パソコンの電源設定をコマンドで変更できると、バッテリーの持ちを良くしたり、パフォーマンスを向上させたりすることができます。特に、パソコンの操作にあまり慣れていない方でも、簡単に実行できる方法をご紹介します。
Powercfgコマンドとは?
Powercfg(パワーシーエフジー)コマンドは、Windowsに標準で搭載されている電源管理ツールです。これを使うことで、電源プランの変更やスリープ設定の調整、バッテリーの状態確認などが可能になります。
Powercfgコマンドの基本的な使い方
まずは、Powercfgコマンドを使って、現在の電源プランを確認してみましょう。
- 「スタート」ボタンを右クリックし、「Windows Terminal(管理者)」を選択します。
- 以下のコマンドを入力して、Enterキーを押します。
- 実行すると、現在の電源プランの一覧が表示されます。アクティブなプランには「*」が付いています。
powercfg /list
電源プランを変更する方法
次に、電源プランを変更する方法をご紹介します。
- 先ほどの手順で表示された電源プランの中から、変更したいプランのGUID(長い文字列)をコピーします。
- 以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
- 「GUID」の部分を、先ほどコピーしたGUIDに置き換えて実行します。
- 再度「powercfg /list」コマンドを実行すると、アクティブなプランが変更されていることが確認できます。
powercfg /setactive GUID
バッテリーの状態を確認する方法
バッテリーの状態を確認するには、以下の手順を実行します。
- 「Windows Terminal(管理者)」を開きます。
- 以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
- 実行後、指定された場所に「battery-report.html」というファイルが生成されます。
- そのファイルをブラウザで開くと、バッテリーの詳細な情報が確認できます。
powercfg /batteryreport
よくある質問
PowercfgコマンドはどのWindowsバージョンでも使えますか?
はい、PowercfgコマンドはWindows XP以降のすべてのバージョンで使用可能です。
電源プランを変更すると、どのような影響がありますか?
電源プランを変更すると、パソコンの動作速度やバッテリーの持ち時間が変わります。例えば、「高パフォーマンス」に設定すると、パソコンの動作が速くなりますが、バッテリーの消耗が早くなります。
コマンドを実行する際に注意すべき点はありますか?
コマンドを実行する際は、必ず「管理者として実行」を選択してください。また、コマンドの入力ミスを避けるため、コピー&ペーストで入力することをおすすめします。
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まとめ
Powercfgコマンドを使うことで、パソコンの電源設定を簡単に変更することができます。これにより、バッテリーの持ちを良くしたり、パフォーマンスを向上させたりすることが可能です。ぜひ、日常的に活用してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。





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