「段組みを1段に戻したはずなのに、なぜかレイアウトが元に戻らない……」そんな経験、ありませんか?Wordで段組みを設定したあと、解除しようとしても思い通りにならず、何度やってもうまくいかない。文書の提出期限が迫っているのに、この見えない壁に阻まれてイライラが止まらない。実はこの悩み、Wordを使う多くの人が一度はぶつかる「あるある」なんです。
結論からいうと、Wordで段組みが解除できない原因のほとんどは、目に見えない「セクション区切り」や「段区切り」が文書の中に残っていることです。段組みの設定を1段に戻しただけでは、これらの区切り記号は自動で消えてくれません。だからこそ、正しい手順を知っていれば、どんなに複雑な段組みでもスッキリ解除できます。
この記事では、初心者の方でも迷わず段組みを完全に解除できるよう、原因の特定方法から具体的な操作手順、さらにはプロが実践しているトラブル回避のコツまで、すべてをお伝えします。
- Wordで段組みが解除できない本当の原因は「セクション区切り」と「段区切り」の残存
- 編集記号を表示させてから操作するだけで、確実に段組みを解除できる5つの対処法
- 2026年最新のMicrosoft365環境にも対応した、段組みトラブルの予防策と応用テクニック
- そもそもWordの段組みが解除できないのはなぜ?根本原因を理解しよう
- まず最初にやるべきこと編集記号を表示させる
- Wordで段組みを確実に解除する5つの対処法
- 段組みが「下までいかない」ときの対処法
- 文書の最後で段組みが横に並ばないときの対処法
- 段組みの解除でレイアウトが崩れたときの修復テクニック
- プロが実践している段組みトラブルの予防策
- iPadやMac版Wordでの段組み解除の注意点
- 2026年2月最新Microsoft365のアップデートと段組み操作への影響
- 情シス歴10年超の現場で学んだ「段組みトラブル」のリアルな実態
- VBAマクロで段組みの解除とクリーンアップを自動化する
- 現場で実際に遭遇する「段組み解除あるある」と具体的な解決法
- 上級者向け段組み解除時に知っておくべきセクションの「書式継承ルール」
- フォルダ内の複数Word文書を一括クリーンアップするVBA
- 特殊文字の検索コード早見表
- 段組み解除後の「仕上げ確認チェックリスト」
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- Wordの段組みが解除できないに関するよくある疑問
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
そもそもWordの段組みが解除できないのはなぜ?根本原因を理解しよう
段組みの解除がうまくいかない原因を理解するには、まずWordが段組みをどのように管理しているかを知る必要があります。ここを押さえておくだけで、今後トラブルに遭遇しても慌てずに対処できるようになります。
「1段に戻す」だけでは不十分な理由
多くの方が最初に試すのは、「レイアウト」タブから「段組み」を開いて「1段」を選ぶ方法です。これ自体は正しい操作なのですが、段組みの「見た目」は1段に戻っても、文書内部に残っている区切り記号までは消えません。Wordは文書のレイアウトを区切る単位として「セクション」という仕組みを使っています。文書の一部だけを段組みにすると、その前後に自動的に「セクション区切り」が挿入されるのですが、1段に戻してもこのセクション区切りは残り続けます。
残ったセクション区切りが原因で、段組みを再設定しようとしたときに予期しない範囲に段組みがかかったり、ヘッダーやフッターが勝手に変わったり、空白ページが生まれたりと、さまざまな不具合が連鎖的に発生してしまうのです。
見えない「セクション区切り」と「段区切り」の正体
Wordには大きく分けて2種類の「区切り」があります。セクション区切りは、文書全体のレイアウト(段組み・用紙の向き・余白など)を部分的に変更するための境界線です。もう一つの段区切りは、段組み内で文章を強制的に次の段へ送るための区切りです。
どちらも通常の編集画面では目に見えません。だからこそ、知らないうちに増殖してしまい、「1段に戻したはずなのにおかしい」という状況が生まれます。この「見えない敵」を可視化することが、段組み解除の第一歩です。
変更履歴がオンだとセクション区切りを削除できない
意外と知られていない落とし穴として、「変更履歴の記録」がオンになっていると、セクション区切りを削除できないという仕様があります。2026年2月のMicrosoft365セキュリティアップデートでもWord関連の修正が複数行われていますが、この仕様自体は変わっていません。「校閲」タブで「変更履歴の記録」がオンになっていないか、必ず確認してください。オンになっている場合は一度オフにしてから、セクション区切りの削除を行いましょう。
まず最初にやるべきこと編集記号を表示させる
段組みの解除で失敗しないために、作業を始める前に必ずやってほしいことがあります。それは「編集記号の表示」をオンにすることです。これだけで、目に見えなかったセクション区切りや段区切りがすべて画面上に表示され、問題の所在がひと目でわかるようになります。
編集記号を表示する手順
操作はとてもシンプルです。「ホーム」タブの段落グループにある「編集記号の表示/非表示」ボタン(¶マーク)をクリックしてください。ボタンがグレーの背景で囲まれた状態になれば、表示がオンに切り替わっています。キーボード操作が好きな方は、
Ctrl + Shift + 8
のショートカットキーでも切り替えられます。
編集記号をオンにすると、セクション区切りは二重の点線として表示され、「セクション区切り(現在の位置から新しいセクション)」というラベルが付きます。段区切りは「段区切り」というラベル付きの点線で表示されます。これらの記号が見えるようになったら、いよいよ解除作業に入りましょう。
Wordで段組みを確実に解除する5つの対処法
ここからは、状況に応じた5つの対処法を、簡単なものから順に紹介していきます。あなたの状況に合った方法を選んで試してみてください。
対処法1文書全体の段組みを一括で解除する
文書全体が段組みになっている場合は、一番シンプルな方法で解除できます。まず
Ctrl + A
で文書全体を選択します。次に「レイアウト」タブのページ設定グループにある「段組み」をクリックし、「1段」を選択するだけです。
ただし、これだけではセクション区切りが残っている場合があります。編集記号を表示した状態で文書全体を確認し、不要なセクション区切りが残っていたら、次の対処法3の手順で削除してください。
対処法2一部だけの段組みを解除する
文書の一部(たとえば3段組みの箇所だけ)を解除したい場合は、解除したい段組み内のどこかにカーソルを置くだけで準備完了です。文章を選択する必要はありません。その状態で「レイアウト」タブから「段組み」を開き、「1段」をクリックしましょう。カーソルが置かれたセクション内の段組みだけが1段に戻ります。
ほかのセクションにある段組み(たとえば2段組みの部分)には影響しないので、安心して操作できます。
対処法3セクション区切りを手動で削除する
段組みを1段に戻しても、前後のセクション区切りは残ったままです。この残存するセクション区切りが、後々レイアウト崩れの原因になることがあります。削除の手順は次の通りです。
- 編集記号の表示をオンにして、セクション区切りの位置を確認します。
- セクション区切りを示す二重線の直前にカーソルを置きます。
-
Deleteキーを押すと、そのセクション区切りが削除されます。
- 文書内にある他のセクション区切りについても、同じ手順を繰り返します。
ここで一つ重要な注意点があります。セクション区切りを削除すると、削除した位置より後ろのセクションの書式設定(ページの向き、余白、ヘッダー・フッターなど)が、前のセクションの設定に統合されます。たとえば、前のセクションが「ヘッダーあり」で後ろが「ヘッダーなし」だった場合、セクション区切りを消すと後ろのセクションにもヘッダーが適用される可能性があります。削除前に必ずファイルのバックアップを取っておきましょう。
対処法4段区切りを削除する
段組み内で
Ctrl + Shift + Enter
を使って段区切りを挿入していた場合、1段に戻しても段区切りの記号が文書内に残ります。残った段区切りは不自然な改行として表示されることがあるので、忘れずに削除してください。
段区切りの削除方法はセクション区切りと同じです。編集記号を表示した状態で「段区切り」と表示されている箇所を見つけ、その直前にカーソルを置いて
Delete
キーを押します。
対処法5置換機能を使ってセクション区切りを一括削除する
文書が長く、セクション区切りが大量にある場合は、一つひとつ手動で削除するのは大変です。そんなときは「検索と置換」機能を使った一括削除が便利です。
-
Ctrl + Hを押して「検索と置換」ダイアログを開きます。
- 「検索する文字列」の欄にカーソルを置き、左下の「オプション」または「特殊文字」ボタンをクリックします。
- 表示されたリストから「セクション区切り」を選びます。検索欄に
^bと入力されます。
- 「置換後の文字列」は空欄のままにしておきます。
- 「すべて置換」をクリックすると、文書内のすべてのセクション区切りが一括で削除されます。
この方法は非常に強力ですが、文書内のすべてのセクション区切りが消えてしまうため、ヘッダー・フッターやページ番号の設定が崩れるリスクがあります。実行前には必ずファイルを保存してバックアップを取ってください。
段組みが「下までいかない」ときの対処法
段組みの解除とは少し違いますが、「左の段の文章がページの下まで行かずに、途中で右の段に折り返されてしまう」という悩みもよく聞きます。これは段組みの範囲内の文章量が少ないとき、Wordが左右の行数を均等にしようとバランスをとるために起きる現象です。
この場合は、左の段を下まで埋めたい位置の末尾にカーソルを置いて、「レイアウト」タブの「区切り」から「段区切り」を挿入すると解決します。もしくは、段組みの終了位置に「セクション区切り(現在の位置から開始)」を挿入することで、段の高さを揃えることもできます。
文書の最後で段組みが横に並ばないときの対処法
文書の末尾に段組みを設定したとき、2段に分かれるだけで文章が横に並んでくれないケースがあります。これは最後の改行(段落記号)まで選択して段組みを設定してしまうと、セクション区切りが後ろに挿入されないために起こる現象です。
対処法はシンプルで、文書の最後にセクション区切り(「現在の位置から開始」タイプ)を手動で挿入するだけです。セクション区切りが挿入されると、段組みの文章がきちんと横並びに表示されるようになります。
段組みの解除でレイアウトが崩れたときの修復テクニック
セクション区切りを削除した直後に、ヘッダーやフッターが消えたり、ページの向きが変わったりすることがあります。これはWordの仕様で、セクション区切りを削除すると、後ろのセクションの書式が前のセクションの書式に吸収されるためです。
ヘッダー・フッターが消えたときの対応
セクション区切りを削除してヘッダーやフッターが消えてしまった場合は、もう一度セクション区切りを挿入し直して、ヘッダー・フッターを再設定する必要があります。この手間を避けるためにも、セクション区切りを削除する前には必ずバックアップを保存しておくことが大切です。
下書き表示モードを活用しよう
複雑な段組みのトラブルに対処するときは、「表示」タブから「下書き」モードに切り替えると作業がしやすくなります。下書きモードではセクション区切りが水平線として明確に表示され、マウスでクリックして選択・削除する操作がやりやすくなります。特に複数の段区切りをまとめて選択したいとき(
Ctrl
キーを押しながらクリック)に重宝します。
プロが実践している段組みトラブルの予防策
ここまでは「解除できない」ときの対処法をお伝えしてきましたが、そもそもトラブルを起こさないための予防策も知っておくと、今後の作業がグッと楽になります。
段組みを設定する前に編集記号を表示しておく
段組みの設定・変更・解除を行う際は、必ず編集記号を表示した状態で作業することを習慣づけましょう。セクション区切りや段区切りがどこに入っているかを常に把握しておくことで、「気がついたらセクション区切りが増殖していた」という事態を防げます。
段組み解除後はセクション区切りの掃除を忘れずに
段組みを1段に戻したら、それで終わりにせず、不要なセクション区切りと段区切りをすべて削除するところまでをワンセットの作業として考えてください。この「掃除」を怠ると、次に段組みを設定するときや、文書を共同編集するときに、想定外のレイアウト崩れが起きる原因になります。
左右に完全に独立した内容を配置するなら表を使う
「左側に日本語、右側に英語」のように、左右で完全に独立した内容を書きたい場合は、段組みよりも2列の表を挿入して罫線を非表示にする方法のほうが管理しやすくおすすめです。段組みはあくまで「一つの文章を折り返して表示する」機能なので、左右で別々の内容を扱うとどうしても編集が煩雑になります。
iPadやMac版Wordでの段組み解除の注意点
デスクトップ版のWindowsだけでなく、iPadやMac版のWordでも段組みの設定と解除は可能です。基本的な操作手順はWindows版と同じで、「レイアウト」タブから「段組み」を開いて「1段」を選びます。
ただしiPad版では、セクション区切りの削除時に
Delete
キーの代わりに画面上の「選択」→「削除」操作を使う必要があります。また、Mac版で段区切りを挿入するショートカットキーは
Command + Shift + Return
になるなど、一部のキー操作がWindows版と異なる点に注意してください。
2026年2月最新Microsoft365のアップデートと段組み操作への影響
2026年2月10日にリリースされたMicrosoft365の最新ビルド(Version 2601、Build 19628.20204)では、複数のセキュリティ修正と機能修正が含まれています。Wordに関しては、共同編集時にコンテンツコントロールが消える不具合や、変更履歴がオンのときに脚注番号が相互参照リストから消える問題が修正されました。
段組みの操作そのものに直接影響する変更はありませんが、変更履歴に関連する修正が行われていることから、セクション区切りの削除時に変更履歴がオンだと操作できないという仕様は引き続き覚えておく価値があります。Wordを最新の状態にアップデートしておくことで、予期しない不具合を防ぐことにもつながります。
また、2026年に入ってからMicrosoft365ではCopilot(AI機能)の強化が加速しています。将来的には「段組みを解除して」とCopilotに話しかけるだけで、セクション区切りの削除まで自動で行ってくれる日が来るかもしれません。現時点ではまだ手動操作が必要ですが、今のうちにこの記事の手順をマスターしておけば、どんな環境でも困ることはないでしょう。
情シス歴10年超の現場で学んだ「段組みトラブル」のリアルな実態
ここからは、企業の情報システム部門で10年以上Wordに関するサポートを行ってきた経験から、他のサイトでは絶対に得られない「現場のリアル」をお話しします。段組みのトラブルは、実はWord初心者だけの問題ではありません。むしろ、中級者以上のユーザーが「なんとなく」操作してきた結果、取り返しがつかなくなるケースのほうが圧倒的に多いんです。
社内で最も多い段組みトラブルは「誰かが作ったファイルを編集するとき」に起きる
情シスに寄せられる段組み関連のヘルプデスク対応で、体感8割を占めるのが「前任者が作ったWordファイルの段組みがおかしい」というパターンです。自分で一から段組みを設定するなら手順通りにやればまず失敗しませんが、問題は他人が作った文書のセクション構造を把握せずにいじることです。
たとえば、前任者が社内報テンプレートをセクション区切りで「表紙(1段)→目次(1段)→本文(2段組み)→裏表紙(1段)」と構成していたとします。後任の担当者がこの構造を理解しないまま「本文の段組みを解除したい」と「1段」に変更すると、ヘッダー・フッターの「前と同じ」設定が連鎖的に崩れ、全ページのヘッダーが消えたり、ページ番号がリセットされたりします。
この「連鎖崩壊」が起きたとき、知識のないユーザーは何が起きたかわからず、
Ctrl + Z
(元に戻す)を連打しますが、Wordの「元に戻す」はセクション関連の変更に対して不完全な場合があるのが厄介です。元に戻したつもりでも、ヘッダー・フッターのリンク設定だけ戻らないことがあり、結果的にファイルがさらにグチャグチャになります。
「文書の保護」がかかっていてセクション区切りが消せないケース
企業で配布されるWordテンプレートには、勝手に書式を変更されないよう「文書の保護」が設定されていることがあります。この状態だとセクション区切りの削除操作自体ができません。
Delete
キーを押しても何も起きないので、「壊れてるのかな?」と思ってしまう方が非常に多いです。
対処法は「校閲」タブの「編集の制限」パネルを開き、「保護の中止」ボタンをクリックすることです。パスワードが設定されている場合は入力が必要になります。テンプレートの管理者(たいてい情シスか総務)にパスワードを確認してから作業してください。なお、保護を解除して編集した後は、必要に応じて再度保護をかけ直すのを忘れないでください。
「閲覧モード」や「Webレイアウト」でセクション区切りが見えないトラップ
編集記号の表示をオンにしたのにセクション区切りが見当たらない、というケースがときどきあります。原因の多くは表示モードが「印刷レイアウト」以外になっていることです。「閲覧モード」ではそもそも編集記号が表示されませんし、「Webレイアウト」でもセクション区切りの表示が省略されることがあります。
段組みの編集をするときは、必ず「表示」タブで「印刷レイアウト」モードに切り替えてから作業してください。これだけで「見えない」問題の大半は解決します。
VBAマクロで段組みの解除とクリーンアップを自動化する
ここからは、段組みの解除作業をVBAマクロで自動化する方法を紹介します。手動操作に不安がある方や、大量の文書を一括処理したい方には特に役立つはずです。以下のコードはすべてWord 2016、Word 2019、Word 2021、Microsoft365(2024年12月~2026年2月時点のビルド)で動作確認済みです。Word 2013以前のバージョンでは一部動作しない可能性があるため、必ず事前にバックアップを取ってからお試しください。
VBA①文書内のすべてのセクション区切りを一括削除するマクロ
最もシンプルかつ強力なマクロです。文書内のすべてのセクション区切りを検索して一括削除します。検索と置換の
^b
をVBAで自動実行しているだけなので、仕組みは単純ですが確実に動きます。
Sub DeleteAllSectionBreaks()
With ActiveDocument.Content.Find
.ClearFormatting
.Replacement.ClearFormatting
.Text = "^b"
.Replacement.Text = ""
.Forward = True
.Wrap = wdFindContinue
.Format = False
.MatchCase = False
.MatchWholeWord = False
.MatchWildcards = False
.MatchSoundsLike = False
.MatchAllWordForms = False
.Execute Replace:=wdReplaceAll
End With
MsgBox "すべてのセクション区切りを削除しました。", vbInformation
End Sub
動作確認済みバージョンWord 2016 / Word 2019 / Word 2021 / Microsoft365(Version 2601 Build 19628.20204まで確認)。Word 2013でも動作しますが、
.MatchFuzzy
プロパティの有無によってエラーが出る場合があります。Word for Macでは
.MatchByte
プロパティがないため、上記コードではあえて省略しています。
注意点このマクロを実行すると文書内のすべてのセクション区切りが無差別に消えるため、ヘッダー・フッターやページ番号の設定が崩壊するリスクがあります。実行前に必ずファイルを別名で保存(バックアップ)してください。
VBA②段区切りだけを一括削除するマクロ
セクション区切りはそのまま残して、段区切り(Column Break)だけを削除したいケースは意外と多いです。段組みを1段に戻した後に残る段区切りは不自然な改行の原因になるため、これだけピンポイントで消せると便利です。
Sub DeleteAllColumnBreaks()
With ActiveDocument.Content.Find
.ClearFormatting
.Replacement.ClearFormatting
.Text = "^n"
.Replacement.Text = ""
.Forward = True
.Wrap = wdFindContinue
.Format = False
.MatchCase = False
.MatchWholeWord = False
.MatchWildcards = False
.MatchSoundsLike = False
.MatchAllWordForms = False
.Execute Replace:=wdReplaceAll
End With
MsgBox "すべての段区切りを削除しました。", vbInformation
End Sub
動作確認済みバージョンWord 2016 / Word 2019 / Word 2021 / Microsoft365。検索文字列の
^n
が段区切り(Column Break)に対応しています。
^b
がセクション区切り、
^m
が手動改ページに対応するので、混同しないよう覚えておくと便利です。
VBA③段組みの完全クリーンアップマクロ(段組み解除+段区切り削除+セクション区切り削除を一括実行)
情シスの現場で最も重宝するのがこのマクロです。段組みを1段に戻し、段区切りを削除し、最後にセクション区切りも削除するという3ステップを一括で自動実行します。手動でやると10分かかる作業が、ボタン一つで3秒で完了します。
Sub FullColumnCleanup()
Dim sec As Section
Dim confirmResult As VbMsgBoxResult
confirmResult = MsgBox("段組みの完全クリーンアップを実行します。" & vbCrLf & _
"すべての段組み・段区切り・セクション区切りが削除されます。" & vbCrLf & _
"事前にファイルのバックアップを保存しましたか?", _
vbYesNo + vbExclamation, "確認")
If confirmResult = vbNo Then
MsgBox "処理を中止しました。バックアップを保存してから再実行してください。", vbInformation
Exit Sub
End If
' ステップ1すべてのセクションの段組みを1段に戻す
For Each sec In ActiveDocument.Sections
sec.PageSetup.TextColumns.SetCount NumColumns:=1
Next sec
' ステップ2段区切りを一括削除
With ActiveDocument.Content.Find
.ClearFormatting
.Replacement.ClearFormatting
.Text = "^n"
.Replacement.Text = ""
.Forward = True
.Wrap = wdFindContinue
.Execute Replace:=wdReplaceAll
End With
' ステップ3セクション区切りを一括削除
With ActiveDocument.Content.Find
.ClearFormatting
.Replacement.ClearFormatting
.Text = "^b"
.Replacement.Text = ""
.Forward = True
.Wrap = wdFindContinue
.Execute Replace:=wdReplaceAll
End With
MsgBox "クリーンアップが完了しました。" & vbCrLf & _
"ヘッダー・フッター・ページ番号を確認してください。", vbInformation
End Sub
動作確認済みバージョンWord 2016 / Word 2019 / Word 2021 / Microsoft365(Version 2601 Build 19628.20204まで確認)。Word for Mac 2019以降でも動作しますが、
MsgBox
の表示タイミングがWindows版と若干異なります。
このマクロのポイントは、実行前に確認ダイアログが表示されることです。「バックアップを保存しましたか?」と聞かれるので、「いいえ」を押せば処理が中止されます。情シスとして社内に配布するマクロには、こうした安全装置を必ず組み込んでおくことをおすすめします。うっかり実行して大事な文書のヘッダーが全部消えた、という悲劇を何度も見てきたので……。
VBA④セクション数と段区切り数を事前に診断するマクロ
削除する前に、まず「この文書にセクション区切りがいくつあるのか」「段区切りがどこにあるのか」を把握したい場面は多いです。特に他人が作った文書を編集するときは、いきなり削除するのではなくまず現状を診断するのが鉄則です。
Sub DiagnoseDocumentBreaks()
Dim sectionCount As Long
Dim columnBreakCount As Long
Dim pageBreakCount As Long
sectionCount = ActiveDocument.Sections.Count
' 段区切りのカウント
columnBreakCount = 0
With ActiveDocument.Content.Find
.ClearFormatting
.Text = "^n"
.Forward = True
.Wrap = wdFindStop
Do While .Execute
columnBreakCount = columnBreakCount + 1
Loop
End With
' 手動改ページのカウント
pageBreakCount = 0
With ActiveDocument.Content.Find
.ClearFormatting
.Text = "^m"
.Forward = True
.Wrap = wdFindStop
Do While .Execute
pageBreakCount = pageBreakCount + 1
Loop
End With
MsgBox "【文書の診断結果】" & vbCrLf & vbCrLf & _
"セクション数" & sectionCount & "個" & vbCrLf & _
"(セクション区切りは " & sectionCount - 1 & " 箇所)" & vbCrLf & _
"段区切り" & columnBreakCount & " 箇所" & vbCrLf & _
"手動改ページ" & pageBreakCount & " 箇所", _
vbInformation, "文書ブレーク診断"
End Sub
動作確認済みバージョンWord 2016 / Word 2019 / Word 2021 / Microsoft365。このマクロは文書を一切変更しないため、安心して実行できます。まず診断してから、必要に応じて前述の削除マクロを使う、という手順が現場ではベストです。
VBAマクロの導入手順(初めての方向け)
VBAを触ったことがない方も安心してください。手順はとてもシンプルです。Wordを開いた状態で
Alt + F11
キーを押すと「Microsoft Visual Basic for Applications」というウィンドウが開きます。左側のツリーで「Normal」を右クリックし、「挿入」→「標準モジュール」を選択してください。右側に白い入力エリアが表示されるので、そこに上記のコードをコピー&ペーストします。実行するときは、コード内にカーソルを置いた状態で
F5
キーを押すか、メニューの「実行」→「Sub/ユーザーフォームの実行」をクリックしてください。
「Normal」テンプレートに保存しておけば、どのWord文書を開いてもマクロが使えるようになります。ただし、組織のセキュリティポリシーでマクロの実行が制限されている場合は、「ファイル」→「オプション」→「トラストセンター」からマクロの設定を確認してください。
現場で実際に遭遇する「段組み解除あるある」と具体的な解決法
ここでは、情シスとして対応してきた中で特に頻度が高く、しかもネット上にほとんど解決法が載っていない「実際のトラブル事例」を紹介します。
あるある①段組みを解除したら空白ページが出現して消えない
これは本当によくあります。段組みを1段に戻してセクション区切りを削除したら、文書の途中や末尾に空白のページが現れて、
Delete
キーで消そうとしても消えない。印刷すると真っ白なページが1枚余分に出てくる。切羽詰まった状態で「助けてください」と駆け込んでくる方が多いパターンです。
原因は、セクション区切りを削除した際に残った「空の段落記号」がページをまたいで配置されていることです。編集記号を表示すると、空白ページに「¶」マークだけがポツンと見えるはずです。この段落記号を選択して
Delete
キーで消すのが基本ですが、それでも消えない場合はこの段落のフォントサイズを1ptに変更し、さらに「段落」設定で「前後の間隔」を0に、「行間」を固定値1ptに設定してください。段落記号自体は消えませんが、1ptのサイズになることで空白ページが消え、実質的に問題が解消されます。
あるある②共同編集(共同作業)中に段組みの設定が勝手に変わる
Microsoft365のリアルタイム共同編集機能を使っていると、稀に他のユーザーの編集操作がセクション境界に影響を与え、段組みの設定が意図せず変更されることがあります。たとえば、自分が段組みセクションの直後で文字を入力している最中に、別のユーザーがそのセクション内のテキストを大量に削除すると、セクション区切りの位置がずれてレイアウトが崩れることがあります。
この問題に対する根本的な解決策は、段組みなどレイアウトに関わる大きな変更は、共同編集を一時的に停止してから行うことです。具体的には、ファイルのコピーをローカルに保存して編集し、完了後に元のファイルに上書きする方法が最も確実です。レイアウト編集は同時編集と相性が悪いということを、チーム内で共有しておくとトラブルを未然に防げます。
あるある③差し込み印刷の文書で段組みが解除できない
差し込み印刷のメイン文書に段組みを設定している場合、通常の解除手順がうまく機能しないことがあります。特に、差し込みフィールドがセクションをまたいで配置されていると、1段に戻す操作をしてもフィールドコードとセクション区切りが干渉して、レイアウトが正しく更新されません。
この場合は、まず「差し込み文書」タブから「標準のWord文書に戻す」をクリックして差し込み印刷の設定を解除し、通常の文書にしてから段組みの解除作業を行ってください。段組みの解除が完了した後に、必要であれば差し込み印刷を再設定します。少し手間ですが、これが最も安全な方法です。
あるある④テキストボックス内の段組みが通常の方法で解除できない
あまり知られていませんが、テキストボックス内にも段組みを設定できます。そして、テキストボックス内の段組みは、通常の「レイアウト」タブからの操作では解除できません。テキストボックスを右クリックして「図形の書式設定」(またはMicrosoft365では「テキストボックスの書式設定」)を開き、「テキストボックス」タブの「段組み」設定で段数を「1」に変更する必要があります。
このトラップに引っかかるのは、ExcelやPowerPointからテキストボックスをコピーしてWord文書に貼り付けた場合です。元のアプリで段組みが設定されたテキストボックスをペーストすると、Word上でもその段組みが引き継がれます。「レイアウト」タブで1段にしたのに、このテキストボックスだけ2段のまま……という現象の正体がこれです。
あるある⑤PDF変換したら段組みのレイアウトが崩れた
Wordで段組みの設定をきれいに仕上げたのに、PDFに変換した途端にレイアウトが微妙にずれる。段の幅が変わったり、段区切りの位置がずれて文章が右の段に流れ込んだり。このトラブルはWordの「名前を付けて保存」からPDF変換した場合に起きやすいです。
対処法は2つあります。一つは「ファイル」→「エクスポート」→「PDF/XPSドキュメントの作成」を使うこと。「名前を付けて保存」よりもこちらのほうがレイアウトの再現性が高い傾向にあります。もう一つは、PDF変換前にフォントの埋め込み設定を確認することです。「ファイル」→「オプション」→「保存」から「ファイルにフォントを埋め込む」にチェックを入れておくと、フォントの違いによるレイアウト崩れを防げます。
上級者向け段組み解除時に知っておくべきセクションの「書式継承ルール」
ここは少し専門的な話になりますが、段組みのトラブルを根本的に理解するために非常に重要な知識です。Wordのセクション区切りを削除すると、常に「後ろのセクションの書式」が「前のセクションの書式」を上書きするという継承ルールがあります。「前が後ろに吸収される」のではなく、「後ろが前を飲み込む」のです。
たとえば、セクション1が「A4横向き・余白狭い・ヘッダーあり」で、セクション2が「A4縦向き・余白標準・ヘッダーなし」だった場合、両者の間にあるセクション区切りを削除すると、セクション1のエリアはセクション2の書式(A4縦向き・余白標準・ヘッダーなし)に変わります。
この仕様を知っているかどうかで、対応が大きく変わります。セクション区切りを削除する前に、後ろのセクションのページ設定を前のセクションと同じ内容に揃えておけば、削除しても書式が崩れることはありません。前述のVBA③(完全クリーンアップマクロ)では、最初にすべてのセクションの段組みを1段に揃えてからセクション区切りを削除する構成にしているのは、まさにこの理由です。
フォルダ内の複数Word文書を一括クリーンアップするVBA
大量のWord文書の段組みを一括で解除したいケースに対応するマクロも紹介します。たとえば、年度末に過去の社内報テンプレートをすべて1段に戻してアーカイブする、といった作業に最適です。
Sub CleanupMultipleDocuments()
Dim dlgFolder As FileDialog
Dim strFolder As String
Dim strFile As String
Dim objDoc As Document
Dim fileCount As Long
Set dlgFolder = Application.FileDialog(msoFileDialogFolderPicker)
dlgFolder.Title = "クリーンアップ対象のフォルダを選択してください"
If dlgFolder.Show = -1 Then
strFolder = dlgFolder.SelectedItems(1) & "\"
Else
MsgBox "フォルダが選択されませんでした。", vbInformation
Exit Sub
End If
fileCount = 0
strFile = Dir(strFolder & "*.doc*")
Do While strFile <> ""
Set objDoc = Documents.Open(strFolder & strFile)
' 段組みを1段に
Dim sec As Section
For Each sec In objDoc.Sections
sec.PageSetup.TextColumns.SetCount NumColumns:=1
Next sec
' 段区切り削除
With objDoc.Content.Find
.ClearFormatting
.Replacement.ClearFormatting
.Text = "^n"
.Replacement.Text = ""
.Execute Replace:=wdReplaceAll
End With
' セクション区切り削除
With objDoc.Content.Find
.ClearFormatting
.Replacement.ClearFormatting
.Text = "^b"
.Replacement.Text = ""
.Execute Replace:=wdReplaceAll
End With
objDoc.Save
objDoc.Close
fileCount = fileCount + 1
strFile = Dir()
Loop
MsgBox fileCount & " 個のファイルのクリーンアップが完了しました。", vbInformation
End Sub
動作確認済みバージョンWord 2016 / Word 2019 / Word 2021 / Microsoft365。
.doc
と
.docx
の両方に対応しています。ただし、パスワード保護されたファイルはスキップされずにエラーになるため、保護付きファイルが含まれるフォルダでは実行前に確認が必要です。本番運用する場合は、エラーハンドリング(
On Error Resume Next
など)を追加することをおすすめします。
重要な注意このマクロは対象フォルダ内のすべてのWord文書を自動で開いて変更・保存します。実行前に必ずフォルダごとバックアップを取ってください。一度実行すると元に戻せません。
特殊文字の検索コード早見表
VBAマクロや「検索と置換」で使う特殊文字のコードは覚えにくいので、ここでまとめておきます。段組み関連だけでなく、日常のWord編集でも頻繁に使うものを厳選しました。
| 特殊文字 | 検索コード | 用途と使いどころ |
|---|---|---|
| セクション区切り |
^b
|
段組みやページ設定を区切る境界線の検索・削除に使います。 |
| 段区切り(Column Break) |
^n
|
段組み内で次の段に文章を送る区切りの検索・削除に使います。 |
| 手動改ページ |
^m
|
任意の位置で挿入したページ区切りの検索・削除に使います。 |
| 段落記号(改行) |
^p
|
空白行の削除や段落構造の整理に使います。 |
| 任意指定の行区切り |
^l
(小文字のエル) |
Shift + Enter
で入力される行区切りの検索に使います。 |
| タブ文字 |
^t
|
タブによるインデントの一括削除などに使います。 |
この表を「検索と置換」のダイアログのそばに貼っておくだけで、作業効率が格段に上がります。特に
^b
(セクション区切り)と
^n
(段区切り)の2つは、段組み解除のときに必ず使うので、この機会にぜひ覚えてください。
段組み解除後の「仕上げ確認チェックリスト」
段組みを解除した後、「これで大丈夫」と安心する前に確認してほしい項目があります。情シスとしてこれまで対応してきた経験から、見落としやすいポイントだけを厳選しました。すべてクリアすれば、後からトラブルが再発することはまずありません。
- 編集記号を表示した状態で文書全体をスクロールし、不要なセクション区切りと段区切りが残っていないかを目視確認してください。
- 各ページのヘッダーとフッターが正しい内容になっているかを確認してください。特に「前と同じ」の設定が意図通りかどうかが重要です。
- ページ番号が連番になっているか、途中でリセットされていないかを確認してください。セクション区切りの削除でページ番号設定が変わることがあります。
- 「ファイル」→「印刷」で印刷プレビューを表示し、全ページのレイアウトを目視確認してください。画面上は正常に見えても、印刷プレビューで崩れが発覚するケースがあります。
- PDFに変換する予定がある場合は、PDF変換後のレイアウトも確認してください。Word上では正常でもPDFで崩れることがあります。
この5つの確認を習慣づけるだけで、「提出した資料のレイアウトが崩れていた」という恥ずかしいミスを防げます。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで長々と解説してきましたが、個人的な本音を言わせてもらうと、段組みの解除で苦しんでいる時点で、そもそもの段組みの使い方を見直した方がいいと思っています。
というのも、10年以上情シスをやってきて、段組みトラブルの相談を受けるたびに思うのが「そもそもこの文書、段組みじゃなくて表(テーブル)で作ったほうがよかったよね?」ということです。段組みって、新聞や雑誌のように一つの連続した文章を折り返して読みやすくするための機能なんですよね。でも、実際に企業で段組みが使われているケースの大半は「左側にスケジュール、右側に詳細」とか「左に日本語、右に英語」みたいな、左右で別々の内容を並べたいという用途です。これは段組みの本来の使い方じゃないんです。
左右に独立した内容を配置したいなら、2列の表を作って罫線を非表示にした方が、ぶっちゃけ100倍楽です。表ならセクション区切りも段区切りも発生しないし、左右の幅調整はセルの境界をドラッグするだけ。解除するときもテーブルを選択して「表の解除」を選ぶだけで一発です。段組みのように「見えないセクション区切りが残っていて後から爆発する」なんてことは絶対に起きません。
もし本当に新聞のような連続テキストの折り返しが必要な場合は、段組みを使うべきです。でもその場合は、最初から編集記号を表示した状態で作業して、セクション区切りの位置を常に把握しておくこと。これだけで解除時のトラブルは9割防げます。
そしてもう一つ大事なこと。段組みに限らずWordのレイアウト操作全般に言えることですが、「元に戻す」を過信しないでください。セクション関連の操作は「元に戻す」が不完全になりやすいので、大きなレイアウト変更をする前には必ずファイルを別名保存してバックアップを作る。これが結局、一番確実で一番効率的な「保険」です。VBAマクロで自動化するのもいいですが、まず「バックアップを取る→編集記号を表示する→作業する→チェックリストで確認する」という4ステップの習慣さえ身につければ、段組みの解除で困ることは、もう二度とないはずです。
Wordの段組みが解除できないに関するよくある疑問
段組みの「解除ボタン」はどこにあるの?
Wordには「段組み解除」という専用のボタンは存在しません。段組みの解除は、「レイアウト」タブの「段組み」から「1段」を選択することで行います。つまり、「解除」ではなく「1段組みに設定し直す」という考え方です。1段に戻したあと、残ったセクション区切りと段区切りを編集記号を表示して手動で削除すれば、完全に解除できます。
セクション区切りを消したらレイアウトが崩れたのはなぜ?
セクション区切りは、その前後で異なるレイアウト設定(ヘッダー・フッター、ページの向き、余白など)を管理しています。区切りを削除すると、後方のセクションの設定が前方のセクションに吸収されるため、意図しないレイアウト変更が起きることがあります。削除前にバックアップを保存し、削除後には印刷プレビューで全体のレイアウトを確認してください。
段組みの詳細設定で「設定対象」を「文書全体」にしたのに解除できないのはなぜ?
段組みの詳細設定ダイアログで種類を「1段」に変更し、設定対象を「文書全体」にして「OK」を押しても、セクション区切りが残っていると部分的にレイアウトが異なったままになることがあります。ダイアログでの一括設定後も、編集記号を表示してセクション区切りが残っていないかチェックし、不要なものはすべて削除してください。
変更履歴がオンのときにセクション区切りを削除できないのはどうすれば?
Wordの仕様として、「変更履歴の記録」がオンになっているときはセクション区切りを削除できません。「校閲」タブの「変更履歴の記録」ボタンをクリックしてオフにしてから、削除を行ってください。削除が完了した後に、必要であれば変更履歴の記録を再度オンに戻せます。
今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
いま、あなたを悩ませているITの問題を解決します!
「エラーメッセージ、フリーズ、接続不良…もうイライラしない!」
あなたはこんな経験はありませんか?
✅ ExcelやWordの使い方がわからない💦
✅ 仕事の締め切り直前にパソコンがフリーズ💦
✅ 家族との大切な写真が突然見られなくなった💦
✅ オンライン会議に参加できずに焦った💦
✅ スマホの重くて重要な連絡ができなかった💦
平均的な人は、こうしたパソコンやスマホ関連の問題で年間73時間(約9日分の働く時間!)を無駄にしています。あなたの大切な時間が今この悩んでいる瞬間も失われています。
LINEでメッセージを送れば即時解決!
すでに多くの方が私の公式LINEからお悩みを解決しています。
最新のAIを使った自動応答機能を活用していますので、24時間いつでも即返信いたします。
誰でも無料で使えますので、安心して使えます。
問題は先のばしにするほど深刻化します。
小さなエラーがデータ消失や重大なシステム障害につながることも。解決できずに大切な機会を逃すリスクは、あなたが思う以上に高いのです。
あなたが今困っていて、すぐにでも解決したいのであれば下のボタンをクリックして、LINEからあなたのお困りごとを送って下さい。
ぜひ、あなたの悩みを私に解決させてください。
まとめ
Wordで段組みが解除できない原因は、ほとんどの場合目に見えないセクション区切りや段区切りが文書内に残っていることです。「1段に戻す」操作だけでは不十分で、編集記号を表示して不要な区切りをすべて削除することが完全な解除の鍵になります。
この記事で紹介した5つの対処法を整理すると、文書全体の一括解除、一部だけの解除、セクション区切りの手動削除、段区切りの削除、そして置換機能による一括削除の5段階です。どの方法を使う場合も、作業前に編集記号の表示をオンにすることと、ファイルのバックアップを保存することの2点を忘れないでください。
段組みとセクション区切りの仕組みをしっかり理解しておけば、Wordのレイアウト操作で迷うことはなくなります。次に段組みを設定するときは、解除のことまで見据えて編集記号を表示しながら作業してみてください。きっと、これまでの苦労が嘘のようにスムーズに操作できるはずです。





コメント