Wordで文書を作成していると、「この部分だけ大きく表示したい」「印刷プレビューを見ながら編集したい」など、表示方法を変えたくなる場面が多いですよね。そんなときに活躍するのが、Word VBA(Visual Basic for Applications)です。VBAを使えば、マウス操作だけではできない細かな表示設定も自動化できます。
今回は、初心者の方でもわかりやすいように、Word VBAを使って文書の表示設定を変更する方法を、実際のコード例とともにご紹介します。
Word VBAでできる表示設定の変更例
Word VBAを使うと、以下のような表示設定を変更できます
- 表示倍率の変更文書の拡大・縮小を自動で調整できます。
- 印刷プレビューの表示印刷前に文書のレイアウトを確認できます。
- アウトラインビューの切り替え文書構造を階層的に表示できます。
- 隠し文字の表示/非表示編集時に見えない文字を表示・非表示にできます。
実際のコード例表示倍率を120%に設定する
VBAを使って表示倍率を変更するには、以下のコードを使用します
Sub SetZoomLevel()
ActiveDocument.ActiveWindow.View.Zoom.Percentage = 120
End Sub
このコードを実行すると、文書の表示倍率が120%に設定され、文字が大きく表示されます。特に細かい文字が多い文書で、文字を見やすくしたいときに便利です。
印刷プレビューを表示するコード例
文書の印刷前にレイアウトを確認したい場合、以下のコードを使用します
Sub ShowPrintPreview()
ActiveDocument.ActiveWindow.View.Type = wdPrintPreview
End Sub
このコードを実行すると、文書が印刷プレビュー表示に切り替わり、実際に印刷されるレイアウトを確認できます。
アウトラインビューに切り替えるコード例
文書の構造を階層的に確認したい場合、以下のコードを使用します
Sub SwitchToOutlineView()
ActiveDocument.ActiveWindow.View.Type = wdOutlineView
End Sub
このコードを実行すると、文書がアウトラインビューに切り替わり、見出しごとの階層構造が表示されます。長文の文書を編集する際に、構造を把握しやすくなります。
隠し文字を表示するコード例
編集時に見えない文字(スペースやタブなど)を表示したい場合、以下のコードを使用します
Sub ShowHiddenCharacters()
ActiveDocument.ActiveWindow.View.ShowAll = True
End Sub
このコードを実行すると、隠し文字が表示され、文書のレイアウトや構造を詳細に確認できます。
よくある質問や疑問
Q1: VBAを使うにはどうすればいいですか?
VBAを使用するには、まずWordで「開発」タブを表示する必要があります。表示方法は以下の通りです
- Wordを開き、タブをクリックします。
- をクリックし、を選択します。
- 右側のリストからにチェックを入れ、をクリックします。
これで「開発」タブが表示され、VBAエディタを開くことができます。
Q2: VBAのコードはどこに書けばいいですか?
VBAのコードは、VBAエディタ内の「標準モジュール」に書きます。モジュールを追加するには、VBAエディタで→を選択してください。
Q3: マクロのセキュリティ設定はどうすればいいですか?
マクロを実行するには、セキュリティ設定を変更する必要があります。設定方法は以下の通りです
- Wordを開き、タブをクリックします。
- をクリックします。
- で「すべてのマクロを有効にする」を選択し、をクリックします。
ただし、セキュリティ上の理由から、信頼できるマクロのみを有効にするようにしてください。
まとめ
Word VBAを使うと、文書の表示設定を自在にカスタマイズできます。初心者の方でも、紹介したコードを実行することで、表示倍率の変更や印刷プレビューの表示など、便利な機能を活用できます。ぜひ、VBAを使って自分の作業環境を快適に整えてみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



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