Googleスプレッドシートで「名前付き範囲」を設定する方法

Googleスプレッドシートを使っていると、同じセル範囲を何度も参照する場面が出てきますよね。そんなときに便利なのが「名前付き範囲」です。これを使うと、セル範囲に名前を付けて、数式や関数で簡単に参照できるようになります。今回は、初心者の方にもわかりやすく、実際の操作を交えながら解説します。

名前付き範囲とは？

Googleスプレッドシートのイメージ

名前付き範囲とは、スプレッドシート内の特定のセル範囲に名前を付け、その名前を使って簡単に参照できる機能です。例えば、売上金額の合計が入力されているセル範囲に「売上合計」という名前を付けると、数式内で「=売上合計」と入力するだけでその範囲を参照できます。これにより、数式がわかりやすくなり、管理もしやすくなります。

名前付き範囲の設定方法

名前付き範囲を設定する手順は以下の通りです。

これで、選択したセル範囲に名前が付きました。

名前付き範囲を使った数式の例

名前付き範囲を設定したら、実際に数式で使ってみましょう。例えば、売上金額の合計が入力されているセル範囲に「売上合計」という名前を付けた場合、以下のように数式を入力できます。

これにより、セル範囲を直接指定することなく、名前で参照できるようになります。

名前付き範囲の編集・削除方法

設定した名前付き範囲を編集したい場合や削除したい場合は、以下の手順で行います。

これで、名前付き範囲の編集や削除ができます。

よくある質問や疑問

Q1: 名前付き範囲の名前に使える文字は何ですか？

名前付き範囲の名前には、文字、数字、アンダースコア（_）のみ使用できます。範囲名の先頭に数字や「true」「false」などの単語を置くことはできません。また、スペースや句読点も使用できません。

Q2: 名前付き範囲を他のシートで使うことはできますか？

はい、名前付き範囲はスプレッドシート全体で有効です。他のシートでも同じ名前を使って参照することができます。

Q3: 名前付き範囲を削除すると、数式はどうなりますか？

名前付き範囲を削除すると、その名前を参照している数式はエラーになります。削除する前に、数式を適切に修正することをおすすめします。

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まとめ

名前付き範囲を活用することで、スプレッドシートの数式がわかりやすくなり、管理がしやすくなります。特に、複数のシートで同じセル範囲を参照する場合や、長いセル範囲を何度も使う場合に便利です。ぜひ、日々の業務や個人の作業に取り入れてみてください。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。