Outlookのメールを一括で.msg形式で保存する方法【初心者向けガイド】

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Outlookで受信した大切なメール、バックアップや整理のために一括保存したいと思ったことはありませんか?特に、パソコンやスマホの操作に不安がある方にとって、手順が複雑に感じられるかもしれません。しかし、心配はいりません。今回は、Outlookのメールを一括で.msg形式で保存する方法を、初心者の方にもわかりやすく、親しみやすい言葉でご紹介します。

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目次

Outlookのイメージ

Outlookのイメージ

Outlookのメールを一括で.msg形式で保存する方法

OutlookのVBAマクロを使用する方法

Outlookには、VBA(Visual Basic for Applications)という機能を使って、メールを自動で保存することができます。以下の手順で設定できます。

  1. Outlookを開き、Alt + F11キーを押してVBAエディタを開きます。
  2. 「挿入」メニューから「モジュール」を選択し、以下のコードを貼り付けます。
  3. Sub SaveEmailsAsMSG()
    Dim olApp As Object
    Dim olNamespace As Object
    Dim olFolder As Object
    Dim olItem As Object
    Dim saveFolder As String
    Dim fileName As String


    ' 保存先フォルダのパスを指定
    saveFolder = "C:\Your\Save\Path\"
    ' Outlookのアプリケーションオブジェクトを取得
    Set olApp = CreateObject("Outlook.Application")
    Set olNamespace = olApp.GetNamespace("MAPI")
    ' 受信トレイを指定
    Set olFolder = olNamespace.GetDefaultFolder(6) ' 6は受信トレイの定数
    ' フォルダ内の各アイテムを処理
    For Each olItem In olFolder.Items
    ' 件名と受信日時を組み合わせてファイル名を作成
    fileName = saveFolder & Format(olItem.ReceivedTime, "yyyymmdd_hhnnss") & "_" & olItem.Subject & ".msg"
    ' メールを.msg形式で保存
    olItem.SaveAs fileName, 3 ' 3はolMSGの定数
    Next olItem

    End Sub

  4. コード内の「C:\Your\Save\Path\」を実際に保存したいフォルダのパスに変更します。
  5. VBAエディタを閉じ、Outlookに戻ります。
  6. Alt + F8キーを押してマクロを実行します。
  7. メールが指定したフォルダに一括で保存されます。

この方法は、VBAの基本的な知識が必要ですが、手順通りに進めることで、効率的にメールを保存できます。

サードパーティ製ツールを使用する方法

VBAの設定が難しいと感じる方には、サードパーティ製のツールを使用する方法もあります。例えば、「Kutools for Outlook」というアドインを使用すると、以下の手順でメールを一括保存できます。

  1. 「Kutools for Outlook」をインストールします。
  2. Outlookを開き、「Kutools」タブをクリックします。
  3. 「一括保存」機能を選択します。
  4. 保存したいメールを選択し、保存先フォルダを指定します。
  5. 「保存」ボタンをクリックすると、選択したメールが一括で保存されます。

この方法は、VBAの設定が不要で、直感的に操作できるため、初心者の方にもおすすめです。

手動で個別に保存する方法

少数のメールを保存したい場合は、手動で個別に保存する方法もあります。

  1. 保存したいメールを開きます。
  2. 「ファイル」タブをクリックし、「名前を付けて保存」を選択します。
  3. 保存先フォルダを指定し、ファイル名を入力します。
  4. 「保存」ボタンをクリックすると、メールが保存されます。

この方法は、少数のメールを保存する際に便利です。

よくある質問や疑問

Q1: VBAマクロのコードをどこに貼り付ければいいですか?

VBAマクロのコードは、OutlookのVBAエディタに貼り付けます。Outlookを開き、Alt + F11キーを押すとVBAエディタが開きます。そこで「挿入」メニューから「モジュール」を選択し、表示されたウィンドウにコードを貼り付けてください。

Q2: サードパーティ製ツールは安全ですか?

「Kutools for Outlook」などのサードパーティ製ツールは、多くのユーザーに利用されており、信頼性があります。しかし、インストール前に公式サイトから最新の情報を確認し、信頼できるソースからダウンロードするようにしてください。

Q3: 保存したメールはどのように確認できますか?

保存したメールは、指定した保存先フォルダに「.msg」形式で保存されます。Windowsのエクスプローラーでそのフォルダを開くと、保存したメールを確認できます。

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まとめ

Outlookのメールを一括で.msg形式で保存する方法を3つご紹介しました。VBAマクロを使用する方法は、少し手間がかかりますが、効率的に大量のメールを保存できます。サードパーティ製ツールを使用する方法は、操作が簡単で初心者の方にもおすすめです。少数のメールを保存する場合は、手動で個別に保存する方法が便利です。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。

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