Googleスプレッドシートを使っていると、「たくさんのデータの中から、特定の情報だけを取り出したい」と思うこと、ありませんか?そんなときに役立つのが、QUERY(クエリ)関数です。今回は、初心者の方でもわかりやすく、QUERY関数の基本から応用までを解説します。
QUERY関数とは?
QUERY関数は、スプレッドシート内のデータをSQL風の言語で操作できる関数です。これを使うと、特定の条件に合ったデータを抽出したり、並べ替えたり、集計したりすることができます。
例えば、売上データの中から「商品A」のみを抽出したり、日付順に並べ替えたりすることが可能です。
QUERY関数の基本構文
QUERY関数の基本的な構文は以下の通りです
=QUERY(範囲, "クエリ", ヘッダー行数)
* 範囲データの範囲を指定します(例:F10)。
* クエリデータに対する操作を指定します(例`”SELECT A, B WHERE C = ‘商品A'”`)。
* ヘッダー行数データのヘッダー行の数を指定します。通常は1行目がヘッダーなので「1」と指定します。
よく使うクエリの構文
QUERY関数では、SQL風の構文を使ってデータを操作します。以下に、よく使うクエリの構文を紹介します。
SELECT
特定の列を選択して表示します。
例`=QUERY(F10, “SELECT A, C, E”)`
WHERE
特定の条件に合った行を抽出します。
例`=QUERY(F10, “SELECT B, D WHERE C = ‘商品A'”)`
ORDER BY
指定した列でデータを並べ替えます。
例`=QUERY(F10, “SELECT A, B ORDER BY B DESC”)`
GROUP BY
指定した列でデータをグループ化し、集計します。
例`=QUERY(F10, “SELECT A, SUM(E) GROUP BY A”)`
実際の使用例
具体的な使用例を見てみましょう。
- 売上データから「商品A」のみを抽出する
`=QUERY(F10, “SELECT A, C, E WHERE C = ‘商品A'”)`
これで、商品Aの売上データだけを抽出できます。 - 売上データを売上金額の降順で並べ替える
`=QUERY(F10, “SELECT A, C, E ORDER BY E DESC”)`
これで、売上金額が多い順にデータが並び替えられます。 - 商品ごとの売上合計を表示する
`=QUERY(F10, “SELECT C, SUM(E) GROUP BY C”)`
これで、各商品の売上合計が表示されます。
注意点とコツ
QUERY関数を使う際の注意点とコツを紹介します。
- 列名は英語で指定
列名は「A」「B」「C」などの英語で指定します。日本語の列名を使う場合は、シングルクォーテーションで囲む必要があります。 - 文字列はシングルクォーテーションで囲む
文字列を条件に使う場合は、シングルクォーテーションで囲みます。例`WHERE C = ‘商品A’` - 関数の組み合わせ
QUERY関数は他の関数と組み合わせて使うことができます。例えば、IMPORTRANGE関数と組み合わせて、別のシートやファイルからデータを取得することができます。
よくある質問や疑問
Q1: QUERY関数で日付を条件にする場合、どのように記述すればよいですか?
:F10の範囲で、D列が日付データの場合、例えば「2025年6月1日以降」のデータを抽出するには、以下のように記述します。
=QUERY(F10, "SELECT A, B, D WHERE D >= date '2025-06-01'")
日付は`date ‘YYYY-MM-DD’`の形式で指定します。
Q2: QUERY関数で複数の条件を指定するにはどうすればよいですか?
複数の条件を指定するには、`AND`や`OR`を使います。
例C列が「商品A」で、E列が100以上のデータを抽出する場合
=QUERY(F10, "SELECT A, C, E WHERE C = '商品A' AND E >= 100")
Q3: QUERY関数で列の順番を変更するにはどうすればよいですか?
`SELECT`句で列の順番を指定することで、表示順を変更できます。
例A列、C列、E列の順に表示する場合
=QUERY(F10, "SELECT A, C, E")
まとめ
QUERY関数は、Googleスプレッドシートでデータを効率的に操作するための強力なツールです。基本的な使い方をマスターすれば、さまざまなデータ処理が可能になります。最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ使い方を覚えていきましょう。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。




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