Excelを使っていて、「この数値を〇の倍数に合わせたい」「端数を切り上げてキリよくしたい」と思ったことはありませんか?そんなときに便利なのが、Excelの「CEILING(天井)」関数と「MROUND(丸め)」関数です。今回は、これらの関数を初心者にもわかりやすく解説します。
CEILING関数とは?
CEILING関数の基本
CEILING関数は、指定した数値を指定した基準値の倍数に切り上げる関数です。例えば、数値が「7.3」で、基準値が「5」の場合、結果は「10」になります。これは、7.3を5の倍数で切り上げた最も近い数値だからです。
CEILING関数の使い方
CEILING関数の書式は以下の通りです
=CEILING(数値, 基準値)
例えば、セルに「7.3」、セルB1に「5」と入力されている場合、セルC1に以下の数式を入力します
=CEILING(, B1)
これで、C1セルに「10」と表示されます。
注意点
* 数値と基準値の符号が異なる場合、エラー「#NUM!」が返されます。
* 基準値は0より大きい必要があります。
MROUND関数とは?
MROUND関数の基本
MROUND関数は、指定した数値を指定した倍数に最も近い数値に丸める関数です。例えば、数値が「7.3」で、倍数が「5」の場合、結果は「5」となります。これは、7.3を5の倍数に丸めた最も近い数値だからです。
MROUND関数の使い方
MROUND関数の書式は以下の通りです
=MROUND(数値, 倍数)
例えば、セルに「7.3」、セルB1に「5」と入力されている場合、セルC1に以下の数式を入力します
=MROUND(, B1)
これで、C1セルに「5」と表示されます。
注意点
* 数値と倍数の符号が異なる場合、エラー「#NUM!」が返されます。
* 数値と倍数は同じ符号である必要があります。
実生活での活用例
これらの関数は、日常のさまざまな場面で役立ちます。例えば
- 価格設定商品の価格を5円単位や10円単位に丸めて、消費者にとってわかりやすくする。
- 時間管理会議の時間を15分単位や30分単位に切り上げて、スケジュールを調整する。
- 在庫管理発注数を10個単位や100個単位に丸めて、在庫の管理を効率化する。
よくある質問や疑問
Q1: CEILING関数とMROUND関数の違いは何ですか?
CEILING関数は指定した倍数に切り上げるのに対し、MROUND関数は最も近い倍数に丸めます。例えば、数値が「7.3」で倍数が「5」の場合、CEILING関数は「10」に切り上げますが、MROUND関数は「5」に丸めます。
Q2: 負の数を扱う場合、注意すべき点はありますか?
はい、負の数を扱う場合、CEILING関数は0に向かって切り上げ、MROUND関数は最も近い倍数に丸めます。例えば、数値が「-7.3」で倍数が「5」の場合、CEILING関数は「-5」に切り上げますが、MROUND関数は「-10」に丸めます。
Q3: これらの関数はどのような場面で特に役立ちますか?
価格設定や時間管理、在庫管理など、数値を特定の単位で調整したい場面で特に役立ちます。例えば、商品の価格を5円単位や10円単位に丸めることで、消費者にとってわかりやすくなります。
まとめ
ExcelのCEILING関数とMROUND関数は、数値を指定した倍数に切り上げたり、最も近い倍数に丸めたりする際に非常に便利です。これらの関数を活用することで、日常のさまざまな場面で効率的に作業を進めることができます。
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