Wordで文書を編集していると、誰がどこを変更したのかを確認するために「変更履歴」を使うことがあります。特に、変更箇所に表示される縦線(改訂線)は、どこが変更されたのかを一目で教えてくれる便利な機能です。しかし、これらの縦線が気になることもありますよね。今回は、初心者の方にもわかりやすく、縦線を表示する方法と消す方法をご紹介します。
変更履歴で縦線(改訂線)を表示する方法
まずは、変更履歴を使って文書を編集し、変更箇所に縦線を表示する方法を見ていきましょう。
変更履歴の記録を開始する
文書を開いたら、上部の「校閲」タブをクリックします。そして、「変更履歴の記録」ボタンをクリックして、変更履歴の記録を開始します。これで、文書に加えた変更が記録されるようになります。
変更履歴の表示方法を設定する
変更履歴をどのように表示するかを設定することができます。以下の手順で設定を行いましょう。
- 「校閲」タブの「変更履歴とコメントの表示」をクリックします。
- 表示されたメニューから、「吹き出し」を選択し、「すべての変更履歴を本文中に表示」をクリックします。
これで、変更箇所に縦線が表示されるようになります。
変更履歴の詳細設定を行う
さらに、変更履歴の表示方法を細かく設定することができます。
- 「校閲」タブの「変更履歴とコメントの表示」の右下にある小さな矢印をクリックし、「変更履歴オプション」を選択します。
- 「詳細オプション」ボタンをクリックします。
- 「削除された箇所」の表示方法を「取り消し線」や「二重取り消し線」などに設定します。
- 設定が完了したら、「OK」をクリックして閉じます。
これで、削除された文字が取り消し線や二重取り消し線で表示されるようになります。
変更履歴の縦線を消す方法
次に、変更履歴で表示される縦線を消す方法をご紹介します。
変更履歴の記録を停止する
変更履歴の記録を停止するには、以下の手順で操作します。
- 「校閲」タブの「変更履歴の記録」ボタンをクリックします。
- 表示されたメニューから、「変更履歴の記録を停止」を選択します。
これで、今後の変更が記録されなくなります。
変更履歴を承諾して反映させる
変更履歴を文書に反映させるには、以下の手順で操作します。
- 「校閲」タブの「変更」グループにある「承諾」ボタンをクリックします。
- 表示されたメニューから、「すべての変更を承諾」を選択します。
これで、すべての変更が文書に反映され、縦線が消えます。
変更履歴を元に戻す(取り消す)
変更履歴を取り消すには、以下の手順で操作します。
- 「校閲」タブの「変更」グループにある「元に戻す」ボタンをクリックします。
- 表示されたメニューから、「すべての変更を元に戻す」を選択します。
これで、すべての変更が取り消され、縦線が消えます。
よくある質問や疑問
Q1: 変更履歴の縦線だけを非表示にすることはできますか?
はい、できます。変更履歴の表示方法を「変更履歴なし」に設定することで、縦線を非表示にすることができます。ただし、この設定を行うと、変更履歴自体も表示されなくなるため、注意が必要です。
Q2: 変更履歴を消さずに、印刷時に縦線を表示させたくない場合はどうすればよいですか?
印刷時に縦線を表示させたくない場合は、印刷設定で「変更履歴を印刷しない」オプションを選択することができます。これにより、画面上では変更履歴が表示されていても、印刷時には縦線が表示されません。
Q3: 変更履歴の縦線の色を変更することはできますか?
はい、できます。変更履歴の詳細オプションで、縦線の色を変更することができます。これにより、複数人で編集した文書でも、誰がどのような変更を加えたのかを色で区別することができます。
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まとめ
Wordの変更履歴機能を使うことで、文書の編集履歴を簡単に確認することができます。縦線(改訂線)の表示方法や非表示方法、変更履歴の反映や取り消しの方法を理解しておくことで、文書の編集作業がスムーズに進みます。もし操作に不安がある場合は、LINEでお気軽にご相談ください。





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