PowerPointでマクロを実行しようとしたとき、「スライドショーが開始されてもマクロが動かない!」という問題に直面したことはありませんか?これは多くのユーザーが経験する悩みであり、特にVBA(Visual Basic for Applications)を使った自動化の場面ではありがちなトラブルです。しかし、なぜこれが起こるのか、そしてどのように解決すればいいのかについて深く掘り下げていきましょう。この記事では、PowerPointマクロがうまく動作しない原因を徹底解説し、実際に動かすための確実な方法をステップバイステップでご紹介します。
PowerPointマクロが実行されない原因とは?
まず最初に、PowerPointでマクロを実行しようとした際に「動かない」と感じる理由を明確にしましょう。これは主に以下のような原因が考えられます。
VBAの設定が正しくない
PowerPointでVBAを利用するためには、まず「開発者タブ」を有効にする必要があります。このタブが表示されていない場合、マクロの作成や実行ができません。実行する前にこの設定を確認しましょう。
スライドショーの開始方法
多くの人がPowerPointを開いた後、VBAのコードを追加したスライドショーを開始しても、意図したマクロが動作しないことがあります。この現象は、PowerPointがVBAを「事前にロードしない」ことが原因です。これを回避するためには、特定の操作を事前に行う必要があります。
OnSlideShowPageChangeイベントの発動条件
「OnSlideShowPageChange」イベントは、スライドショーのページが切り替わるたびにトリガーされるイベントです。しかし、何らかの原因でこのイベントがうまく発動しないこともあります。これを解決するには、特定の条件を満たす必要がある場合があります。
PowerPointマクロが実行されない問題を解決する方法
では、どうすればこれらの問題を解決できるのでしょうか?具体的な解決策をいくつかのステップで紹介します。
開発者タブの有効化とVBAの設定
まず最初に、PowerPointの「開発者タブ」を有効にする方法を説明します。このタブを使うことで、マクロの作成やVBAの設定を簡単に行うことができます。
- PowerPointを開き、上部メニューの「ファイル」をクリック。
- 「オプション」を選択し、「リボンのカスタマイズ」をクリック。
- 「開発者」にチェックを入れて「OK」をクリック。
これで、開発者タブが表示され、VBAエディターを開く準備が整います。
スライドショー開始前の準備
PowerPointのスライドショーを開始する際に、VBAコードが自動的に読み込まれるように設定を調整します。通常、スライドショーを開くだけではマクロが実行されませんが、特定のアクションを加えることでVBAが正しく動作します。
- 「開発者タブ」から、最初のスライドに「Active-Xコントロール」を追加します。
- 追加したコントロールを非表示にすることも可能ですが、コントロールを追加することでVBAの初期化が行われ、イベントが確実に発生するようになります。
- スライドショーを開始する前に、必ずこの準備をしておきましょう。
これで、スライドショー開始時にVBAが実行されるようになります。
OnSlideShowPageChangeイベントの利用
「OnSlideShowPageChange」は、スライドのページが切り替わる際にトリガーされるイベントです。しかし、このイベントが正しく発動しないことがあります。その場合、以下の方法を試してみましょう。
- 「OnSlideShowPageChange」のコードを見直し、適切な条件で実行されるように設定します。
- 特定のタイミングで強制的にイベントを発動させるため、最初のスライドにコントロールを追加する方法を試してみてください。
- もしコード内で何か不具合が発生している場合、デバッグ機能を使って問題を切り分けましょう。
これで、スライドショーの切り替え時にマクロが実行されるようになります。
PowerPoint マクロ 実行に関する疑問解決
ここでは、PowerPointマクロを使う際に起こりがちな疑問をいくつか取り上げ、それに対する解決策を紹介します。
Q1: PowerPointのマクロがスライドショー開始時に動かない場合、何が原因ですか?
PowerPointでマクロが動かない原因としては、VBAが正しく初期化されていない、もしくはマクロを実行するための条件が満たされていないことが考えられます。まずはVBAエディターが正しく設定されているか確認し、スライドにコントロールを追加して初期化処理を行いましょう。
Q2: OnSlideShowPageChangeイベントが動作しない場合、どうすればいいですか?
OnSlideShowPageChangeイベントが動作しない場合、コントロールを最初のスライドに追加することでVBAが初期化され、イベントが発動しやすくなります。その他にも、コード内でエラーが発生していないかデバッグを行うことをお勧めします。
PowerPointのことまだまだ分からない!どうしたらいい?

PowerPointのことがわからないから「もっと知りたい!」って方は、当サイト「となりのパソコン・スマホ教室」にヒントが必ずあります。
当サイトはパソコンやスマートフォンに関する「あなたのわからない」を解決するためのサイトです。
初心者がぶつかるであろう悩みや専門的な記事など毎日更新しています。
なので、あなたの悩みを解決する糸口がきっとあります!
下記のリンクからそれを探し出してください!PowerPoint関係の記事は下記のリンクから見ることができます。
PowerPointの記事一覧はこちらからご覧いただけます
って言うのはちょっと乱暴でしたね。記事を1つ1つ探していたら時間かかりますもんね。
上記のリンク以外にも下記の検索ボックスにキーワードを入力してもらえれば、すっとあなたが悩んでいることを解決できる記事を探し出すことができますので、そちらをご活用ください。
まだ記事がない場合や自分の悩みを解決できない場合は、公式LINEから質問をしていただくか、本記事のコメント欄に書いていただくかしていただければ返信させていただきます。
1人1人悩みは違いますからね。
公式LINEの方が確認するのも返信も早いので、LINEから質問を飛ばしてもらえると助かります。
あと宣伝ですが、新しくAI情報に特化した「生成AIニスト(https://m32006400n.com)」というサイトを立ち上げましたのでChatGPTやGoogle Geminiをはじめとした生成AIの情報を知りたいという方はそちらも是非ご覧いただけたら幸いです。
今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
いま、あなたを悩ませているITの問題を解決します!
「エラーメッセージ、フリーズ、接続不良…もうイライラしない!」
あなたはこんな経験はありませんか?
✅ ExcelやWordの使い方がわからない💦
✅ 仕事の締め切り直前にパソコンがフリーズ💦
✅ 家族との大切な写真が突然見られなくなった💦
✅ オンライン会議に参加できずに焦った💦
✅ スマホの重くて重要な連絡ができなかった💦
平均的な人は、こうしたパソコンやスマホ関連の問題で年間73時間(約9日分の働く時間!)を無駄にしています。あなたの大切な時間が今この悩んでいる瞬間も失われています。
LINEでメッセージを送れば即時解決!
すでに多くの方が私の公式LINEからお悩みを解決しています。
最新のAIを使った自動応答機能を活用していますので、24時間いつでも即返信いたします。
誰でも無料で使えますので、安心して使えます。
問題は先のばしにするほど深刻化します。
小さなエラーがデータ消失や重大なシステム障害につながることも。解決できずに大切な機会を逃すリスクは、あなたが思う以上に高いのです。
あなたが今困っていて、すぐにでも解決したいのであれば下のボタンをクリックして、LINEからあなたのお困りごとを送って下さい。
ぜひ、あなたの悩みを私に解決させてください。
まとめ
PowerPointでマクロが実行されない原因は、VBAの設定やスライドショー開始時の準備が不足していることにあります。これらの問題を解決するためには、開発者タブの有効化、コントロールの追加、OnSlideShowPageChangeイベントの適切な設定が重要です。これらのステップを踏むことで、PowerPointマクロが確実に動作するようになり、スライドショーの自動化がスムーズに行えるようになります。
これからは、PowerPointのマクロを使ってプレゼンテーションをさらに便利に、効果的に活用していきましょう!





コメント