パワーポイントVBAの使い方徹底解説！業務効率化で誰でもできる自動化の秘訣

パワーポイントを使ってプレゼンテーション資料を作成する際に、同じ作業を何度も繰り返していませんか？例えば、スライドのフォントを変更したり、同じ手順でデザインを調整したり…。これらの作業を手動でやっていると、時間がかかって効率が悪くなります。でも、安心してください！パワーポイントの「VBA（Visual Basic for Applications）」を使うことで、こうした作業を自動化し、格段に効率化することができます。

この記事では、「パワーポイントVBAの使い方」を初めての方でもわかりやすく解説します。具体的な操作方法やコード例を紹介し、あなたの業務を劇的に効率化する方法を伝授します。これを覚えれば、面倒な作業を一瞬で終わらせることができ、あなたの作業時間を大幅に削減できるかもしれません！

VBAとは？パワーポイントで使えるマクロの魅力とは
パワーポイントVBAの使い方ステップバイステップ
PowerPoint VBAで自動化できる作業例
PowerPoint VBA 使い方に関する疑問解決
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まとめ

VBAとは？パワーポイントで使えるマクロの魅力とは

PowerPointのイメージ

まずはVBAについて簡単におさらいしましょう。VBA（Visual Basic for Applications）は、Microsoft Office製品に内蔵されているプログラミング言語です。これを使うと、ExcelやPowerPointなどで繰り返し行う作業を自動化することができます。

パワーポイントでVBAを使うことで、例えば、フォントやレイアウトの変更、複雑なデザインの調整など、手動で行うには時間がかかる作業を一気に処理することができます。特に、プレゼン資料作成の際に多くのスライドで同じ操作を繰り返す場合には、VBAを使うことで大幅な時間短縮が可能です。

パワーポイントVBAの使い方ステップバイステップ

では、実際にVBAを使ってみましょう。今回は「選択したテキストボックスのフォントを一括で『メイリオ』に変更する」というマクロを実行する方法を紹介します。

開発タブを表示させる

パワーポイントには、初めてVBAを使う方向けに「開発」タブをリボンに表示させる必要があります。このタブを使うことで、VBAのコードを記述したり実行したりできます。表示方法は以下の通りです

パワーポイントを開き、上部メニューの「ファイル」タブをクリックします。
「オプション」を選択し、「リボンのユーザー設定」を開きます。
「開発」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。

VBAエディタを開く

次に、実際にVBAエディタを開きます。これを使って、パワーポイント上で実行するマクロを記述します。

リボンの「開発」タブをクリックし、「Visual Basic」を選択します。
これで、VBAエディタが表示されます。

VBAコードを入力する

次に、実際にVBAのコードを記入します。以下のコードをVBAエディタに貼り付けてください。このコードは、パワーポイントのすべてのスライドにあるテキストを「メイリオ」フォントに変更するものです。

Sub フォントをメイリオに変更()
    Dim sld As Slide
    Dim shp As Shape
    For Each sld In ActivePresentation.Slides
        For Each shp In sld.Shapes
            If shp.TextFrame2.HasText Then
                With shp.TextFrame2.TextRange.Font
                    .NameFarEast = "メイリオ"
                End With
            End If
        Next shp
    Next sld
End Sub