YouTubeのチャンネルをブロックする方法と手順【初心者向け解決ガイド】

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「またこの胡散臭い動画が出てきた…」「同じチャンネルの嘘くさい内容を見たくない…」そんな経験はありませんか?最近では、有名人の名前を使った釣りタイトルの動画や、明らかに事実と異なる内容の動画が次々と表示されて、不快な思いをしている方も多いはずです。実は、YouTubeでチャンネルを完全にブロックする機能は、通常のアカウントでは提供されていません。しかし、諦める必要はありません。この記事では、YouTubeのAIアルゴリズムを味方につけて、見たくないチャンネルを効果的に非表示にする方法を、スマホ版とPC版それぞれ詳しく解説します。2025年最新のUIに対応した、本当に使える実践的な手順をお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

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チャンネルをブロックするとどうなるの?

Youtubeのイメージ

Youtubeのイメージ

まず、チャンネルをブロックすると、以下のようなことが起こります

ここがポイント!

  • おすすめや関連動画に、そのチャンネルの動画が表示されなくなる
  • そのチャンネルからのコメントが、あなたの動画に表示されなくなる
  • ブロックしたことは相手に通知されない

これで、見たくない動画を減らして、快適にYouTubeを楽しむことができます。

YouTubeでチャンネルをブロックできない理由と現実を知ろう

まず知っておくべき重要な事実があります。YouTubeには「特定のチャンネルを完全にブロックする」機能が、一般ユーザー向けには基本的に用意されていないのです。多くの方が「ブロック」という言葉を検索してこの記事にたどり着いたと思いますが、残念ながら検索結果や関連動画から特定のチャンネルを完全に消し去ることはできません。

しかし、がっかりする必要はありません。YouTubeには「おすすめに表示しない」「興味なし」という機能が用意されており、これを繰り返し使うことで、YouTubeのレコメンドアルゴリズムに「この種の動画には興味がない」と学習させることができます。この方法を正しく実践すれば、見たくないチャンネルの動画が表示される頻度を大幅に減らすことが可能です。

ただし例外として、13歳未満のお子様向けの保護者管理機能を設定している場合は、より強力なブロック機能を利用できます。保護者のアカウントから特定のチャンネルをブロックすると、お子様のアカウントではそのチャンネルの動画が表示されなくなります。また、YouTubeとYouTube Kidsで同じGoogleアカウントを使用している場合、YouTubeでブロックしたチャンネルはYouTube Kidsでも自動的にブロックされます。

スマホでYouTubeチャンネルを非表示にする効果的な方法

スマートフォンのYouTubeアプリでは、主に3つのアプローチで見たくないチャンネルの表示を減らすことができます。それぞれの方法には特徴があり、状況に応じて使い分けることで、より快適なYouTube環境を作ることができます。

ショート動画を非表示にする3つの実践手順

ショート動画は特に「次々と表示される」特性があるため、見たくない内容が連続して流れてくることがあります。ここでは効果の高い順に3つの方法をご紹介します。

最も簡単で即効性があるのが「関心がない」設定です。見たくないショート動画が表示されたら、動画を長押しするか、右上の3点アイコンをタップしてください。表示されたメニューから「関心がない」または「興味なし」を選択するだけで完了です。ここで重要なポイントがあります。動画を再生してしまうと、YouTubeのAIが「この動画に興味がある」と判断してしまう可能性があるため、再生せずに長押しして設定することをおすすめします。

さらに効果的なのが「このチャンネルをおすすめに表示しない」設定です。こちらも見たくないショート動画を長押しするか3点アイコンをタップし、「このチャンネルをおすすめに表示しない」を選択します。機種によっては「このチャンネルをおすすめしない」と表示される場合もあります。この方法は先ほどの「関心がない」設定よりも確実に、そのチャンネル全体のショート動画が表示されにくくなります。

最も強力な方法としてチャンネル自体のブロックがありますが、この機能は機種やアプリのバージョンによって表示が異なる場合があります。一般的な手順としては、動画右下のチャンネルアイコンをタップしてチャンネルページを開き、概要タブまたは「About」タブを選択します。その後、右上の旗マークをタップして「ユーザーをブロック」を選択し、内容を確認して「送信」をタップすれば完了です。ただし、この操作は主に「コメントを非表示にする」「おすすめ表示を減らす」効果が中心で、YouTube全体からそのチャンネルが完全に消えるわけではないことを理解しておきましょう。

通常動画をおすすめから消す確実な方法

ホーム画面やおすすめに表示される通常の動画についても、ショート動画と同様の手順で非表示設定が可能です。見たくない動画を見つけたら、右下にある3点アイコンをタップしてください。機種によっては3点アイコンの位置が異なる場合がありますが、多くの場合は動画のサムネイルまたはタイトルの近くに配置されています。

メニューが表示されたら「チャンネルをおすすめに表示しない」を選択します。こちらも機種によっては「このチャンネルをおすすめしない」と表示される場合があります。正しく設定できると、「今後このチャンネルの動画はおすすめに表示されません」というメッセージが表示され、設定完了となります。

この設定を行うと、ホームフィードや次のおすすめに表示される動画から、そのチャンネルの動画が除外されるようになります。ただし、検索結果には引き続き表示される可能性があることを覚えておいてください。

PCでYouTubeチャンネルをブロックする最新の方法

PC版のYouTubeでは、スマホよりも詳細な設定が可能です。さらに、ブラウザ拡張機能を使うことで、より強力で柔軟なブロック管理ができるようになります。

2025年現在の最新手順は下記のとおりです。

  1. 動画左下のチャンネルアイコンをクリック
  2. チャンネルタイトルの下にある『さらに表示』をクリック
  3. 画面の一番下に旗マークの『ユーザーを報告』ボタン
  4. 『チャンネルでユーザーを非表示にする』を選択

基本的な非表示設定は、見たくない動画の右上または右下にある3点アイコンをクリックし、「このチャンネルをおすすめに表示しない」または「関心なし」を選択するだけです。PC版では表示が「このチャンネルをおすすめしない」となっている場合もあります。この操作はショート動画でも通常動画でも同様に機能し、設定はYouTubeアカウント単位で記録されるため、同じアカウントでログインすれば他のデバイスでも反映されます。

チャンネル単位でより確実にブロックしたい場合は、動画左下のチャンネルアイコンをクリックしてチャンネルページを開きます。2025年現在の最新のUIでは、チャンネルタイトルの下にある「さらに表示」をクリックすると、画面の一番下に旗マークの「ユーザーを報告」ボタンが表示されます。このボタンをクリックし、表示されるメニューから「チャンネルでユーザーを非表示にする」を選択してください。

注意点として、古い情報では「概要タブから設定する」と記載されているものがありますが、YouTubeのUIは頻繁に更新されており、現在では概要タブが見つけにくい位置に移動していたり、上記の手順に変更されていることが多いです。もし上記の手順で見つからない場合は、チャンネルページの右上にある3点アイコンから「ユーザーをブロック」を選択する方法も試してみてください。

ブラウザ拡張機能を使った効果的なブロック術

PCユーザーにとって最も強力な武器となるのが、ブラウザ拡張機能です。YouTube公式の機能ではありませんが、ChromeやFirefoxで利用可能な拡張機能を使うことで、複数のチャンネルを一括管理したり、キーワードベースでブロックしたりすることができます。

代表的な拡張機能として「Channel Blocker」があります。この拡張機能の最大の特徴は、チャンネル名やキーワードを登録するだけで自動的にブロックできる点です。ChromeウェブストアまたはFirefoxアドオンで「Channel Blocker」を検索してインストールし、拡張機能の設定を開いてブロックしたいチャンネル名やキーワードを追加するだけで設定完了です。この拡張機能は使いやすさと効果のバランスが良く、初めて拡張機能を使う方にもおすすめです。

より高度な管理を求める方には「BlockTube」が適しています。この拡張機能では、複数のチャンネルをまとめて登録・管理できるだけでなく、CSVファイルでのインポートとエクスポートに対応しています。つまり、ブロックリストをファイルとして保存し、他のブラウザやPCに簡単に移行することができるのです。設定方法は他の拡張機能と同様で、ブラウザの拡張機能ストアでインストールした後、設定画面からブロックしたいチャンネルを入力するか、CSVファイルで一括追加します。

「Video Blocker」は、特定のキーワードを含む動画を一括非表示にできる点が特徴です。チャンネル単位ではなく、動画のタイトルや説明文に含まれるキーワードでフィルタリングできるため、より柔軟なルール設定が可能です。インストール後、オプション画面から「ブロック一覧」を開き、キーワードやチャンネル名を追加すれば設定完了です。

これらの拡張機能はいつでも編集・削除が可能で、ブロックリストの管理も簡単です。ただし、スマホアプリ版YouTubeでは拡張機能を使用できないため、PC環境での利用に限定されます。Androidスマホの一部ブラウザではPC版サイトを表示することで拡張機能が使える場合もありますが、動作が不安定になる可能性があるため、基本的にはPC環境での使用をおすすめします。

YouTubeのAIアルゴリズムを味方につける効果的なコツ

YouTubeのレコメンドシステムは機械学習によって動作しており、あなたの行動パターンを学習して動画をおすすめしています。このAIを上手に活用することで、より快適な視聴環境を作ることができます。

最も重要なポイントは見たくない動画は絶対に再生しないことです。たとえ数秒でも再生してしまうと、YouTubeのAIは「この動画に興味がある」と判断し、類似の動画をさらにおすすめしてくる可能性が高まります。サムネイルを見て「これは見たくない」と思ったら、再生せずに即座に「興味なし」または「このチャンネルをおすすめに表示しない」を設定しましょう。

次に重要なのが根気強く「関心がない」を繰り返すことです。一度や二度の設定では、AIが完全に学習するのは難しい場合があります。同じようなタイプの動画が表示されるたびに、継続して「興味なし」の設定を行ってください。数日間続けることで、AIがあなたの好みを正確に理解し、おすすめの傾向が大きく変わっていきます。

また、YouTubeアプリを最新版に保つことも忘れてはいけません。古いバージョンのアプリでは、設定が正しく反映されなかったり、新しい非表示機能が使えなかったりする場合があります。定期的にアプリストアでアップデートを確認し、最新版を使用するようにしましょう。

さらに効果を高めるテクニックとして、再生履歴と検索履歴の管理も有効です。YouTubeの設定画面から「マイアクティビティ」にアクセスし、誤って再生してしまった動画や、意図せず検索してしまったキーワードを削除することで、おすすめの精度を改善できます。特に、家族や友人と共有しているデバイスで視聴した動画が履歴に残っている場合は、それがおすすめに影響を与えている可能性があるため、こまめな履歴管理をおすすめします。

逆に、本当に見たいチャンネルや動画については、高評価ボタンを押したり、チャンネル登録をしたりすることで、AIにあなたの好みを明確に伝えることができます。このように、見たくないコンテンツを減らすだけでなく、見たいコンテンツを増やす行動も組み合わせることで、より理想的なホームフィードを作り上げることができます。

よくある質問

一度ブロックしたチャンネルを元に戻すことはできますか?

はい、可能です。YouTubeの設定画面から「マイアクティビティ」にアクセスし、左側のメニューまたはバナーで「その他のアクティビティ」を選択してください。そこに「YouTubeの興味なしのフィードバック」という項目があり、ここから過去に「興味なし」や「おすすめに表示しない」と設定したチャンネルのリストを確認できます。削除したい設定を見つけて「削除」を選択すれば、そのチャンネルが再びおすすめに表示されるようになります。ブラウザ拡張機能を使用している場合は、各拡張機能の設定画面からブロックリストを編集することで、いつでも設定を変更できます。

スマホとPCで別々に設定する必要がありますか?

いいえ、基本的には必要ありません。YouTubeの「興味なし」や「おすすめに表示しない」設定は、Googleアカウント単位で記録されています。そのため、スマホで設定した内容は自動的にPCにも反映され、その逆も同様です。ただし、設定が反映されるまでに数分から数時間かかる場合があります。また、ブラウザ拡張機能によるブロックは、その拡張機能をインストールしているブラウザでのみ有効となるため、複数のデバイスで同じブロック設定を使いたい場合は、各デバイスに同じ拡張機能をインストールし、BlockTubeのようなCSVエクスポート機能を使ってブロックリストを同期させる必要があります。

ショート動画全体の表示を減らすことはできますか?

はい、YouTubeには「ショート動画の表示を減らす」という機能が用意されています。YouTubeアプリのホームフィードに移動し、ショート動画のグリッドまで下にスクロールしてください。グリッドの上部にある3点アイコンをタップし、「ショート動画の表示を減らす」を選択すれば設定完了です。この設定により、ホームフィードにおけるショート動画セクションの表示頻度が減少します。ただし、ショート動画が完全に表示されなくなるわけではなく、あくまで表示回数が減るという効果です。この設定を解除したい場合は、マイアクティビティページの「その他のアクティビティ」から「ショート動画の表示を減らす」の項目を見つけて削除してください。

まとめ

YouTubeで特定のチャンネルを完全にブロックすることは通常のアカウントでは難しいものの、適切な設定と継続的な管理によって、見たくないコンテンツの表示を大幅に減らすことは十分に可能です。スマホでは「このチャンネルをおすすめに表示しない」設定を、PCではさらにブラウザ拡張機能を活用することで、より快適な視聴環境を構築できます。

重要なのは、見たくない動画を再生せずに即座に「興味なし」を設定すること、そして根気強く継続することです。YouTubeのAIは学習型システムなので、あなたの行動パターンを理解するまでには数日かかる場合もあります。しかし、一度AIがあなたの好みを正確に把握すれば、自動的に質の高いおすすめを提供してくれるようになります。

今日から早速、この記事で紹介した方法を実践してみてください。最初は少し手間に感じるかもしれませんが、数週間後には、あなたが本当に見たい動画だけが並ぶ、理想的なYouTube環境が完成しているはずです。ストレスフリーな動画視聴体験を手に入れて、YouTubeをもっと楽しみましょう。

コメント

  1. より:

    概要タブなんてないよ、古くないですか?

    • uri uri より:

      あ さん

      コメントありがとうございます。
      情報が古くて申し訳ございません。
      記事をアップデートしましたので、ご覧いただけると幸いです。
      ご指摘ありがとうございます。

      となりのパソコン・スマホ教室
      サイト管理人 uri uri より

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