Wordのパスワード解除とVBA活用法：初心者でもできる方法

パソコンを使っていると、Word文書にパスワードをかけることがありますよね。でも、うっかりそのパスワードを忘れてしまった経験、ありませんか？そんなときでも安心してください。今回は、初心者の方でもできる、Wordのパスワードを解除する方法と、VBA（Visual Basic for Applications）を使った便利な活用法をご紹介します。

Wordのパスワードを解除する方法
VBAを使ってWordを便利に活用する方法
1. 定型文の挿入
2. 文書の自動整理
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まとめ

Wordのパスワードを解除する方法

Wordのイメージ

まずは、Word文書のパスワードを解除する方法から見ていきましょう。

専用ツールを使う方法

専用のソフトウェアを使うと、簡単にパスワードを解除できます。例えば、「PassFab for Word」などのツールがあります。これらのツールは、パスワードの解析を自動で行ってくれるので、手間がかかりません。

VBAコードを使う方法

少し高度な方法ですが、VBAコードを使ってパスワードを解除することも可能です。例えば、以下のようなコードを使います。

vba

Sub test()

    Dim i As Long

    i = 0

    Dim FileName As String

    Application.FileDialog(msoFileDialogOpen).Show

    FileName = Application.FileDialog(msoFileDialogOpen).SelectedItems(1)

    ScreenUpdating = False

    Line2:

        On Error GoTo Line1

        Documents.Open FileName, , True, , i & ""

        MsgBox "Password is " & i

        Application.ScreenUpdating = True

        Exit Sub

    Line1:

        i = i + 1

        Resume Line2

    ScreenUpdating = True

End Sub

このコードは、指定した範囲の数字を順番に試して、パスワードを解除しようとするものです。ただし、パスワードの桁数や複雑さによっては、解除に時間がかかることがあります。

オンラインツールを使う方法

インターネット上には、Wordのパスワードを解除できるオンラインツールもあります。例えば、「LostMyPass」や「Password Online」などがあります。これらのツールは、ファイルをアップロードするだけで解析を試みてくれますが、セキュリティ面での注意が必要です。

VBAを使ってWordを便利に活用する方法

次に、VBAを使ってWordをもっと便利に活用する方法をご紹介します。

定型文の挿入

よく使う定型文や署名などをVBAで登録しておくと、ボタン一つで簡単に挿入できます。例えば、以下のようなコードで定型文を挿入できます。

vba

Sub InsertSignature()

    Selection.TypeText "山田太郎"

    Selection.TypeParagraph

    Selection.TypeText "株式会社○○"

End Sub

このコードを実行すると、「山田太郎株式会社○○」という定型文がカーソル位置に挿入されます。

文書の自動整理

大量の文書を整理する際、VBAを使って自動でファイル名を変更したり、特定のフォルダに移動したりすることができます。例えば、以下のようなコードでファイル名を変更できます。

vba

Sub RenameFile()

    Dim NewName As String

    NewName = "新しいファイル名"

    Name ActiveDocument.FullName As "C:\Documents\" & NewName & ".docx"

End Sub

このコードを実行すると、現在開いている文書のファイル名が「新しいファイル名」に変更されます。