバックアップとPINコードの設定を忘れないようにしましょう。大切な人からの電話を二度と逃さないために、今すぐこの記事の手順を順番に試してみてください。きっとあなたのスマホでも、あの全画面の着信画面が復活するはずです。

この記事を書いた人
この記事を書いた人

企業の情報システム部門で10年以上、PC・アカウント・社内ネットワーク・Microsoft 365/Google Workspace運用を担当。年間数百件の問い合わせ対応(PC不調、メール送受信、Excel/Word資料、Teams会議、スマホ連携など)を通じて、初心者がつまずくポイントを「再現→原因切り分け→最短解決」の手順に落とし込んできました

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