動画を編集してYouTubeにアップロードしたのに、再生してみると画質が悪くなってしまった…。そんな経験はありませんか?実は、これはYouTube側で行われる「再エンコード」が原因で、元の画質が損なわれてしまうことがあるんです。今回は、再エンコードによる画質低下の原因と、それを防ぐための対策を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
再エンコードとは?
まず、再エンコードとは何かを簡単に説明します。動画をYouTubeにアップロードすると、YouTube側でその動画を再度処理(エンコード)して、さまざまなデバイスやネットワーク環境に最適な形式に変換します。この処理によって、動画のファイルサイズが小さくなり、再生がスムーズになりますが、同時に画質が低下することがあります。
再エンコードによる画質低下の原因
再エンコードによる画質低下の主な原因は以下の通りです
- コーデックの違いYouTubeでは、動画の解像度やフレームレートに応じて、異なるコーデック(圧縮方式)が使用されます。例えば、1080p以下の動画は「avc1」、1440p以上の動画は「vp9」などが使用されます。これらのコーデックによって、同じ解像度でも画質に差が出ることがあります。
- ビットレートの低下再エンコードにより、元の動画のビットレート(1秒間に転送されるデータ量)が低下することがあります。ビットレートが低いと、画質が悪くなる原因となります。
- 解像度の変更YouTubeが自動的に解像度を変更することがあります。例えば、元の動画が4Kであっても、再エンコード後に1080pに変更されることがあります。
画質低下を防ぐための対策
では、再エンコードによる画質低下を防ぐためにはどうすればよいのでしょうか?以下の対策を試してみてください
高解像度でアップロードする
YouTubeは高解像度の動画を優先的に高画質で再エンコードします。例えば、1080pの動画をアップロードするよりも、1440pや4Kの動画をアップロードする方が、再エンコード後の画質が良くなる可能性があります。
YouTube推奨のエンコード設定を使用する
YouTubeが推奨するエンコード設定を使用することで、再エンコードによる画質低下を最小限に抑えることができます。具体的には、以下の設定が推奨されています
- コンテナ形式MP4
- 動画コーデックH.264
- 音声コーデックAAC-LC
- ビットレート1080pの場合、8~15 Mbps、4Kの場合、35~85 Mbps
- フレームレート24、25、30、48、50、60 fps
再エンコードを避けるための書き出し設定
動画編集ソフトで動画を書き出す際、再エンコードを避けるためには、以下の設定を確認してください
- 書き出し形式MP4(拡張子は.mp4)
- コーデックH.264
- 音声コーデックAAC-LC
- 解像度できるだけ高解像度(例えば、1440pや4K)で書き出す
- ビットレートYouTube推奨のビットレートを参考に設定する
アップロード後の処理を待つ
動画をアップロードした直後は、YouTube側で高画質版の処理が行われていない場合があります。高画質版の処理が完了するまで数時間かかることがあるため、しばらく待ってから再度確認してみてください。
よくある質問や疑問
Q1: 動画を1440pや4Kでアップロードしても、再エンコードで画質が悪くなるのでは?
はい、再エンコードによって画質が低下する可能性はあります。しかし、高解像度でアップロードすることで、YouTube側が高画質なコーデック(例えば、vp9)で再エンコードする可能性が高くなり、結果として画質が良くなることがあります。
Q2: スマホで撮影した動画でも、これらの対策は有効ですか?
はい、スマホで撮影した動画でも、これらの対策は有効です。ただし、スマホのカメラ性能や設定によっては、解像度やビットレートが制限されることがありますので、可能な限り高画質で撮影し、編集時に適切な設定を行ってください。
Q3: YouTubeの推奨設定を守っても、画質が悪くなることがあります。なぜですか?
推奨設定を守っても、再エンコードによる画質低下を完全に防ぐことは難しい場合があります。これは、YouTube側の再エンコード処理や、視聴者のインターネット環境、デバイスの性能など、さまざまな要因が影響するためです。
まとめ
YouTubeに動画をアップロードする際、再エンコードによる画質低下を最小限に抑えるためには、高解像度でのアップロードや、YouTube推奨のエンコード設定を使用することが重要です。また、アップロード後の処理を待つことも大切です。これらの対策を講じることで、より高画質な動画を視聴者に届けることができます。
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