Wordで文書を編集していると、誰かが加えた変更を元に戻したい場面が出てきますよね。特に、変更履歴機能を使っていると、どこをどう戻せばいいのか迷ってしまうことも。今回は、そんな「変更履歴を元に戻す方法」を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
変更履歴って何?
まず、変更履歴とは、文書に加えられた変更内容を記録する機能です。誰が、いつ、どこを、どのように変更したのかが一目でわかります。これにより、複数人での文書作成や校正作業がスムーズになります。
変更履歴を元に戻す方法
変更履歴を元に戻す方法は、主に以下の3つです。
変更箇所を1つずつ元に戻す
- 文書を開き、「校閲」タブをクリックします。
- 「変更履歴」グループの中の「次へ」または「前へ」をクリックして、変更箇所を順番に確認します。
- 元に戻したい変更箇所が表示されたら、「元に戻す」をクリックします。
すべての変更を一括で元に戻す
- 「校閲」タブの「変更履歴」グループの中にある「元に戻す」の▼をクリックします。
- 表示されたメニューから「すべての変更を元に戻す」を選択します。
変更箇所を右クリックして元に戻す
- 文書内の変更箇所を右クリックします。
- 表示されたメニューから「挿入を元に戻す」や「削除を元に戻す」を選択します。
変更履歴を非表示にする方法
変更履歴を元に戻しても、画面上に変更の痕跡が残っていると気になることがあります。そんなときは、以下の手順で変更履歴を非表示にできます。
- 「校閲」タブの「変更履歴とコメントの表示」から「最終版(変更箇所なし)」を選択します。
- これで、変更履歴が非表示になり、文書がすっきりと表示されます。
よくある質問
Q1: コメントも元に戻せますか?
コメントは変更履歴とは別に管理されています。コメントを削除するには、コメントを右クリックして「コメントの削除」を選択するか、「校閲」タブの「コメント」グループから「削除」を選択してください。
Q2: 変更履歴を完全に削除するにはどうすればいいですか?
変更履歴を完全に削除するには、変更を「承諾」または「元に戻す」した後、文書を保存することで、変更履歴が文書から削除されます。
Q3: 変更履歴を記録しないようにするにはどうすればいいですか?
変更履歴の記録を停止するには、「校閲」タブの「変更履歴の記録」をクリックして、記録をオフにします。
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まとめ
Wordでの変更履歴の管理は、最初は少し戸惑うかもしれませんが、基本的な操作を覚えれば、文書の編集がよりスムーズになります。今回ご紹介した方法を試して、ぜひ自分の作業に役立ててください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。





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