「大事な電話の内容をメモし忘れた」「言った言わないのトラブルになってしまった」そんな経験、あなたにもありませんか?実は2024年10月のiOS 18.1アップデートで、ついにiPhoneでも標準機能での通話録音が可能になりました。しかし、この機能の存在を知らない人や、正しく設定できていない人がまだまだ多いのが現状です。本記事では、iPhoneの通話録音機能について、設定方法から実際のテスト手順、そしてビジネスで活用する際の注意点まで、どこよりも詳しく解説していきます。
- iOS 18.1以降のiPhoneで使える標準通話録音機能の完全設定ガイド
- 録音がうまくいくか確認するための具体的なテスト方法と時報活用術
- LINE通話やビジネス利用など、標準機能では対応できないケースへの代替手段
- iPhoneの通話録音機能が使えるようになった背景
- 通話録音機能を使うための事前準備と設定確認
- 実際に通話を録音する手順を画像付きで解説
- 録音機能が正しく動作するかテストする方法
- 日本での文字起こし機能の対応状況
- 標準機能では対応できないケースと代替手段
- ビジネスで通話録音を活用する際の注意点
- ショートカットアプリを活用した通話周りの時短テクニック
- 録音データを最大限に活かすための活用術
- 機種変更時に録音データを確実に引き継ぐ方法
- 現場でよく起こるトラブルとその解決策
- 通話録音と相性の良いおすすめアプリ
- 知っておくと差がつくiPhoneの通話関連機能
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- 通話録音に関するよくある質問
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
iPhoneの通話録音機能が使えるようになった背景
長年、iPhoneユーザーの間で「なぜiPhoneには通話録音機能がないのか」という不満の声が上がっていました。Androidスマートフォンの多くが標準で通話録音に対応していた一方で、Appleはプライバシー保護を最優先に考え、この機能の搭載を見送ってきた経緯があります。しかし、ビジネスシーンでの需要の高まりや、録音時に相手への通知を行うことで法的・倫理的な問題をクリアできるという判断から、iOS 18.1でついに純正の通話録音機能が実装されました。
この機能の最大の特徴は、録音を開始すると「この通話は録音されます」というアナウンスが自分と相手の両方に自動で流れる点です。これにより、こっそり録音するという行為が防止され、双方が録音を認識した状態で通話を続けることができます。録音されたデータは自動的にメモアプリの「通話録音」フォルダに保存され、後から簡単に確認できる仕組みになっています。
通話録音機能を使うための事前準備と設定確認
通話録音機能を利用するには、いくつかの条件を満たしている必要があります。まず最も重要なのがiOSのバージョンです。この機能はiOS 18.1以降でのみ利用可能なため、古いバージョンをお使いの方はアップデートが必須となります。
iOSバージョンの確認とアップデート方法
設定アプリを開き、「一般」から「情報」へ進むと、現在のiOSバージョンが表示されます。iOS 18.1未満の場合は、「一般」内の「ソフトウェアアップデート」から最新版へアップデートしてください。2026年1月現在、iOS 18シリーズの最新版はiOS 18.7.2となっていますが、通話録音機能自体はiOS 18.1から利用可能です。なお、iPhone 17シリーズ向けにはiOS 26がリリースされていますが、従来機種向けのセキュリティ更新はiOS 18系で継続されています。
対応機種の確認
通話録音機能が利用できる機種は、基本的にiOS 18.1をインストールできるすべてのiPhoneです。具体的にはiPhone XS以降のモデルが対象となります。ただし、iPhone X、iPhone 8シリーズ、iPhone 7シリーズ、初代iPhone SEなどの古い機種ではiOS 18自体がサポートされていないため、残念ながら通話録音機能は利用できません。
通話録音設定のオン確認
iOSのアップデートが完了したら、次に通話録音の設定がオンになっているか確認しましょう。設定アプリを開き、「アプリ」をタップしてから「電話」を選択します。その中に「通話録音」という項目があるので、これがオンになっていることを確認してください。この設定がオフになっていると、通話中に録音ボタンが表示されません。
実際に通話を録音する手順を画像付きで解説
設定の確認が完了したら、いよいよ実際に通話録音を試してみましょう。操作は非常にシンプルで、慣れれば数秒で録音を開始できます。
録音開始から終了までの流れ
電話アプリから通話を開始するか、着信に応答すると、通話画面の左上に録音ボタン(波形のアイコン)が表示されます。このボタンをタップすると、数秒の待機時間の後、「この通話は録音されます」というアナウンスが自動的に流れ、録音がスタートします。録音中は画面に録音状態を示すインジケーターが表示されるため、現在録音中かどうかがひと目で分かります。
録音を停止したい場合は、画面に表示される停止ボタンをタップするか、そのまま通話を終了してください。通話終了と同時に録音も自動的に停止し、「この通話はもう録音されていません」というアナウンスが流れます。録音データは即座にメモアプリに保存され、通知が届くのでタップすることですぐに内容を確認できます。
録音データの確認と管理方法
録音されたデータはメモアプリ内の「通話録音」フォルダに自動的に保存されます。このフォルダを開くと、日時と通話相手の情報が記載された録音ファイルの一覧が表示されます。聞きたい録音をタップすると詳細画面が開き、再生ボタンを押すことで内容を確認できます。また、録音ファイルはメニューから共有したり、ファイルアプリに保存したり、名前を変更したりすることも可能です。
録音機能が正しく動作するかテストする方法
設定を確認し、録音の手順を理解したら、実際に機能が正常に動作するかテストしてみましょう。いきなり大事な通話で試すのではなく、事前にテストしておくことで安心して本番に臨めます。
時報サービスを使った簡単テスト
最も手軽にテストできる方法が、「117」の時報サービスを利用することです。117に電話をかけると、現在時刻を自動音声で知らせてくれるサービスにつながります。これを利用すれば、相手がいなくても一人で録音機能のテストが可能です。117に発信して通話が開始されたら、左上の録音ボタンをタップして録音を開始します。数秒間録音したら停止し、メモアプリで録音データを確認してみてください。時報の音声がクリアに録音されていれば、機能は正常に動作しています。
家族や友人との通話でテスト
時報での確認ができたら、次は実際の人との通話でもテストしておくことをおすすめします。家族や友人に協力してもらい、短い通話の中で録音を試してみましょう。このテストでは、相手側にも「この通話は録音されます」のアナウンスが聞こえているかを確認してもらうと良いでしょう。また、録音データで自分の声と相手の声の両方がバランスよく録音されているかもチェックポイントです。
録音品質の確認ポイント
テスト時には以下の点を確認しておくと、実際の利用時に慌てずに済みます。まず、録音の音質が十分かどうかをチェックします。iOS 18の通話録音は44.1kHz、ステレオ、192kbpsという高品質な設定で録音されるため、一般的には非常にクリアな音声が記録されます。また、録音開始から実際に記録が始まるまでの数秒のタイムラグがあることも覚えておきましょう。重要な話の冒頭を逃さないよう、録音は話し始める前に開始しておくのがコツです。
日本での文字起こし機能の対応状況
通話録音機能と合わせて注目されているのが、録音内容を自動で文字起こしする機能です。Apple Intelligenceと連携することで、録音した通話をテキスト化したり、要約を生成したりすることが可能になります。
2026年1月時点での日本語対応状況
iOS 18.4のリリースにより、2025年4月以降、日本語でもボイスメモの文字起こし機能が利用できるようになりました。通話録音についても同様に、一部の地域と言語では文字起こしが可能です。ただし、日本語での文字起こしの精度は英語と比較するとまだ発展途上であり、ニュースやスピーチなどの明瞭な音声であれば概ね正確に変換されますが、日常会話やノイズの多い環境での録音では認識精度が落ちる傾向があります。
Apple Intelligence対応機種での要約機能
iPhone 15 Pro以降のApple Intelligence対応機種では、文字起こしされた通話内容をAIが要約する機能も利用できます。長時間の通話でも要点だけを素早く把握できるため、ビジネスシーンでの活用に期待が集まっています。この機能を利用するには、設定でApple Intelligenceを有効にし、対応言語を設定しておく必要があります。
標準機能では対応できないケースと代替手段
iPhoneの標準通話録音機能は非常に便利ですが、すべてのニーズに対応できるわけではありません。ここでは、標準機能では対応できないケースと、その解決策を紹介します。
LINE通話の録音について
残念ながら、iPhoneの標準通話録音機能は純正の電話アプリでの通話のみに対応しており、LINEやFaceTime Audio、その他のVoIPアプリでの通話は録音できません。実際にLINE通話で録音を試みましたが、録音ボタン自体が表示されないため利用できませんでした。LINE通話を録音したい場合は、画面収録機能を活用する方法が考えられます。ただし、この場合も相手の声が録音されない仕様となっているため、スピーカーモードにして外部デバイスで録音するか、専用の録音機器を使用する必要があります。
相手に知られずに録音したい場合
iPhoneの標準機能では、録音開始時に必ず相手にアナウンスが流れる仕様となっているため、相手に知られずに録音することはできません。これはAppleがプライバシーを重視した結果であり、法的なトラブルを防ぐための措置でもあります。どうしても密かに録音したい場合は、MagSafe対応のボイスレコーダーなどの外部機器を使用する方法があります。ただし、日本の法律上、通話録音自体は違法ではないものの、録音データの使用目的や方法によっては問題になる可能性があるため、十分な注意が必要です。
自動録音機能について
現時点でのiPhoneの通話録音機能は手動で録音を開始する必要があり、すべての通話を自動的に録音することはできません。これはGalaxyやAQUOS、Zenfoneなど一部のAndroidスマートフォンでは実現されている機能ですが、iPhoneでは未対応です。ビジネスで自動録音が必要な場合は、キャリアが提供する法人向け通話録音サービスや、専用のクラウドサービスの導入を検討する必要があります。
ビジネスで通話録音を活用する際の注意点
通話録音機能は正しく使えばビジネスの強力な味方になりますが、使い方を誤るとトラブルの原因にもなりかねません。ここでは、ビジネスシーンで通話録音を活用する際に押さえておくべきポイントを解説します。
録音前の同意取得について
iPhoneの標準機能では録音開始時にアナウンスが流れますが、突然アナウンスが流れると相手に不信感を与える可能性があります。ビジネスの場面では、録音ボタンを押す前に「記録のためこの通話を録音させていただいてもよろしいでしょうか」と一言確認を取ることをおすすめします。これにより、相手との信頼関係を損なうことなく、スムーズに録音を開始できます。
録音データの管理とセキュリティ
録音した通話データには、取引先の情報や個人情報が含まれている可能性が高いため、取り扱いには細心の注意が必要です。メモアプリに保存された録音データはLINEなどで簡単に共有できてしまうため、意図しない情報漏洩のリスクがあります。社内でルールを定め、アクセス権限の管理、保存期間の設定、不要なデータの削除手順などを明確にしておきましょう。
複数名での管理の限界
iPhoneの標準録音機能で録音したデータは、基本的にそのiPhone内でのみ管理されます。録音データを他の担当者と共有したい場合は、都度ファイルを送信する必要があり、チームでの一元管理には向いていません。企業で本格的に通話録音を活用したい場合は、クラウドベースの通話録音サービスやCTI(Computer Telephony Integration)システムの導入を検討するとよいでしょう。
ショートカットアプリを活用した通話周りの時短テクニック
iPhoneに標準搭載されている「ショートカット」アプリを使えば、通話に関連する操作を驚くほど効率化できます。残念ながら通話録音そのものを自動化することは現時点ではできませんが、通話前後の作業を圧倒的にラクにする方法はいくつもあります。ここでは、通話録音を活用するビジネスパーソンに特におすすめの設定を紹介します。
よく電話する相手へのワンタップ発信ショートカット
取引先や上司など、頻繁に電話する相手がいる場合、毎回連絡先アプリを開いて名前を探すのは地味にストレスです。ショートカットアプリを使えば、ホーム画面にワンタップで特定の相手に電話できるアイコンを作成できます。作成方法は、ショートカットアプリを開き、右上の「+」ボタンをタップ、「アクションを追加」から「電話」を選択し、発信先の連絡先を指定するだけ。完成したショートカットは「ホーム画面に追加」することで、アプリのようにタップするだけで即座に発信できます。これにより、大事な電話をかける直前に録音の準備を心の中でしておく余裕も生まれます。
通話終了後にメモアプリを自動で開くオートメーション
通話録音を活用する人にとって、録音後すぐにメモアプリで内容を確認したいというニーズは非常に高いはずです。ショートカットの「オートメーション」機能を使えば、電話アプリを閉じたタイミングで自動的にメモアプリを開くという設定が可能です。設定方法は、ショートカットアプリの「オートメーション」タブで「個人用オートメーションを作成」を選択、トリガーとして「アプリ」を選び、「電話」アプリの「閉じている」を条件に指定します。アクションとして「メモを開く」を設定すれば完成です。通話が終わるたびに自動でメモアプリが立ち上がるので、録音の確認忘れを防げます。
Siriを活用した音声操作での発信
運転中や両手がふさがっている時に電話をかけたい場面は意外と多いものです。「Hey Siri、〇〇に電話して」と話しかけるだけで発信できますが、実はショートカットと組み合わせることでさらに便利になります。例えば「仕事の電話」というショートカット名で会社の代表番号への発信を登録しておけば、「Hey Siri、仕事の電話」と言うだけで発信できます。電話がつながったら画面の録音ボタンをタップする流れを習慣化すれば、大事な通話を録り逃すことも減るでしょう。
録音データを最大限に活かすための活用術
せっかく録音した通話データも、そのまま放置していては宝の持ち腐れです。ここでは、録音データを業務効率化に直結させるための具体的な活用方法を紹介します。
メモアプリでタグとフォルダを使った整理術
通話録音データはメモアプリの「通話録音」フォルダに自動保存されますが、件数が増えてくると目的の録音を探すのが大変になります。そこで活用したいのがメモアプリのタグ機能です。録音データを開き、メモ本文に「#商談」「#クレーム対応」「#見積確認」などのタグを追加しておくと、後からタグで絞り込み検索ができるようになります。また、プロジェクトごとやクライアントごとにサブフォルダを作成し、録音データを移動しておくのも効果的です。月末に「今月の商談録音だけ一覧で見たい」といった時にも、すぐに目的のデータにアクセスできます。
録音データへのメモ追記で記憶を補完する
iPhoneの通話録音の便利な点は、録音データがメモとして保存されることです。つまり、録音ファイルの下にテキストを自由に書き足すことができます。通話終了後すぐに「先方の担当者は〇〇さん」「納期は来週金曜日で確定」「次回のアクションは見積書送付」といった要点をメモしておけば、後から録音を聞き返す手間が省けます。特に長時間の通話の場合、すべてを聞き直すのは現実的ではありません。録音直後の記憶が鮮明なうちに要点だけでも書き留めておく習慣をつけましょう。
外部の文字起こしツールとの連携
日本語の文字起こし機能はまだ発展途上ですが、録音ファイルを外部の文字起こしサービスに連携させることで、高精度なテキスト化が可能です。メモアプリから録音ファイルを共有メニュー経由でエクスポートし、CLOVA NoteやNottaといった文字起こしアプリにインポートする方法が一般的です。また、PCに転送してからAmazon TranscribeやGoogle Cloud Speech-to-Textなどのクラウドサービスを利用する手もあります。議事録作成の手間を大幅に削減したい方は、こうした外部ツールとの連携も検討してみてください。
機種変更時に録音データを確実に引き継ぐ方法
新しいiPhoneに買い替える際、せっかく録音した通話データが消えてしまったら大変です。ここでは、機種変更時に録音データを確実に新端末に移行する方法を解説します。
iCloudでメモを同期しておく重要性
通話録音データはメモアプリに保存されるため、iCloudのメモ同期をオンにしておけば、新しいiPhoneでも自動的にデータが引き継がれます。設定アプリから「自分の名前」→「iCloud」→「すべてを表示」と進み、「メモ」がオンになっていることを確認してください。同期がオンになっていれば、新しいiPhoneで同じApple IDでサインインするだけで、すべての通話録音データが自動的にダウンロードされます。ただし、iCloudの無料容量は5GBしかないため、大量の録音データがある場合は有料プランへのアップグレードを検討する必要があるかもしれません。
クイックスタートを使った直接転送
iCloudを使わない方法として、クイックスタート機能での直接転送もあります。新旧のiPhoneを近づけて画面の指示に従うだけで、アプリやデータがそのまま新端末にコピーされます。この方法なら、メモアプリに保存された通話録音も含めてほぼすべてのデータを移行できます。データ量にもよりますが、30分から1時間程度で完了するケースが多いです。ただし、両方の端末のバッテリー残量が十分であることと、Wi-Fi環境が安定していることが成功の鍵となります。
念のためのローカルバックアップ
大事な録音データがある場合は、パソコンへのバックアップも併用しておくと安心です。メモアプリで録音データを開き、共有メニューから「オーディオファイルを保存」を選択すれば、音声ファイルとして書き出すことができます。書き出したファイルをAirDropやiCloud Drive経由でパソコンに転送し、ローカルに保存しておけば、万が一の時にも録音データを失わずに済みます。特にビジネス上重要な通話記録は、複数の場所にバックアップしておくことを強くおすすめします。
現場でよく起こるトラブルとその解決策
通話録音機能を使っていると、思わぬトラブルに遭遇することがあります。ここでは、実際によくある問題とその解決方法を体験ベースで紹介します。
録音を開始したのに相手の声が入っていなかった
これは意外と多いトラブルです。原因として考えられるのは、録音開始のタイミングです。録音ボタンを押してからアナウンスが流れ、実際に録音が始まるまで数秒のタイムラグがあります。このタイムラグの間に相手が話し始めると、その部分が録音されません。対策としては、録音ボタンは会話が始まる前に押しておくこと。もしくは、大事な話の前に「すみません、今から録音させていただきますね」と一言断りを入れることで、相手にも待ってもらう時間を作れます。
通話中に録音ボタンが見つからない
「確かに設定はオンにしたはずなのに、通話画面に録音ボタンがない!」というパニック状態になることがあります。まず確認すべきは、通話がFaceTimeや他のアプリ経由になっていないかです。標準の電話アプリでの通話のみ録音に対応しているため、LINEやFaceTimeでは録音ボタンは表示されません。また、画面が暗くなっている場合は、画面をタップして通話画面を表示させてください。それでも見つからない場合は、一度通話を終了し、設定アプリで「アプリ」→「電話」→「通話録音」がオンになっているか再確認しましょう。
録音データが見つからない・消えてしまった
録音したはずのデータがメモアプリで見つからないケースもあります。まず、メモアプリの「通話録音」フォルダを確認してください。フォルダ一覧に表示されていない場合は、「フォルダ」画面の一番上までスクロールして探してみてください。また、iCloudとの同期に時間がかかっている可能性もあるため、Wi-Fi環境で数分待ってから再確認するのも有効です。万が一削除してしまった場合は、「最近削除した項目」フォルダから30日以内であれば復元可能です。
相手に録音を拒否されたときの対処
録音のアナウンスが流れた瞬間、「録音はやめてほしい」と言われることも現実にはあります。こうなった場合、無理に録音を続けることは避けるべきです。停止ボタンを押して録音を終了し、「承知しました、録音を停止します」と伝えましょう。その代わりに、通話中はメモを取る、通話後に内容をメールで確認するなどの代替手段を提案するとスムーズです。相手の拒否を無視して録音を続けることは、ビジネス上の信頼関係を損なう原因になりかねません。
通話録音と相性の良いおすすめアプリ
標準機能だけでも十分便利ですが、サードパーティ製のアプリを組み合わせることで、通話録音の活用度がさらに高まります。ここでは、実際に使ってみて便利だったアプリを紹介します。
Otter.aiで英語通話を自動文字起こし
海外との電話が多い方にはOtter.aiがおすすめです。英語の文字起こし精度が非常に高く、録音ファイルをアップロードするだけでテキスト化してくれます。話者の識別機能もあるため、誰が何を言ったかが一目で分かります。無料プランでも月間600分まで利用可能なので、試してみる価値は十分にあります。
CLOVA Noteで日本語の議事録作成
日本語の文字起こしならCLOVA Noteが優秀です。LINEが提供するサービスで、日本語の認識精度が高いのが特徴。録音ファイルをアプリにインポートすると、AIが自動で文字起こしを行い、さらに要約まで生成してくれます。通話録音から議事録を作成する作業が大幅に効率化されるので、ビジネスユースに最適です。
Notionで録音データを一元管理
複数のプロジェクトを同時進行している方にはNotionとの連携がおすすめです。録音ファイルをNotionのページに埋め込み、関連するメモや資料と一緒に管理することで、情報の散逸を防げます。クライアントごと、プロジェクトごとにデータベースを作成し、録音日や内容でフィルタリングすれば、過去の通話内容を瞬時に検索できる環境が整います。
知っておくと差がつくiPhoneの通話関連機能
通話録音以外にも、iPhoneには通話をもっと便利にする機能がいくつも搭載されています。これらを組み合わせることで、電話業務全体の効率がグッと上がります。
着信スクリーニングで迷惑電話をブロック
iOS 18から搭載された着信スクリーニング機能は、知らない番号からの着信に対して自動で応答し、相手に名前と用件を伝えてもらう機能です。相手が話している内容をリアルタイムでテキスト表示してくれるため、電話に出る前に内容を把握できます。迷惑電話や営業電話を事前に判断でき、本当に必要な電話だけを録音対応するという使い分けが可能になります。
ライブ翻訳で外国語通話もスムーズに
Apple Intelligenceを搭載したiPhoneでは、通話中にライブ翻訳機能が利用できます。相手の言葉をリアルタイムで翻訳し、自分の言葉も相手の言語に変換して伝えることが可能です。国際ビジネスの現場では非常に心強い機能で、通話録音と組み合わせることで、後から内容を確認する際にも翻訳の手間が省けます。
FaceTimeでの画面共有と通話録音の使い分け
FaceTime通話では画面共有が可能ですが、残念ながら標準の通話録音機能は使えません。ただし、画面収録機能を使えば、画面共有中の映像と音声を記録することができます。商談でプレゼン資料を見せながら説明する場面では、画面収録を活用することで、相手の反応も含めた記録を残せます。通常の電話は通話録音、画面共有を伴うFaceTimeは画面収録、という使い分けを意識すると良いでしょう。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで色々な機能や設定を紹介してきましたが、正直なところを言わせてもらうと、最初から完璧を目指す必要はまったくないというのが私の本音です。
通話録音機能って、使おう使おうと思っていても、いざ電話がかかってきた瞬間に「あ、録音しなきゃ」と思い出せないことがほとんどなんですよね。で、通話が終わってから「しまった、録音し忘れた」と後悔する。これ、何回やっても同じパターンになりがちです。
だからこそ、まずは「重要な電話の前に録音ボタンを押す」というシンプルな習慣だけを身につけることに集中した方がいい。ショートカットアプリの設定とか、文字起こしツールとの連携とか、そういうのは後からいくらでも追加できます。でも、「録音する習慣」がないと、どんな便利ツールを導入しても意味がありません。
私自身、最初は「通話が始まったらすぐ録音」を意識していましたが、結局のところ「電話をかける前に録音ボタンに指を置いておく」くらいの準備をしておかないとダメだと気づきました。着信の場合は、電話に出てすぐ録音ボタンを押す動作を体に覚え込ませるしかない。何回か練習すれば、無意識でできるようになります。
あと、ぶっちゃけ言うと、録音データを毎回きっちり聞き返す人ってほとんどいないと思うんです。私もそうです。でも、「録音がある」という安心感があるだけで、通話中の心の余裕がまったく違う。メモを取りながら話を聞く必要がないので、相手の話に100%集中できる。これが実は一番大きなメリットかもしれません。
結局のところ、通話録音は「後で聞き返すため」というより、「今この瞬間に集中するため」のツールだと割り切った方が、気楽に使えるようになります。完璧に使いこなそうとせず、まずは「大事な電話は録音する」という一点だけを徹底する。それができるようになってから、タグ付けとか文字起こしとか、次のステップに進めばいい。
難しく考えず、まずは117の時報に電話して録音テストをやってみてください。それだけで、「あ、こんな簡単なんだ」と分かるはずです。その体験が、すべてのスタート地点になりますから。
通話録音に関するよくある質問
録音ボタンが表示されない場合はどうすればいい?
まず、iOSのバージョンが18.1以降であることを確認してください。次に、設定アプリから「アプリ」→「電話」→「通話録音」の項目がオンになっているか確認します。それでも表示されない場合は、お住まいの地域で通話録音機能が利用できない可能性があります。EUやサウジアラビア、南アフリカなど一部の国・地域では、法律の関係でこの機能が無効化されています。Appleの公式サイトで利用可能地域を確認してください。
相手の声だけを録音することはできる?
残念ながら、iPhoneの通話録音機能では自分の声と相手の声を分けて録音することはできません。マイクに入る音声をそのまま記録する仕組みのため、両者の声が混ざった状態で録音されます。もし相手の声だけを抽出したい場合は、録音後に音声編集ソフトを使って処理する必要があります。
通話録音は法律的に問題ない?
日本においては、通話録音自体は法律で禁止されていません。ただし、個人情報保護法の観点から、ビジネスでの利用時には録音の目的を事前に伝えることが推奨されています。また、録音データを無断で公開したり、第三者に提供したりすることは問題になる可能性があります。裁判においては、適切に録音された通話記録が証拠として認められるケースもありますが、専門的な判断が必要な場面では法律の専門家に相談することをおすすめします。
録音データの保存容量に上限はある?
録音データはメモアプリ内に保存されるため、iPhoneのストレージ容量が許す限り無制限に保存できます。ただし、長時間の録音を多数保存すると、ストレージを圧迫する可能性があります。定期的に不要な録音を削除したり、重要なデータはパソコンやクラウドにバックアップしておくことをおすすめします。
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まとめ
iOS 18.1の登場により、iPhoneユーザーも標準機能で通話録音ができるようになりました。設定から「アプリ」→「電話」→「通話録音」をオンにし、通話中に左上の録音ボタンをタップするだけというシンプルな操作で録音が開始できます。事前に117の時報サービスなどを使ってテストしておけば、大事な通話でも安心して録音機能を活用できるでしょう。
ただし、LINE通話には非対応であること、録音開始時に相手にアナウンスが流れること、自動録音機能がないことなど、いくつかの制限も存在します。ビジネスで本格的に活用する場合は、これらの制限を理解した上で、必要に応じて外部サービスや機器の導入も検討してください。録音機能を適切に活用することで、「言った言わない」のトラブルを防ぎ、より確実なコミュニケーションを実現しましょう。






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