Wordで文書を作成していると、「このページだけ削除したい」「複数ページをまとめて消したい」と思うことがありますよね。特に、45歳以上の方々にとって、パソコン操作は少し不安な部分もあるかもしれません。でも大丈夫!今回は、Wordでページを一括削除する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
なぜWordでページを削除するのが難しいのか?
Wordでは、ページ単位での削除が直接的にはできません。これは、Wordがページを「見た目上の区切り」として表示しているためで、実際にはページごとに内容が分かれているわけではないからです。したがって、ページを削除するには、そのページの内容を選択して削除する必要があります。
Wordでページを一括削除する方法
方法1: ジャンプ機能を使ってページを選択する
- 削除したいページの先頭にカーソルを置きます。
- キーボードで「Ctrl + G」を押して、「検索と置換」ダイアログボックスを開きます。
- 「移動先」を「ページ」に設定し、「ページ番号」に「\page」と入力します。
- 「ジャンプ」ボタンをクリックし、「閉じる」を選択します。
- ページが選択された状態になるので、キーボードの「Delete」キーを押して削除します。
方法2: Shiftキーを使ってページを選択する
- 削除したいページの先頭にカーソルを置きます。
- ページの最後までスクロールし、Shiftキーを押しながらページの最後をクリックします。
- すると、その1ページすべてが選択されます。
- 選択された状態で「Delete」キーを押して削除します。
方法3: 拡張選択モードを使って複数ページを選択する
- 削除したいページの先頭にカーソルを置きます。
- キーボードで「F8」を押して、「拡張選択モード」に切り替えます。
- 「Ctrl + G」を押して、「検索と置換」ダイアログボックスを開きます。
- 「移動先」を「ページ」に設定し、「ページ番号」に削除したい最後のページ番号+1を入力します(例: 4ページ目まで削除したい場合は「5」と入力)。
- 「ジャンプ」ボタンをクリックし、「閉じる」を選択します。
- 選択された状態で「Delete」キーを押して削除します。
Wordでページが削除できない場合の対処法
削除したいページがなかなか消えない場合、以下の原因と対処法を試してみてください。
原因1: 見えない記号が入力されている
1. 「ホーム」タブの「段落」グループにある「編集記号の表示/非表示」ボタンをクリックして、見えない記号を表示させます。
2. 不要な「改ページ」や「セクション区切り」などが表示されるので、それらを選択して「Delete」キーで削除します。
原因2: 表が入力されている
- 表の後ろには必ず改行(段落記号)が存在します。
- 表が余白ギリギリまである場合、その改行が収まりきらずに次のページに送られます。
- 表のあるページに含まれる不要な行を1行削除すると、改行が前のページに収まり、空白ページが削除されます。
原因3: 行間や余白の設定が影響している
- 文書末に表があり、その後に改行がある場合、改行が次のページに送られることがあります。
- 行間を「固定値」「1pt」に設定することで、改行が前のページに収まり、空白ページを削除できる場合があります。
- また、ページ設定で下の余白を狭くすることで、改行が収まり、空白ページを削除できることがあります。
よくある質問や疑問
Q1: 特定のページだけを削除することはできますか?
はい、できます。ジャンプ機能やShiftキーを使って、特定のページを選択し、削除することが可能です。
Q2: 複数ページをまとめて削除する方法はありますか?
はい、拡張選択モードを使うことで、複数ページをまとめて選択し、削除することができます。
Q3: 削除できない空白ページがある場合、どうすればいいですか?
見えない記号を表示させて不要な改ページやセクション区切りを削除したり、行間や余白の設定を調整することで、空白ページを削除できる場合があります。
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まとめ
Wordでページを一括削除する方法は、ジャンプ機能やShiftキー、拡張選択モードを駆使することで可能です。また、削除できない空白ページがある場合は、見えない記号の確認や行間・余白の設定を見直すことで解決できることがあります。操作に不安がある方も、ぜひ一度試してみてくださいね。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。





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